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海舟の中で資産設計を ver2.0
2008年10月、リーマンショックのさなかからインデックスファンド中心の資産運用開始。以来7年、現在の運用資産残高1000万余(預金等含まず)。投資関係中心に語ります
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Author:安房
2008年10月、リーマンショックのさなかからインデックスファンド中心の資産運用開始。
以来7年、現在の運用資産残高1000万余(預金等含まず)。
投資関係中心に語ります

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UBS (4)
ESG (2)

儲かったようにしか見えないが実態は損である、ある意味一番始末に負えない展開。「何と比べるべきか」をちゃんと認識しよう
過去の記事にて紹介した「高金利」外貨定期預金につき、後日談が出ています。
【後日談】年利4%ドル定期預金の結末は? (ごきげん手帖)

前回の試算では為替を預入時も満期時も105円で一定としていたところ、円ベースでは損失が出てしまうという誠に喜ばしからぬ予想が立ってしまったところでしたが、豈に図らんや、実際には110円程度まで円安進行。
結果、300万円スタートで成果は28,587.66ドル(=9,529.22×3)、1ドル(110-1)円として3,116,055円という結末になりました。

損失を回避するどころか、僅か2ヶ月にして元本に対し3.87%もの利益を叩き出すとは、結果だけを見れば目を瞠る成果であり、誠に御同慶の至りです。
そう、結果だけを見れば。

この結果に接した当のご本人は、
定期預金とはいえ為替手数料で資産が目減りする可能性がある事を伝えた時は、

「もう絶対やらない!」

と言っていた知人ですが、嬉しそうに

「かなり利子がついたよ!」

と言っていた
という調子で、どうやら、この運用は利益を生んだ有利な運用だとの認識のようです。

しかし、実態を検証すると、明らかに損失を出している不利な運用であるということを正しく理解しなければなりません。

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やたら高コスト | トラックバック:0 | コメント:0
[ 2018/05/29(火) 19:20 ]
[ 最終更新:2018/05/29(火) 19:20 ]

未だに横行している「見た目だけ有利な利率の定期預金」。コストに目を向けて不利さに気づきましょう
インデックス投資家仲間のユーリさんが、『高金利』の外貨定期預金について記事にされています。
しばらく前にツイッターで紹介された商品で、その時に私が反応して説明したことを纏めていただいています。

年利4%のドル定期預金に乗せられた話 (ごきげん手帖)

ユーリさんの知人の方が勧誘された商品で、年利4.0%という表示が実にまぶしく感じられます。
チラシをよく見ると、「4.0%」というところにマーカーで丸が付けてあり、よほど熱心に利率の『有利』さを強調して勧誘されたのであろうことが推察されます。

正直言って、「まだあったんかいこんなもん」と、いっそ感動さえ覚えるような商品です。

もとより、4%というのはあくまで年率でして、この商品は2ヶ月定期ですから実際に貰えるのはその6分の1、さらにそこから源泉税を引いたものだけ。
実際に損益を計算してみると、記事中に示されているように、為替変動しない状態では結構な損失になってしまうありさまです。
短い期間で得られる僅かな利息が、為替手数料を補填するのにさえ足りていないためにこのような結果になります。
件の商品の場合、外貨預金と同時に円預金にも年率1.0%という有利な利率で預金できますから、それを利用すれば少しはましになります。
ただし、円預金も2ヶ月物である上に、外貨預金と同額以下しか預けられないという条件付きです。
今、ドル預金に100万円預けると、満期には8961円の損失という結論が出ています(チラシによると本来は3万ドル以上=300万円超の預金が必要ですが、そこは気にしないことにします)。
そこで円預金に最大限すなわち100万円預けるとして、得られる利息は100万円×1.0%×2÷12×0.8=1333円に過ぎません。
こういうのを「焼け石に水」といいます。

為替手数料と利息の比較は、下記のツイートのように簡便に計算ができるので、それさえ試してみれば(詳細な受取額の計算をしなくても)たちどころに実際には不利な商品である事が分かるかと思います。



