会社員の方々はこの週末(25日金曜日)あたりが年内最終の給料日という人も多いと思います(20日とか15日とかの人もいると思いますが)。 12月の給料といえば年末調整による調整金です。
年末調整では、たいていの人が還付金をもらうことになると思います。 給与と一緒に振り込まれる場合、12月だけ給料が増えたかのような印象になるでしょう。 また、還付金だけ切り離して別個に振り込んだり、現金で手渡しするようなやり方だと、ますますもって「お小遣い」感が出てきそうです。
私の会社でも、今月24日に給与明細と源泉徴収票が配られ、25日に振り込まれました。 私も御多分に漏れず還付金となり、しかも今年から「個人口座から支払っている個人型401kの掛け金1年分276,000円」という大物が入ってきましたから(去年は拠出開始が年末調整に間に合わず確定申告での調整となっていました)、その他の控除によるものも含めて還付金だけで7万円を大きく超える規模になってきました。
しかし、これはあくまでも「払いすぎだった仮払税金を戻しただけ」です。 別にどこかから新たな収益が発生したものではありません。そういう感覚になっているとしたらそれはただの錯覚です。 以前、確定申告の還付金の際にも記事を書きましたが、話は全く一緒です。 朝三暮四ってどういう意味ですか?
しかも、給与以外に所得があって確定申告をする必要がある場合、当然、そこでまたお金が回れ右して出て行ってしまう(追加納税になる)場合もあります。
還付金がきてなんとなく懐が暖かくなったからといって、それを濫りに使ってしまうと色々おかしなことになるかと思いますので、注意しましょう。
なお、私の場合、401k掛け金に対する控除に相当する減税効果分は再投資として毎月emaxisバランス(8資産均等)を買い付けている(還付金受領で減税効果が実現する前に再投資している=現金が先に出て行っている)ので、現金としては今回還付金で貰ったことでやっと「あるべき姿に戻った」だけになります(^^;
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