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Author:安房
2008年10月、リーマンショックのさなかからインデックスファンド中心の資産運用開始。 以来7年、現在の運用資産残高1000万余(預金等含まず)。 投資関係中心に語ります
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セゾン投信が楽天証券の個人型DCに参加するそうだが…セゾンのフィールドはそこでいいのか |
楽天証券の個人型確定拠出年金にセゾン投信のファンドがラインナップされるとの報道があり、話題になっているようです。 楽天証券が個人型DCでセゾン投信と組む理由 (東洋経済オンライン)
東洋経済によりますと、
そして、楽天証券の個人型DCにおける注目点は、セゾン投信が設定・運用している2本のファンド、「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」と「セゾン資産形成の達人ファンド」を選べることだ。 ということで、既にセゾン投信が直販で販売している2ファンドと同じものに投資できるようです。
今まで「分散投資が1本で実現する」「コストが低い」ということで人気のあった直販ファンドがDCでも買えるようになるということで、界隈は沸き立っているようです。 ただ、実際問題これがどこまで歓迎するに足る話なのかというと、さほどのものではないという気がします。 楽天証券でDCを始めようと考えている方々は、あえてその中でこのファンドを買う必要性があるのかどうか。
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独立系
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[ 2016/09/08(木) 03:36 ]
[ 最終更新:2016/09/08(木) 03:36 ]
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「いい会社」への投資かもしれないが「いい投資」たりえているのか |
鎌倉投信は、「結い2101」という投資信託を運用する独立系運用会社です。 このファンドは、
これからの社会にほんとうに必要とされる会社、 皆さまがファンとなって応援したくなるようないい会社に投資する投資信託です。 と標榜しており、投資により利益のみならず社会貢献をも求めるものであるとして高評価する声もあるようです。 投資先としては目論見書では地域限定はされていないものの現段階では全て国内企業となっています。 信託報酬は年1.08%(消費税込)です。
ところで、このファンドの運用につき、最近疑問を呈されている部分があります。 このファンドは基本的には(このファンドの独自の判断により認められた)「いい会社」の株式を購入するのですが、場合によっては社債を購入することがあります。 そして、その社債は、最近組入れられた銘柄では年利率1.0%など、信託報酬を下回るものが現れているようです。 国債や大手企業(電力会社や銀行など)の社債であれば市場で売買できるので利息収入以外に売却益を獲得する可能性もありますが、このファンドの購入する社債は中小企業の社債であり市場売買がそこまで活発とは考え難く、実質的に利息が唯一の収益源と言ってよさそうです。 従って、信託報酬を差し引いた結果、この部分では必ず損失が出ることになります。
このような運用実態について、運用報告会において直接疑問を呈する方も出てきているようです。
質疑の時間は無かったのですが、終了後、新井さんに、マザーハウスの社債の利率は1%で、鎌倉投信の信託報酬より下回っているのでは?と質問しました。新井さんはマザーハウスが非上場だが成長している会社だとしたうえで(1)リスクを抑えられる(2)マザーハウスでなく一般論だが、社債購入は、長期でのおつきあいで成長したときに株式に転換することもあるなどメリットがあるとのこと。鎌倉投信は全体として4%(コスト入れると5%)のリターンが目標で、その目標は十分達成していけるとの見通しを示しました。 鎌倉投信の運用報告会に行った (夢見る父さんのコツコツ投資日記)
時間の関係で質疑応答の時間は設けられていませんでした.しかしながら個別に質問する時間はあったので、いくつか質問させて頂きました. 04月30日のオフ会でも話題になった話をいくつか質問させて頂きました. やはり、新規の社債投資の話でしょうか
Q.マザーハウスの社債の利率は1%、これだと信託報酬より下回っているのではないか?今現在、公開されている情報だけでは投資したことに対して哲学としては賛同が得らえても、金融商品としては理解を得られないのではないか?
