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Author:安房
2008年10月、リーマンショックのさなかからインデックスファンド中心の資産運用開始。 以来7年、現在の運用資産残高1000万余(預金等含まず)。 投資関係中心に語ります
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楽天証券資産形成フェスティバル |
5月13日に開催された楽天証券資産形成フェスティバルに行ってきました。
楽天証券社長の開会挨拶によると、同社のイベントで「短期目線で相場などを追いかける」のではなく「長期的に資産を積み上げていく『資産形成』の目線」のものは初めてだということです。 そのようなイベントを新たに行うことにしたのは、やはり公的年金などにも一定の限界が出てきている一方で個人型DCやNISA・積立NISAなど長期投資のための制度を整備していることから、今後はそういった制度の利用を避けて通れない。短期的なトレーディングとしてではなく長期的に資産を積み上げていくイメージの資産形成を、もっと生活に根差したものとして定着させる必要がある。そういった問題意識からのイベント企画となったということです。
長期的な資産形成に向けての取り組みをしようという方向性は、そういえば昨年7月の楽ラップのセミナーのときも誰かが言っていました。その手段がラップ口座とはとても賛同できませんし、余計に高コストなIFA経由の商品に至っては論ずるにも値しませんが、方針そのものは支持するに足りると言ってよいかと思います。
今回のイベントでは、個人型DCや積立投資、あるいはマネーフォワードによる資産管理といった長期目線での話が多く含まれており、まず趣旨に沿っている部分が多いと言えそうです。
当日の内容を全部書くときりがありませんので、マネーリテラシーという面で最も印象に残った、芥川賞作家・羽田圭介氏の講演を中心に紹介します。
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楽天証券セミナー
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[ 2017/05/16(火) 03:24 ]
[ 最終更新:2017/09/17(日) 17:00 ]
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楽天証券ETFカンファレンス2016 |
11月5日開催の楽天証券のETFカンファレンス2016に参加してきました。
モーニングスターが同名のイベントを例年12月に開催していますが、それとほぼ同様に、ゲストの講演と運用会社の商品紹介などが行われる形です。
講演の中で、興味深いものを中心に書き留めておきます。
武者リサーチ 武者陵司氏 ・アベノミクスや日銀金融政策につき、世間では右往左往、後退であると評されている(ターゲットが利回りなのか量的な問題なのか何なのか…)が、むしろ金融政策の深化(進化?)だと考える。 ・市場をコントロールするというのは、マーケットが正常に機能している状況であるならすべきではないが、現在はそうではない。正常に機能していないのならコントロールするべきである。 ・90年頃に比べ、株式の益回りにせよ債券利回りにせよ、極端から極端に振れた。資産価値が高すぎる90年頃から、今は適正価値を通り越して値下がりしすぎた状況にある。 ・森金融庁長官は、WSJの取材に対し「世界の金融当局は、日本の過ちを繰り返すな」と言っている。日本の犯した、『バブル予防のための策を強化しすぎるあまり、貸し出しや投資などを行うリスクテイカーがいなくなる』という失敗を犯すなという意味。 ・足元では、下がりすぎた資産価値が半分程度戻ってきている(過去の最大値とそのあとの最下落時との比較)状態にあり、それだけでもかなりの追加的な富(一種の埋蔵金)が生じていると言える。
・ここ20年間、日本は継続的にコスト(長期金利)がリターン(GDP成長率)を上回っている状態にあった。つまり、リスクを取ろうとした者が報われていない。 ・最近、アベノミクスによる金利低下で、コストがリターンを上回るという正常化した状態に定着しつつある。リスクテイカーは報われる方向。これはファンダメンタル的な裏付けも伴っている(常用雇用指数の改善、空室率の低下、賃料の上昇等)
・日本の企業は、価格競争をする分野では敗退している。機械でいえばCPUなど。しかし、例えばセンサー(入力)やアクチュエーター(出力。例えばモーターとか)といったマンマシンインターフェースの分野では日本しか作れないものが多く、こういった分野を主力にしていけばよい。(凋落している分野が多いのに営業利益が落ち込んでいないのは、こういう分野が稼いでいる)
ほか、地政学云々の話もありました(日本の経済が強くなる弱くなるというのは歴史的に地政学とリンクしていて、足元は対中国対策で日本が重視されるから日本の経済にも有利…という話)。この辺は2月のNISAフォーラムでもしてましたが。
例によって、日本経済につき強気な見通しを示す講演です。
日興アセット 今井氏
