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2008年10月、リーマンショックのさなかからインデックスファンド中心の資産運用開始。以来7年、現在の運用資産残高1000万余(預金等含まず)。投資関係中心に語ります
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2008年10月、リーマンショックのさなかからインデックスファンド中心の資産運用開始。
以来7年、現在の運用資産残高1000万余(預金等含まず)。
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SBI証券が米国株式手数料引き下げ。これでマネックスを抜き去り、あとは……
SBI証券が、米国株式の手数料の引き下げを発表しました。



従来の手数料体系は、1株あたり2セント(最低25ドル)+消費税でした。
今後は約定代金ベースの料金となり、約定代金の0.45%(5ドル~20ドルの上下限)+消費税となります。

変更後の料金体系は、マネックス証券と同等となります。
なお、外貨の調達コストにおいて、マネックスでは片道25銭に対し、SBI証券は住信SBIネット銀行経由で15銭・FX経由で0.5銭で調達可能です。
従って、コスト面ではマネックスを抜き去ったといってよさそうです。

なお、今回の手数料改定は8月8日開始予定ですが、「インターネットコース」の利用者は7月11日(週明けすぐに!)から先行キャンペーンとして開始する予定です。
こうすぐに実行してくれるとは頼もしい。



要望に対して一挙に完全回答が来た


SBI証券の従来の米国株式・ETFの手数料体系は、特に少額を積み立てようとすると、あまりにも負担が重くのしかかります。
これでは、売買の回数を抑えるためにできるだけ一挙に購入して一挙に売却するというのがコスト負担を抑えるための最適解になってしまい、少額の余剰資金でもコツコツ買い続け、現金が必要になった分だけ細かく取り崩して残りはできるかぎり運用を続けるという長期投資の基本に相反することになります。
辛うじて「NISA口座でのETF買付手数料」だけは無料化されていましたが、売却時の問題はそのまま残っていましたし、個別株式は何の救済もありませんでした。
そのため、私もNISA口座では手数料無料を利用してバンガードETFを買い付けていましたが、普通の口座では手を出すに至りませんでした。

以上のような問題点を過去にもアンケートキャンペーンで指摘して、手数料引き下げを要求したものです。
SBI証券のアンケートで海外ETFの取引手数料低下を要望しました
楽天証券のキャンペーンに応募。koboも欲しくないことはないけど本命はやっぱり海外株式手数料。
海外ETFに関する設問を含むアンケートに回答。SBI、本気出しそう…か!?

アンケートでは、「マネックスもこれだけの手数料水準でやっているのだから…」と引き合いに出していたのですが、まさかいきなりそれに並べてくるという満額回答を出してくるとは。
やはりSBI証券も、少なくとも5月実施のアンケートの段階では本当にかなり本気だったということでしょうか。

今後への希望


今回の手数料改定により、NISA以外の特定・一般口座でも、個別株も含めて売買ともに低手数料を享受できます。
バンガードをはじめとする低コストETFによる運用がようやく売買手数料の桎梏を逃れて十全に生きることとなり、さらにセクター別や規模別、各種(高配当、低ボラ、バリューetc)戦略などバリエーションに富んだ運用を実現できそうです。
もしかしたら、私も今後日本の投信を捨てて米国ETFの買付に乗り換えるかもしれません。

さらに、SBI証券の満額回答の早さ・本気度を見ると、5月のアンケートで要望した金額積立とDRIP制度の実現ももしかして遠からずありはしないかと期待したくなります。

あと期待するとしたら、欧州市場(ロンドン、パリ、フランクフルトetc)の取り扱いでしょうか。
なぜか、ネット証券では米国と中国と東南アジアばかりで、欧州市場が見当たりません。
そのため、欧州銘柄はDR(預託証券)として米国や中国などの市場に上場しているのを購入する、欧州を投資対象とする(日米中の市場に上場の)ETFを購入するくらいしかなく、かなり限られたアクセスしかできませんでした。
流石にベトナムやマレーシアの個別株などよりは、イギリスやドイツやフランスの個別株や欧州上場ETFに投資したい需要のほうが多かったんじゃないかと思いますので、なぜこんな現状なのかは全くもって謎です。
この際、この部分にも風穴が開くことを期待したいと思います。
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外国株・ETF | トラックバック:0 | コメント:0
[ 2016/07/08(金) 23:17 ]
[ 最終更新:2016/07/08(金) 23:17 ]

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