A.結い2101全体としてリスクを10%以内、リターンを信託報酬抜きで5%(信託報酬を差し引くと4%)が目標として考えている. 非上場の銘柄への投資は、キャッシュ部分の有効活用という面で社債投資を行っている.現在のマイナス金利水準であれば社債から受け取る金利でマイナス金利によるコスト負担増分は相殺できる.株式転換特約などもない. 鎌倉投信の運用報告会に参加してきました. (4+4=6でもない。8はパーなのだ。)
このような具合で、流動性や安全性を犠牲にしてまで購入する合理的な理由付けが示されることもなく、質問と噛み合った回答が得られていないようです。 (現金で持っているよりは利息分だけコストを相殺することができるとは言っても、コストを完全に賄えてもいないということは変わりないばかりか、解約資金にも、さらには今後新たに現れた「いい会社」への投資資金にも事実上充てることができないことになります)
さて、このような運用をしているファンドについてどう考えましょうか。
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独立系
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[ 2016/05/11(水) 03:31 ]
[ 最終更新:2016/05/16(月) 02:42 ]
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マネックスやセゾンやバンガードはどこへ向かおうとしているのか |
マネックス証券とセゾンとバンガードが合弁会社を作るんだそうです。 「マネックス・セゾン・バンガード投資顧問」登場 - ラップ口座に切り込む (吊られた男の投資ブログ) マネックス・セゾン・バンガード投資顧問は良質のラップ口座を提供できるか (アーツ&インベストメントスタディーズ)
セゾンとバンガードの組み合わせとなるとセゾン投信による「セゾン・バンガードグローバルバランスファンド」が真っ先に思い浮かぶところですが、そうではなく今回登場しているセゾンは親会社のクレディセゾンの方のようです。
展開するサービスはラップ口座なんだそうです。 当然、ラップの中身はバンガードのETFまたはミューチュアルファンド(非上場の投信)になるのでしょう。
セゾン投信にしてみれば、たまったものではない話かもしれません。 同じく「セゾン」及び「バンガード」という名を冠し、行うサービスが片やETFを組み入れた低コストバランスファンド、片やラップ口座。 名前が似ていて商品の性格がかなり異なり、一般客の誤認・混同を呼びかねない状況です。 うまい具合に住み分けが形成されつつ、純粋に新規開拓がされるようならいいでしょうが、単に同じ客層を食い合うだけになるようだと、セゾン投信としてみれば「親会社と仕入れ元が何てことをしてくれるの…」とでも言いたくなるようなことになるでしょう。
ただ、問題なのが「運用管理費用」です。こちらはファンドを保有し続けている限りかかるコストです。長期で投資したとき、この負担が大きいか小さい小さいかで収益の差が大きく開いてしまいます。そのため、できるだけ率の低いファンドを選ぶ必要があります。 (中略) そして、運用管理費用が高ければ、それだけよいリターンが期待できるのかと言われれば、答えは「ノー」です。高い運用管理費用は、〝単なる払い損〟になりますから、なるべく低率なファンドを選ぶべきです。 中野晴啓「預金バカ」(2014年8月1日kindle版発行)第4章(kindle位置番号1717付近)>
著書にてこのように述べているとおり、セゾン投信の社長自らがコストの低さの重要性を強調しています。 同じバンガードのファンドという媒体を用い、同じような運用をしていながら仮にコストだけが上がるようだと、このようなセゾン投信の社長の理念に反することになり、親会社としてまた重要なサプライヤーとしての矜持を問われることにもなりかねません。 ラップ口座という形式を取ると、投資先ファンドの信託報酬・諸経費のほか、ラップ自体のサービス料金もかかってくるので一般的には高コストになりやすく、非常に気がかりなところです。
果たしてこの新サービスが存在価値のあるものになるかどうか、コストの点から考えてみると、いくつか分岐点となりうるポイントがありそうです。
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独立系
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[ 2015/12/05(土) 04:28 ]
[ 最終更新:2016/05/16(月) 02:42 ]
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