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Author:安房
2008年10月、リーマンショックのさなかからインデックスファンド中心の資産運用開始。 以来7年、現在の運用資産残高1000万余(預金等含まず)。 投資関係中心に語ります
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保険の基礎を説く国営放送の良番組 |
NHK Eテレで放送される「オイコノミア」の9月28日放送回にて、保険の話がテーマとなっていました。 オイコノミア「ホントに必要?保険の経済学」
芸人の又吉直樹氏とゲストでミュージシャンのROLLY氏に、保険の基礎を解説しています。
・不安に思っていることに対して経済的に備えるのが保険 ・「貯金は三角、保険は四角」という言葉 ・保険料は平均値を元に決められているので、保険に入ってほしくない人(リスクの高い人)にとっては割安、保険に入ってほしい人(リスクの低い人)にとっては割高。高リスクの人だけが入ることにもなりかねない問題がある(逆選択) ・逆選択を回避するためにスクリーニングがある ・保険に加入したことで、リスク発生の回避行動が疎かになることがある(モラルハザード) →給付制限などによる対策 内容はこんなところで、まず保険の基礎中の基礎としてオーソドックスなところを押さえてきている感じです。
番組中に、又吉氏のための保険プランを考えるということで、ライフネット生命の出口治明氏が登場していましたが、ここでもきちんとつぼを押さえた指摘がなされています。 まず、又吉氏のように家族がいない場合は、死亡保障はなくてもいいと指摘して生命保険をカット。 そして、医療保障についても「高額療養費制度により負担が抑えられる」ことを説明して、医療保険もカットしてしまっています。 保険会社の社長がテレビ番組に出てきて、自社の商品を「あなたのような場合にはこれこれの理由でこれは要らない、これも要らない」と切り捨てていくのです。保険について知見が多くなかった人にとってはなかなかに衝撃的かもしれませんが、それだけに(理由も真っ当なものがついていますし)納得させられるのではないでしょうか。
国営放送でこういった保険の原理や取捨選択(特に「捨」とその理由)について解説するのは、リテラシーを高める意味で意義のあることだと思います。 特に、社会保険制度(健康保険の高額療養費)との連関を指摘している点は重要です。民間媒体では困難であろうという点、社会保険の存在価値を啓蒙する点、これら両点に鑑みて、国営放送で触れたのは意義あることでしょう。 また、ROLLY氏の普段からやたら色んなことを不安がって苛まれているという習性がフューチャーされていましたが、ここにも「何でもかんでもリスクと見て保険で備えてたらきりが無いから割り切りも重要だよ」という暗喩が見える……と考えるのは穿ちすぎでしょうか(^^;
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保険
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[ 2016/09/29(木) 01:34 ]
[ 最終更新:2016/09/29(木) 09:46 ]
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公的年金の受給要件緩和。10年というのは意外に見事かも? |
公的年金の受給資格期間を短縮する法案が閣議決定されたそうです。 年金受給資格期間の短縮、法案を閣議決定 (日本経済新聞)
現行制度では保険料納付済み期間と免除期間及び合算対象期間が合わせて25年なければ全く受給できなかったところ、これを10年あれば足りることにするものです。
もとより、受給資格だけが与えられたところで、金額的に十分な老後の保障になるかどうかは別問題です。 支給額は納付した月数に比例するのですから、10年しか納付していない場合には平成28年度の金額でいうと780,100×120÷480195,025円しか支給されません。(10年の中に免除とか合算対象期間があると更に減少します) これでは到底生活を保障するには足りず、無いよりはましという程度にしか過ぎません。 やはり、基本は最低限の受給期間を満たすだけでなく、可能な限り納付を続けるか、せめて免除手続きを行って国庫負担分だけでも貰えるようにしておくべきでしょう。
とはいえ、短期間で受給資格を満たせるというのは加入者にとって悪い話ではありません。 そして、10年というのもよく考えるとなかなかうまい具合の期間です。
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公的年金
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[ 2016/09/27(火) 01:53 ]
[ 最終更新:2017/08/01(火) 23:13 ]
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日経ヴェリタスにデビューしました |
9月18日発行の、日経ヴェリタス9月18日~24日号に私が登場しています(しているはずです)。
このブログ記事を書いているのは16日深夜であるため、当然紙面を見ていないのですが、「資産配分の新潮流」をテーマとする特集記事の中のどこかに出ているはずです。