今回は米ドルと豪ドルですから表示が4%程度でしたが、これがランドだとかトルコリラなどといった通貨になってくると、1ヶ月もので10%を超えるような利率(年利)が出てくることがあります。
しかし、そんな利率であっても、1ヶ月では受け取れるのは1%程度に過ぎないのに対し、そのような通貨では為替手数料が(優遇があったとしても)1%を大きく超えるのが通例であるため、トータルでは損失になったりします。

特に難しい計算ではないはずですから、コストについてちょっと頭を巡らせるだけで損失を回避できることがよく分かる事例であると同時に、それでもいつまでも横行しているところを見ますと、銀行にとって実においしい商売である(引っ掛かる鴨が恒常的に多数いる)であろうことが推察されます。


ユーリさんのように、不自然に有利そうな広告をきちんと怪しみ、損得を試算したり商品の特性・仕掛けを分析したりして正確な理解を得ようと試みる姿勢を持ちたいものです。

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やたら高コスト | トラックバック:0 | コメント:0
[ 2018/04/05(木) 01:23 ]
[ 最終更新:2018/04/05(木) 01:23 ]

まだ旧世代のファンドで消耗してるの?
2016年はスマートベータの発展が著しい年ですが、一方で通常のインデックスファンドの競争もとどまるところを知りません。

昨年末から今年初めにかけてたわらノーロードシリーズが現れ、夏にはiFreeシリーズが現れ、さすがにこの辺で……と思ったら、ニッセイが<購入・換金手数料なし>シリーズの信託報酬を再度引き下げるという報道が出てきています。
 ニッセイアセットが今回DC用に提供した日本株投信の信託報酬は「購入・換金手数料なし」シリーズを下回っている。大和への対抗上、DC向けの次は「購入・換金シリーズ」も引き下げてくるのではと臆測が広がった。

 結果的にこれは正しそうだ。複数の投信販売会社の幹部は「ニッセイアセットは近く、購入・換金手数料なしシリーズの投信8本全部を、同じ資産クラスのiFreeをよりに引き下げると聞いている」と口をそろえる。

 個人型DCと一般の投信がお互いに影響を与えあいながら、低コスト化がさらに加速する形。個人投資家にとっては、自分の知識と判断次第で低コスト化の恩恵を大きく受けられる環境になっている。
  個人型DCに割安投信続々、数百万円お得も (日本経済新聞)


このような競争の結果、いまや新興国(株式・リート)を別にすればETFを使わなくても0.2%台の信託報酬で投資できるようになってきています。

私が投資を始めた2008年頃は、確か国内株式で0.5%あまり、先進国株式で0.6%とか0.7%とかだったと思いますから、まさに隔世の感です。


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やたら高コスト | トラックバック:0 | コメント:0
[ 2016/10/19(水) 00:49 ]
[ 最終更新:2018/02/11(日) 18:05 ]

売りやすくて利益になりやすい商品を手に入れるためには? 自分で運用会社を作ればいい!(名案)
銀行業界の中で、自前で投資信託運用会社を立ち上げる動きが加速しているようです。
「都民・八千代銀」も合流 横浜銀の運用会社に出資 (日経新聞)

記事によりますと、東京都民銀行と八千代銀行の持株会社が、スカイオーシャン・アセットマネジメントに出資するそうです。
 東京TYはスカイオーシャンが運用する国内外の株式や不動産投資信託(REIT)などに分散投資する投信を傘下2行で販売する。営業ノウハウなどを共有し単独では難しかった資産運用ビジネスの強化につなげる。
 スカイオーシャンは約220億円の運用残高を抱え、残高に応じた管理手数料(信託報酬)が収益源になる。横浜銀などは東京TYの合流で販路が広がり手数料収入が拡大する効果を期待する。

スカイオーシャンは、横浜銀行と三井住友信託銀行が設立した会社で、その後京都銀行と群馬銀行も参加しているようです。

「営業ノウハウを共有」「資産運用ビジネスの強化」などなど、なんとなくもっともらしいような地雷めいているようなワードが並んでいますが、実態は(案の定というべきか)お寒いもののように見えます。

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やたら高コスト | トラックバック:0 | コメント:0
[ 2016/08/15(月) 00:31 ]
[ 最終更新:2018/02/11(日) 18:03 ]

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