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2008年10月、リーマンショックのさなかからインデックスファンド中心の資産運用開始。以来7年、現在の運用資産残高1000万余(預金等含まず)。投資関係中心に語ります
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Author:安房
2008年10月、リーマンショックのさなかからインデックスファンド中心の資産運用開始。
以来7年、現在の運用資産残高1000万余(預金等含まず)。
投資関係中心に語ります

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投資をするにせよしないせよ、お金に関する勉強は怠らないようにしたい
ブログ「人生もお金も国際分散する話」のmonibellさんが、日経ヴェリタスにFP技能士3級の受験・合格体験談で掲載されました。
おカネの知識を資格で磨く (人生もお金も国際分散する話)

なお、ブログ「自分自治体」のPETさんも簿記2級で掲載されています。

日経ヴェリタスさんに取材を受けたのはこれで二度目ですが、前回の記者さんが私を今回の記者さんに紹介するという形でした。記事にはなっていませんが、マネーリテラシーを高めると投資にも役立つのではないか、会計の基本を学ぶ為に簿記検定やビジネス会計検定を受けるのもいいし、米国個別株をやりたい人は英語を学ぶのもいいのではというお話もしました。

私は1月にFP3級を受験しました。出題範囲を見て、これはお金の知識を底上げ出来ると思ったからです。年金や社会保険、金融商品、生保損保、税制、不動産、相続、といった分野の、最低限の知識を学ぶことが出来ます。資格取得というより、勉強するのが目的だったのですが、運良く合格。少し欲が出てきて、5月には2級を受験しました。合格発表は今週の水曜日。受かってるといいなぁ。

おカネの知識を資格で磨く *強調は弊ブログにて

このような資格試験を活用しつつマネーリテラシーを高めようとする意識は、非常に斯くありたいと思わされるものです。
未発表の2級も受かっていると良いのですが。
→無事合格されたそうです。おめでとうございます!おとなチャレンジ♪ FP2級(合格)




話題となったFP技能士の試験は、様々な金融商品の基本的性質を始め、税制や商法、民法など幅広い分野の基礎をカバーしています。
投資分野では、コストやリスク・リターンの話も出てきます。インデックスとかアクティブという話も出てきます。
投資活動をするのに必要な基本素養は揃います。コストの重要性の認識、リスクなしにリターンが手に入ることなどないという認識、こういったものはかなり備わるはずです。
また、投資をしない人でも、契約や税金など日常生活を守るのに必要な知識が満載です。自分自身がどのような社会保険制度に守られているのかも認識できます。
(もとより投資をする人にとっては、投資分野と税制分野が横断的に学べる意味で貴重だと思います。株価形成の前提となる企業業績にも、自分自身の払う投資所得の税金にも、税制の知識が不可欠ですからね)

この資格を取りつつ(取らなくても、相応する知見さえ得れば問題ありませんが)、下記に挙げた書籍の何冊か読めば、まず投資にも日常生活にも十分なマネーリテラシーが完備できるでしょう。
今こそ新生活に合わせてマネー問題を考えるとき。 【資産管理・運用に関する参考書籍群】

投資をしようとはっきり決めている場合でなくても、今や確定拠出年金制度の拡充など、自助努力での資産形成・防衛が求められる時代です。そこまでの認識がなくても、消費税増税などで生活コストの削減に意識が向くことも多いと思われます。
そんな、お金に意識が向きやすくなってくるところでは、どうしても怪しげな情報が目に付きやすくなるもののようです。
だって耳触りの良い文句が躍ってるんだもの。ついつい目で追ってしまうのが資本主義社会に生きる人間のさがでしょう。

ましてやお金についての教育を受けていない金融素人の私など、商品の是非を選定する眼力もなかったのですから、そういった情報と遭遇するのはもはや必然なのです。

だからこれから資産運用の情報を探そうと思っている人が読んでいたら、耳触りの良い文句に心を奪われる前に、少し心に留めておいてほしいのだ。
(中略)
「できるだけ安全」な方法を望むのが人間の心理ではあるものの、知識がない時にそれを求めると、ハイリスクな商品の情報に辿り着くのです。皮肉なものですが。
だって(その手法の正否はともかく)「素人の自分でも出来る」「損する可能性が少なくて」「出来る限り高いリターンを得られそうな」投資法を探すってことですからね。
(中略)
だが、私のような金融知識ゼロからスタートする人の中には「投資をそもそも始めない」という思考の他に、こう考える人もいるはずなのだ。
「少額でもいいから副収入になるものが欲しい。何かうまい方法やツールを探せば、素人の自分でも損せずに恩恵を受けられるのではないか?」
で、この”ちょっとした心の間隙”を突いてくるのが情報商材や有料の自動売買ツールではないかと思うんですよね。

「情報商材を魅力的に感じる」のはなぜだろうか (独身一人暮らし女だからこれからどうやって生き抜いていくか考えるブログ)

安全なものを求める人ほど安全から遠ざかってしまう理由の分析が興味深い形で示されています。
ちょっと節約とか副収入とか投資とかに関して検索すると引っかかってきてしまいそうですから、誰でも遭遇しそうな問題です。これも、FP試験程度のリスクとリターンの関係が分かっていれば回避しやすくなる問題でしょう。(いや、それ以前に「絶対安全で利益なんてそんなうまい話があるのか(なんでそんな話がここに転がっているんだ)?」という疑問が持てる意識があれば、でしょうか。そのような意識は、紹介した良書を読むことで否応なく培われるでしょう)

さらに、投資しよう(正確には、「投資するかしないか考えよう」の段階)ということになったら、本当に自分の資産をコストを負担してリスクに晒すわけですから、尚のこと勉強が重要です。
金融機関はフィデューシャリーデューティー宣言を推し進めていますが、それによる投資環境の向上(金融商品の質の向上、コストの適正化など)は、投資家側の勉強・知識向上も備わって初めて成し遂げられると考えられます。
金融機関側はフィデューシャリーデューティーを宣言。でもいい加減投資家側も学習を進めるターンだよね
もとより、投資環境の向上などと大上段に構えずとも、自分自身が不相当に高リスク・高コストの不適切な商品を掴まされないようにするというだけでも、予め知識を身につけておくことによる自己防衛が重要なのはいうまでもありません。


生活者としても投資家としても、自分のお金を守るのは自分の役目です。
そのために、日々研鑽を怠りなくしたいものです。
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投資の考え方 | トラックバック:0 | コメント:0
[ 2016/06/27(月) 00:28 ]
[ 最終更新:2016/07/01(金) 20:28 ]

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