9月9日に日経新聞社の記者の方からメールフォーム経由で連絡があり、資産配分やスマートベータについて取材したいとのことでした。たわらプラスやひとくふうの記事を書いていたことから目を付けられたようです。 電話取材ということでしたが、事前に頂いた質問項目で口頭だと複雑になりそうなものもあったので(例えばアセットアロケーションなどは多岐にわたりますし)、メールで回答の概略を送っておいたので、電話そのものは割と簡単に済みました(それでも15分か20分くらい掛かりましたが)。
15日に確認用として頂いた原稿要旨(原稿そのものは規則上見せられないそうです)によると、購入しているファンド(資産クラスなのかな、ファンド名まで出てるのかな?)や、投資に関する基本態度、スマートベータに対する考え方などが書かれているはずです。
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日経ヴェリタス
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[ 2016/09/18(日) 08:00 ]
[ 最終更新:2016/09/19(月) 17:48 ]
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高コストでも高パフォーマンスなファンドが…いやいや、そりゃ確かにあるんだろうけど。 |
モーニングスターで、興味深い論考が書かれています。 定説を覆す?!高コストアクティブファンドの快進撃
この記事では、国内株式のアクティブファンド601本を信託報酬水準により4階層に分けた上で、まず10年間のパフォーマンス推移では基本的に信託報酬の低い階層の方が良好となっている傾向があることを示しています。 ところが、それに続いて、
一方で、過去5年間の運用実績があるファンド(367本)の2016年8月末時点の過去5年間のトータルリターン(年率)と信託報酬等の分布を見ると、一概に信託報酬等の低い階層が高いリターンを獲得しているわけではない。 と言い出し、パフォーマンス最上位は信託報酬の高い階層に属するファンドで占められていることを指摘しています。 その上で、リターンの計測期間によるものもあるかと思うが、必ずしも信託報酬等が高いファンドのリターンが低くなることはなかった。つまり、コストのみをファンドの選定基準とするのではなく、今までのパフォーマンスやリスクを確認するなどの投資家自身に合ったファンド選びが必要だ。 と結論付けています。
かような記事を見せられると、「なるほど低コストなインデックスファンドばかりを礼賛するのは間違っていたな、よしモーニングスターのレーティングなんかを活用して丹念に選ばなければ…!」などと思わされてしまいそうですが。
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変な記事
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[ 2016/09/17(土) 00:01 ]
[ 最終更新:2018/02/11(日) 17:50 ]
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札幌まで確定拠出年金のセミナーを聞きに行く横浜人がいるらしい |
去る8月27日、札幌で実施された確定拠出年金のセミナーに参加してきました。 私は横浜居住なのですが、何故わざわざ札幌に…? 単に、北海道旅行を予定していた期間に、偶然大江英樹さんのはじめての確定拠出年金投資の出版記念セミナーが開催されていることが判明したからです。 凄い偶然もあったものです。 大江さんのセミナーには、8月21日にも東京で「マイナス金利でもお金はちゃんと増やせます」出版記念セミナーに参加したばかりですから、1週間のうちに東京と札幌で受講させてもらったことになります。
 大江さんは野村證券在職当時に確定拠出年金の担当部署の初期メンバーとなり、日本で恐らく最も初期の段階から確定拠出年金制度に関わってこられた方だそうです。 しかし、実際あまり確定拠出年金は商売にならず、2013年に出版された自分で年金をつくる最高の方法という本もあまり売れ行きが芳しくなかったため、今回新たな確定拠出年金本を書くよう出版社に薦められた際もあまり乗り気ではなかったとのこと。 ところが、蓋を開けてみると売れ行きが前回とは段違いであるばかりか、日経CNBCのラジオ番組にも(本来短期目線での株式投資を主にする番組で、かなり色が違うはずにも関わらず)呼ばれ、しかもその回の視聴率はかなり高くなるなど、注目度が僅か数年のうちにかなり上がっているようです。 厚生年金基金が廃止方向・制度移行となったり、企業年金も確定拠出になっていくなどの中で、やはり多少なりとも身近な問題になってきたということでしょうか。
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オフィスリベルタス
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[ 2016/09/14(水) 03:22 ]
[ 最終更新:2017/09/17(日) 17:04 ]
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DCプランナー2級試験どうやら合格 |
金融財政事情研究会と日本商工会議所が主催する、DCプランナー2級の試験を受験してきました。
