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Author:安房
2008年10月、リーマンショックのさなかからインデックスファンド中心の資産運用開始。 以来7年、現在の運用資産残高1000万余(預金等含まず)。 投資関係中心に語ります
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ひとくふうした結果【日本株】 |
インデックスファンドをも凌駕する低コストを武器に鳴り物入りで現れたスマートベータ、「ひとくふう日本株式ファンド」。 最小分散ファンド(のようなもの?)が投信で購入可能に
3月4日に運用が始まり、約1ヶ月が経過しました。 このほど、初めての月報がアップロードされています。
私の買付が起こっているのは4月に入ってからなので、この期間の損益にはなんら影響されていないのですが、せっかくなので滑り出しがどんなものであったか見てみます。
まず、運用のグラフを見てみます。
 「ベンチマークがない」ことを疑問視される声のあったひとくふう日本株式ファンドでしたが、月報では「参考指数」という形ですがJPX400との比較が掲載されており、運用の巧拙の判断に支障はなさそうです。 特に、きちんと配当込み指数で表示していることは評価されてよいでしょう。インデックスファンド・アクティブファンドを問わず配当抜き指数との比較が横行している世の中で、きっちり配当の影響を考慮に入れられる形で開示してくれる姿勢は誠実なものだといってよいと思います。
さて、運用成果は参考指数▲1.1%に対して+0.4%と、1.5%のオーバーパフォーム。まずは順調そうです。 グラフを見ても、参考指数に比べてアップダウンが穏やかなのが見て取れます。3月24日前後で、参考指数が明らかにくぼんでいるのに対して当ファンドは上げを維持しているのが見事ですね。 3月17日近辺のくぼみも小さいですし、標榜している「価格変動リスクの抑制」は今までのところは奏功しているようです。
組入れ状況を見ると結構独自色を出しています。左がひとくふう日本株式、右がSMT JPX400インデックスです。
 かなり顔ぶれが変わっています。 業種別の順位を比較してみるとこうなります。
 いかにも日本の大型株、といった感じの電気機器・輸送用機器といったところが大きく順位を下げています。 代わりに上位を占めているのが医薬品に小売業に食料品といった、消費生活に身近なものがインデックスファンドの2倍程度の比率で入ってきています。 こんな配分なら、なるほど確かに下値のリスクは小さめかもしれません。生活必需品セクターやヘルスケアセクターの本領というものです。
最後に、銘柄別を見てみます。これも左がひとくふう日本株式、右がSMT JPX400インデックスです。
 ひとつも被っていません。 いかにも大型株・大企業といった銘柄はあまりない印象です。 生活密着型の、素人目には「こりゃどんな世の中になっても売上げが下がりそうにもないなぁ…」という感じの企業が多い印象です。
全体として、ここまでの運用は目標通りうまく下落リスクを抑える運用を実現できており、結果的に超過リターンも出しているのでアクティブファンドとして堂々たる成果を収めていると言ってよい気がします。 もとよりまだ1ヶ月で断定的にものを言うことはできませんが、少なくとも今後の運用に大いに期待をしてよさそうです。 資産配分が今後どうなっていくか、どのくらいの頻度や規模で入れ替えがなされるのかもまだわかりませんが、現状に近い形で推移するなら、コスト的にも低い事もあり、生活必需品セクターETFの代替品として使っていいかもしれません。
気がかりなのは純資産。3月末で0.4億円、4月11日時点で0.56億円しかありません。 緩やかながら右肩上がりなので心配する必要はないかもしれませんが、早めにもう1桁2桁くらいは増えてもらって安定的な運用ができるようになってもらいたいと思います。
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ひとくふう
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[ 2016/04/12(火) 02:22 ]
[ 最終更新:2016/05/16(月) 02:28 ]
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