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2008年10月、リーマンショックのさなかからインデックスファンド中心の資産運用開始。以来7年、現在の運用資産残高1000万余(預金等含まず)。投資関係中心に語ります
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2008年10月、リーマンショックのさなかからインデックスファンド中心の資産運用開始。
以来7年、現在の運用資産残高1000万余(預金等含まず)。
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内外の最小分散ファンドが登場……一般販売しないのかなぁ
ステートストリートグローバルアドバイザーズが、9月5日付で新規ファンドの有価証券届出書を提出しました。
概要は以下の通りです。

ファンド名ステート・ストリート日本株式最小分散インデックス・オープンステート・ストリート先進国株式・低ボラティリティ・アルファ・オープンステート・ストリート先進国株式・低ボラティリティ・アルファ・オープン(為替ヘッジあり)
資産クラス国内株式先進国株式先進国株式
主要投資対象東証一部上場銘柄
(ベンチマーク:日本株式最小分散インデックス)
先進国株式(除く日本)
(ベンチマーク:MSCIコクサイ)
先進国株式
(ベンチマーク:MSCIコクサイ円ヘッジ)
設定日平成28年9月21日
決算日11月15日
信託報酬(税込)0.3672%0.5616%0.5832%程度
申込手数料(税込)なし
販売会社楽天証券




今回登場した3ファンドは、ステートストリートの「MA(マルチアセット)」と銘打ったシリーズを構成するものとされています。
このシリーズは、既に主要資産クラスについて最低水準の信託報酬で設定されていますが、残念なことに今のところ楽天証券のラップ口座サービス「楽ラップ」のみでの取り扱いとなっています。
今回の3ファンドも、少なくとも当面は同様の取り扱いになるものと推察するのが妥当でしょうか。

運用スタイルはいずれも最小分散となっていますが、日本株については「日本株式最小分散インデックス」というインデックスをステートストリートグループにて作成した上でこれに連動するインデックスファンドという体裁にしているのに対し、先進国株式はMSCIコクサイを上回ることを目指すアクティブファンドということになっています。MSCIコクサイミニマムボラティリティ指数というのがちゃんとあるので、それに連動するインデックスファンドになっていないのは謎です。

最小分散ということで、ひとくふうシリーズやたわらノーロードplusシリーズとも近い性質になるかと思われます。
ただし、ひとくふう日本株式はJPX400が投資対象・参考指数であることから投資範囲が異なり、たわらplusシリーズは「高配当」という要素が含まれているので戦略が微妙に異なっています。
なお、iシェアーズMSCI日本株最小分散ETFは、日本株の最小分散インデックスファンドという意味では ステート・ストリート日本株式最小分散インデックス・オープンと共通となりますが、ベンチマークが異なっています。

それにしても、これらのファンドが仮に楽ラップ限定投入ということになるとすると、一つ前の記事でも気にしましたが、楽ラップの「最大0.990%」という低コストアピールとの折り合いはどう付けるのでしょうか。
1%を切る「低」コストというのが楽ラップの大きなアピールポイントらしいのに、既存のファンドよりかなり高信託報酬が入ってしまっては、果たしてその看板を維持できるのかどうか。
無論、楽天DFAや今日の3ファンドのような比較的高コストのファンドを十分低比率でしか組み込まないような設定にすれば、1%切りを守れるのかもしれませんが、それはそれでそんな低比率しか組み込まないのでは、わざわざ組み入れる意味がどれほどあるのかというようなことにもなるかもしれません。

また、アクセス機会という面からしてもラップ専用となると残念です。
楽天DFAのようなバリューインデックス(にほぼ連動しているファンド)、今回の3ファンドのような(高配当の絡まない)最小分散ファンドはいずれも例の少ないファンドです。バリューインデックスはインデックス投資家の多くが待ち望んでいる類型ですし、最小分散の為替ヘッジ付きというのも恐らく初の登場に近いと思います。
こういうファンドは、「高いラップ代を負担させられた上で」「お仕着せの資産配分の中に僅かに組み込まれた形で」投資するよりも、ラップ代の掛からないところで低コストかつフリーハンドな意思決定で投資されてこそ意義が出てくるというものではないでしょうか。
(少なくとも、意思決定を自力でできる人が、できない人よりも狭い選択肢しか与えられないというのは明らかに合理性を欠きます)

楽天証券及び委託会社には、是非ともこれらのファンドを一般開放(せめて確定拠出年金への提供)して、ラップに頼らない自立した投資家が選択肢として利用できるようにしてもらいたいものです。
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ステートストリートMA | トラックバック:0 | コメント:0
[ 2016/09/06(火) 01:15 ]

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