この資格は、「企業年金の総合プランナー」と銘打ったもので、【分野A わが国の年金制度・退職給付制度】【分野B 退職年金制度】【分野C 投資に関する知識】【分野D ライフプランニングとリタイヤメントプランニング】の4分野から成っています。
分野Cと分野Dは、基本的にFP2・3級よりも知識レベルとしてはやや易しいでしょうか(ただ、リスクや相関係数の計算問題があるので、公式を抑えておく必要があります。公式らしい公式は1個だけですし、設問パターンも決まりきっている感じですのであまり厄介ではありません) 分野Aと分野Bの制度論に関しては、FPからの流入ですとFP試験であまり詳しく聞かれる分野ではないので、細かいところまでしっかり抑えておく必要があります。 (とはいっても、よく考えたらFP2級のテキストなどには書かれていた部分も多いのですが…「60代前半の厚生年金の生年月日別の支給開始年齢」とか「在職老齢年金の支給停止の計算」とか) もっとも、分野Bについては実際にDCのユーザーであれば馴染みのある話でもありますから、何とかなりやすいかもしれません。
私もFP試験からの流入組ですから、分野Aに関しては事前段階から結構苦戦していました。(普段は都度調べるスタンスなので、記憶量としてはさほどでもない) 小規模企業共済と中退共と特退共と似たような(しかし加入要件やら支給の種類・方法やらマッチングの可否やらが微妙に異なる)のが並んでいるのなどはどうしてくれようかと(^^; 逆に、社労士あたりからの流入組からすると分野Aは大したことなくて、分野C・Dが懸案になるんでしょうね。
試験時間は150分でしたが、基本的に知識問題ですし計算問題も計算量は大したことがありませんので、60分をいくらか過ぎたところで退室しました。(その段階では退室者は数人程度) 模範解答で自己採点してみたところでは94点が取れていたようで、どうやら無事に合格できたようです(合格は70点)。 今回は個数問題(正しいものが幾つあるか)とか「正しいものを全て挙げているものを選べ」といった問題が例年より多く、若干傾向を変えてきたかという感じもありましたが、一方で対応し切れていないと自覚のあった分野(年金の一元化とか、厚生年金基金からの移行とか…)があまり出題されなかったのが幸いでした。
受験者データによりますと2級の実受験者はこのところ2000人を割り込んでいる状況で、正直言って不人気な資格ではあります。 あまりの不人気ゆえか、年間1回・9月前半の試験実施だというのにその年分の参考書や問題集が6月後半くらいにならないと出ないといったありさまなのも困りました。 しかし、内容自体は老後に向けての制度の理解やマネープランニングの基礎など、極めて有意義なものと思いますし、今後自助努力が強調される制度設計にシフトしていく中では重要性も増してくると思います。
*私が利用した参考書 DCプランナー2級合格対策テキスト〈2016年度版〉 (年金問題研究会) DCプランナー2級合格対策問題集〈2016年度版〉 (年金問題研究会)
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雑記
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[ 2016/09/12(月) 03:32 ]
[ 最終更新:2016/09/12(月) 03:32 ]
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外国株式に関するアンケートとカタログギフトに応募 |
SBI証券にて、カタログギフトが10名に当選するキャンペーンが行われています。 クイズに答えてカタログギフト1万円相当が当たる!
「米国株式を保有しているなら米国○○サービス!」という穴埋め問題に回答することで、カタログギフトが抽選で10名に当たります。 SBI証券での口座の保有の有無を問わず応募可能です。
応募フォームには、「外国株式のサービスやお取引に関して、ご意見ご要望がございましたら、ご自由にお書きください。(最大2000文字) 」という欄があります。 外国株式サービスを名指しで意見要望を募集するあたり、まだ何かサービス向上をしようとしているのかと期待させられます。(もとより、単に形式的に欄を置いてみただけという可能性もありますが…)
せっかくですので、以前のアンケートでも要望したのと同じく、DRIPの導入を要望しておきました。 売買手数料の低下、貸株による保有コストの低下とくれば、あとはDRIPによる投資が出てくるともう海外ETFに隙らしい隙がなくなってきます。 売買手数料0.45%でVTでも買っておいて、マイナスの保有コストで寝かせておいて、配当金も自動再投資で、となれば運用として最強でしょう。
なお、外国株式以外にもSBI証券全体のサービスに対する意見要望を書く欄も別途用意されています。 国内株でも債券でもFXでも、何か要望したいことがある向きは本アンケートへの参加をしてみると良いと思います。
このキャンペーンは9月26日16時まで実施されていますので、応募は忘れずお早めに。
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外国株・ETF
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[ 2016/09/11(日) 15:20 ]
[ 最終更新:2016/09/11(日) 15:20 ]
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