「日銀のETF買付から学ぶ株式市場とETF投資」という題です。 日銀のETF買いはある意味注目を引くテーマで、内容に期待がかかります。
・日銀によるETF買いが始まった2010年12月15日から2016年9月30日まで、1421取引日のうち日経平均の上昇は752日、下落が669日。上昇日のうち53日、下落日のうち300日に買付が行われている。結果的には、下落の日に買いが来ているイメージ。 ・ただし、ETF買いをしたからといって直接株価を押し上げる効果が出るような買い方はしていないと考える。 ・ETFの買付残高とTOPIXのPBRとを比較してみると、残高が増えてきてもPBRは高くて1.4倍、足元は1.2倍くらい。PBR的には日銀が買っているからといって株価が無闇に高く歪んでいるとまではいえなさそう ・個別銘柄への影響を見るに、日経平均ETF経由での推定保有比率はファーストリテイリングが48%という水準になっているものの、TOPIXETF経由での推定保有比率を見てみると最大の住石ホールディングやガンホーでも1%台と、かなり景色が違う。 ・2010年4月1日からの日経平均及び推定保有比率上位の銘柄(ファーストリテイリング、ミツミ電機、アドバンテスト)を見ても、PBRがそこまで上がっている状況にはない。数字的には株価形成を歪めているというのは当たっていなさそう ・日銀の買付対象ETFには、ETFの中で貸株を実行している(ETFに組み入れられている株式が外部に貸し出されている)ものがある。こうした貸株を通じて、市場での流動性を確保しているという部分もある。
なお、20分という枠でしたので、今井氏の言いたかったことはすべて講演内で言い尽くすことはできないということで、日興AMのETFのコラムのページに11月中に詳細な記事を執筆される予定だそうです。 指数及び個別銘柄の価格形成を歪める・歪めないというのはなかなか意味のあるテーマだと思いますので、詳しい分析は是非期待したいところです。
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楽天証券セミナー
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[ 2016/11/07(月) 02:32 ]
[ 最終更新:2017/09/17(日) 17:00 ]
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意外に興味深い、「楽ラップ」の使い方や今後の方向性の指摘。個人的には利用しませんが話は聞いてきた |
楽天証券の、楽ラップリリース記念セミナーに参加してきました。
いくらよそに比べれば低コストだからといって、運用をコントロールすることもできなければコストも余計に掛かるラップ口座を使う気などははじめから毛頭ありません。 ただ、登壇予定者に竹川美奈子・山崎元の両氏の名前があり、果たして両人がどういう発言をするのか、それが気になったので参加することにしたものです。
会場では、まず楽天証券の社長やら社員やらがなにやら色々話していましたが、要するに、「楽ラップの楽天証券営業上の位置づけ」「楽ラップがいかに優れているか」「分散投資の説明」などといったところに集約されるので詳細は省略します。(今更これといって取り上げるべき情報は特にありません)
また、パネルディスカッション1として中桐啓貴氏と沼田優子氏のディスカッションがありましたが、これも基本的には「楽ラップいいよね、使おう」的なバイアスが明らかですので、さほど取り上げるべきものとも思いません。 ただ、アメリカの実情として、「年金だけでは足りないということで投資をする場合、まず年金の運用を参考にする。入社すると職場に確定拠出年金があって自分で運用したりするので、年金運用の考え方は浸透している」という指摘があり、これに関しては納得のいくところでした。 金額面が物足りないからといって、いきなりリスクを全力で取って(あるいは、取っているという認識自体無いままに)FXやら先物やらの高リスク運用で一攫千金を狙ったり不動産やワインといった変な投資に走ったりするのではなく、方法論そのものは年金の真っ当な手法をベースにする。なかなか地に足が着いているようです。 日本でも今後確定拠出年金の定着に伴ってこうした考え方が浸透していくといいんですが……。
さて、その後で、竹川・山崎・森永卓郎の3氏によるパネルディスカッションです。 ここでの話を、各人ごとに記録しておきたいと思います。 (尚、必ずしも全ての発言が網羅されているわけでもありませんし、正確性も保証しません。ご了承ください)
8月2日付で、山崎氏自身によるレポート・解説がアップされています。 「楽ラップセミナー」でお話ししたラップ運用への評価
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楽天証券セミナー
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[ 2016/07/31(日) 16:42 ]
[ 最終更新:2017/09/17(日) 17:00 ]
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