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海舟の中で資産設計を ver2.0
2008年10月、リーマンショックのさなかからインデックスファンド中心の資産運用開始。以来7年、現在の運用資産残高1000万余(預金等含まず)。投資関係中心に語ります
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Author:安房
2008年10月、リーマンショックのさなかからインデックスファンド中心の資産運用開始。
以来7年、現在の運用資産残高1000万余(預金等含まず)。
投資関係中心に語ります

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今年はバンガードETFでNISA枠を埋めております
去る日本時間1月4日夜、NISA口座でバンガードETF5本を買い付けました。

買い付けたのは、VTI、VEA、VWO、BND、BNDXの5本です。

最大範囲の株式への投資


既に12月の記事でも触れたとおり、VEAがカナダ株&先進国小型株を含んだ指数への移行中であり、これが完了するとVTI+VEA+VWOの組合せでFTSEにおける{(米国、先進国、新興国)×(大型、中型、小型)+中国A株}の全体に投資できることになります。
これはVTよりも中国A株の分だけ広範囲となります。

中国株は今まさに世界株安の震源と目される状態で、いろいろ市場の仕組みに問題を抱えているところでもありわざわざ組み入れるのはどうかという面もなくはありませんが、まあそこはそれ。株式インデックスは広範囲の市場からリターンを取っていこうと思います。まともな市場になってまともなリターンが出せるようになるようなことを期待しつつ。


債券も広範囲に行ける…分配金が鬱陶しいが


BND、BNDXの2本は債券インデックスです。前者がバークレイズ米国総合浮動調整インデックス、後者がバークレイズグローバル総合(米ドル除く)浮動調整インデックスに連動するもので、国債・政府機関債のみならず社債まで範囲に含まれている点で、シティ世界国債インデックスJPモルガンGBI-EMを連動対象とすることが多い日本国内の債券インデックスファンドよりも広範囲となっています。
exe-iの先進国債券が社債まで含めていますので(というかexe-iの中で買ってるのがBNDそのものです)、対象債券としては比較的近くなります。ただし、あっちが参考指数と標榜するのはシティ世界BIG債券なるインデックスですが。

なおBNDXの運用報告書から構成銘柄を見てみますと、本記事執筆時点で見られる2014年10月31日決算分では先進国のみならずBRICSや東南アジアの国々(インドネシア、タイなど)、トルコなどといったエマージングな国々も含まれていますから、一応BNDと合わせて全世界分散と言って差し支えなさそうです。

BND、BNDXともに毎月分配なのがちょっと残念ですが、受け取ったドルはMMFにでも入れておいて以後の買付資金に充当しつつ、複利効果を回復するために分配金相当額の円貨で適当な債券インデックスファンドでも買い付けておけばよいかと思っています…といっても、なかなか分配金だけで最低購入額の500円に達するのは時間が掛かりそうだから自己資金から不足分を持ち出すか(^^;

債券はもっと分散もできるけれど


なお、バンガードには国際債券ETFとしてもう1本、VWOBというのがあります。
バークレイズ米ドル建て新興市場政府債RIC基準インデックスというのに連動するものなのですが…
運用報告書で構成銘柄を見てみると、初っ端から「アンゴラ、アルゼンチン、アルメニア、アゼルバイジャン…」と続く国名にいきなりノックアウトされます(^^;
更に、イラクとかウクライナとか債券の償還より先に内憂外患や国の存立を心配したくなるレベルの国名があったり、ベリーズとかトリニダードトバゴとかザンビアとかまず何処だっけ?と地図を引っ張り出さなきゃ分からないような国名があったりして、なかなか楽しそうです。
ファクトシートを見てみますと格付け欄に燦然と輝くBaa未満:32.1%の表示。確かこれって、投資不適格とされる水準だったと思いますが…国名のリストを思い起こせば無理もありません(^^;
さすがにこれはあまりにもスリリングすぎて投資に二の足を踏み、BNDとBNDXまでで止めることにしました。

……でもVWOBとiシェアーズのFMを合わせればフロンティアマーケットにまで行き届いた投資ができるってことだから、覚えるだけ覚えていてもよいのかも?

今年のNISA投資方針


今年は、以上のように5本のETFを使って、先進国・新興国全体、大型株・中型株・小型株・国債・政府機関債・社債など全部入ったバランス運用で証券市場全体のパフォーマンス享受を図ります。
比率は経済成長の恩恵をより大きく受けるのが株式であることに鑑み、株式8・債券2を基本としています。
なお、投資は月額10万円ずつとし、売買単位の都合等で買付額(NISA枠消費額)が10万円に満たない部分はインデックスファンドで補完する予定です。


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外国株・ETF | トラックバック:0 | コメント:2
[ 2016/01/11(月) 18:35 ]
[ 最終更新:2016/03/18(金) 00:42 ]

<<emaxisの地域別リートインデックスファンドに期待できそうな役割 | ホーム | 下落しているけれどETF追加注文しつつ回復待ち。これができるのがレバレッジなしの強み>>

コメント
海外株式の場合は売却後に円転すると思いますがその時の為替差益についての税申告がよくわからないのですがどう考えていますか?

税務署に確認したところ、NISAにおける売却益は非課税なので円転しても非課税ということでした。(税務署員によって見解が違うこともあるようです)

しかし仮にドル円100円時に売却して、しばらくそのままにしておいて110円時に売却すれば為替差益が発生すると思うのです。
(このあたりも売却後すぐに円転すれば問題ありませんと返答されました。 すぐってどれぐらい?と思うのですが)

また海外株式買付時における米ドルの平均レートがわからない場合はどうやって為替差益を計算するんだろうと不思議でなりません。(10年ほど前からちょこちょこ購入した米ドルがあるのですがもう詳細はわかりません)

税のことなのではっきりとした答えがさせないのはわかっていますが安房さんなりの返答を期待しています。
URL | クロスパール #- | 2016/05/15(日) 16:55 [ 編集 ]

Re: タイトルなし
コメント有難うございます。
一応脳内にざっくりした回答案はありますが、念のため通達等調査の上時間とパワーのある時に記事にまとめますのでしばしお待ち下さい。

URL | 安房 #- | 2016/05/16(月) 00:22 [ 編集 ]

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