投資は逆張り、ということで取り潰しを食らったあのファンドに…… というわけではありません。
北海道池田町にふるさと納税して、ビンテージワインセットを申し込んだということです。
北海道池田町は、帯広より少し東寄りに進んだ場所にある町です。 私が10月末~11月頭の旅行で訪れた先の一つです。
この町は、戦後間もない頃の町長の発案でワイン造りを地場産業として始めたという歴史があり、駅前にワインの栓を模したオブジェがあったり、タクシーの名前が「ワインタクシー」だったりします。
積雪量や湿度推移などの問題があり、葡萄の育成にもなかなか苦労が多かったようですが、山葡萄を使ってみたり色々掛け合わせてみたりして当地の気候に適した品種を作り出しています。 清見や清舞などの種が有名になってきています。
駅から程近くの丘の上に「ワイン城」と名乗る施設があり、ワインの製造を行うとともに工場見学ができるようになっています。
また、当地はドリカムのメンバーの一人出身地でもあり、ドリカムのメンバーの名を冠した樽が貯蔵庫にあったり、ドリカムの名で植えたブドウ園があります。
有名人がこうして地元に貢献するというのも、地元として愛されている感があり、ほっとさせられるものがあります。
ワイン城の前には、ドリカムの記念館もあり、ライブでの衣装など貴重な展示物がありますのでドリカムファンの方も訪れてみると良いと思います。
北海道は全土にわたってワイン産業が盛んで、聞くところでは近年はブドウ生産量だったかブドウ生産面積だったかワイン生産量だったか、山梨県をも凌ぐ数値が出ているようです。 小樽の北海道中央バス運河ターミナルでも、道内各地のワインを試飲できるブースができています。(30分程度のテイスティングセミナーも開かれています) その中でも、池田はほぼ走りだったと思います。 内地からだと結構奥の方なのでなかなか訪問も頻繁には出来ませんが、今後とも頑張ってほしいと思います。
最後に。 ワインは飲むものです。
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