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Author:安房
2008年10月、リーマンショックのさなかからインデックスファンド中心の資産運用開始。 以来7年、現在の運用資産残高1000万余(預金等含まず)。 投資関係中心に語ります
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保険の棚卸に良いタイミング、年末調整 |
そろそろ確定申告・年末調整に向けて、年金保険や民間保険の控除証明書が届き始める時期になってきました。 私の家にも地震保険や生命保険の証明書が届いてきていますし、SBI証券のDCの掛金払込証明書は10月27日に発送すると公式サイト(ログイン後)にアナウンスがされています。
これを使って年末調整の還付金を確保したり、確定申告で納付額が減少したりするわけですが、特に対象となる支払が多い向きほど、単に漫然と申告書に添付するのではなく、トータルでの効果を棚卸ししてみるのに良いタイミングです。 もう10月・11月という時期ですから、年間の所得の見込み、適用税率の見込みもある程度見えてきます。 控除証明書に記載された保険料を並べて、幾ら払って幾ら節税になっているのか、この機会に計算してみるとよいのではないでしょうか。 そして、それに対してどのような保障があるのかも見直してみることで、コストに見合った保険の構成が出来ているのかどうか、無駄・過剰な保険が嵩んでいるのかを検証することができるはずです。
社会保険料控除や小規模企業共済控除の枠に入る、国民年金保険料やDC掛金、厚生年金基金の従業員拠出などは、全額が所得控除になりますから、節税効果としては大きい金額を算出することができます。 それに対し、生命保険料控除の枠に入る保険料は、「節税対策にもなります」という点をセールストークとして強調する点もある割に、控除の上限がかなり厳しく決まっていますから、支払額に対して税効果はかなり小さくなる場合も多いでしょう。 それに対して、得られる保障はどういうものなのか。例えば個人年金や学資保険のような還元率の低いといわれる商品は、この程度の税効果や保険会社の信用リスクなどを鑑みて十分なのか。変額保険や外貨建て保険が、高コストを鑑みたときにこのような税効果で十分なのか。
もとより、必要な保障は各家計によって様々であり、具体的なリアクションがそれぞれ異なることはあるでしょうが、自分の加入している保険の類が一堂に会する貴重な機会です。資産管理の一歩として、必要十分な保障になっているか自問自答する機会として活用したいところです。
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保険
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[ 2016/10/23(日) 19:05 ]
[ 最終更新:2016/10/23(日) 19:06 ]
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保険の基礎を説く国営放送の良番組 |
NHK Eテレで放送される「オイコノミア」の9月28日放送回にて、保険の話がテーマとなっていました。 オイコノミア「ホントに必要?保険の経済学」
芸人の又吉直樹氏とゲストでミュージシャンのROLLY氏に、保険の基礎を解説しています。
・不安に思っていることに対して経済的に備えるのが保険 ・「貯金は三角、保険は四角」という言葉 ・保険料は平均値を元に決められているので、保険に入ってほしくない人(リスクの高い人)にとっては割安、保険に入ってほしい人(リスクの低い人)にとっては割高。高リスクの人だけが入ることにもなりかねない問題がある(逆選択) ・逆選択を回避するためにスクリーニングがある ・保険に加入したことで、リスク発生の回避行動が疎かになることがある(モラルハザード) →給付制限などによる対策 内容はこんなところで、まず保険の基礎中の基礎としてオーソドックスなところを押さえてきている感じです。
番組中に、又吉氏のための保険プランを考えるということで、ライフネット生命の出口治明氏が登場していましたが、ここでもきちんとつぼを押さえた指摘がなされています。 まず、又吉氏のように家族がいない場合は、死亡保障はなくてもいいと指摘して生命保険をカット。 そして、医療保障についても「高額療養費制度により負担が抑えられる」ことを説明して、医療保険もカットしてしまっています。 保険会社の社長がテレビ番組に出てきて、自社の商品を「あなたのような場合にはこれこれの理由でこれは要らない、これも要らない」と切り捨てていくのです。保険について知見が多くなかった人にとってはなかなかに衝撃的かもしれませんが、それだけに(理由も真っ当なものがついていますし)納得させられるのではないでしょうか。
国営放送でこういった保険の原理や取捨選択(特に「捨」とその理由)について解説するのは、リテラシーを高める意味で意義のあることだと思います。 特に、社会保険制度(健康保険の高額療養費)との連関を指摘している点は重要です。民間媒体では困難であろうという点、社会保険の存在価値を啓蒙する点、これら両点に鑑みて、国営放送で触れたのは意義あることでしょう。 また、ROLLY氏の普段からやたら色んなことを不安がって苛まれているという習性がフューチャーされていましたが、ここにも「何でもかんでもリスクと見て保険で備えてたらきりが無いから割り切りも重要だよ」という暗喩が見える……と考えるのは穿ちすぎでしょうか(^^;
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保険
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[ 2016/09/29(木) 01:34 ]
[ 最終更新:2016/09/29(木) 09:46 ]
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