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Author:安房
2008年10月、リーマンショックのさなかからインデックスファンド中心の資産運用開始。 以来7年、現在の運用資産残高1000万余(預金等含まず)。 投資関係中心に語ります
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無分配VS毎月分配 試算 その1 |
毎月分配型投資信託を巡って、ツイッターなどで色々と話題が出てきます。新たな投資法らしきものも時々登場しているようです。
よく不利だ不利だと言われている感のある毎月分配ですが、実際どうなのか。
何回かに分けて色々検証してみます。
特定の投資法を推奨または非難するものではありません。
基本的に、計算結果を出すだけの無味乾燥な記事になると思います。
計算の前提条件として、期待リターン年率5%・リスク20%の投資対象に投資するものとします。 月次リターンは各月ごとに乱数で決めています。
毎月分配型は、毎月末に10000口当たり30円(年額360円)の分配金を払い出すことにします。 10000口当たり10000円でスタートなので、当初の水準だと年率3.6%の分配金利回りとなります。
今回は、毎月分配型では払い出された分配金は何もしないで単に持ってるものとします。
まず、毎月月初に1万円ずつ積み立てていった場合です。 (Excelデータ)

続いて、1ヶ月目の最初に360万円一括投資した場合。月次リターンの推移は一緒です。 (Excelデータ)

無分配型の基準価額推移を見ると、前半で結構快調に飛ばして250ヶ月くらいのところで天井をつけたあと調整入りしたようです。なんかいかにも現実にありそうな相場展開。 天井をつけたあとの無分配型は結構基準価額が上げ下げしていますが、毎月分配型の方はほぼ右肩下がり。特別分配が多くなるおかげで個別元本も下がっていきます。 分配金を出すとその分基準価額が下がりますが、もともとの基準価額が下がってくると分配金相当分の利益を出すことが難しくなる(基準価額10000円のときに月額30円の分配金を出すには月率0.3%=年率3.66%で足りるが、基準価額6000円だと月率0.5%=年率6.17%、基準価額5000円だと月率0.6%=年率7.44%必要になる)結果、分配落ち後の基準価額を横ばいに保つのも難しくなり下落に加速をつけることになります。 (余談ですが、毎月分配金を40円にしてみたら基準価額が最後の方で2000円台に突入してしまいました……) 相場軟調時に毎月分配型で分配金の引き下げが起こりがちなのはその影響でしょう。
なお、「毎月分配型はこまめに利益確定をすることになるため、下げ相場になったときにリスクが低くなる」との発言もよくなされるところです。 たしかに、グラフを見ても後半の軟調期には毎月分配型の総資産の上げ下げは無分配型より緩やかなようです。(特に、一括投資だとほぼ横ばいと言っていい推移です) その限りでは当該主張は全く正しいことになります。
……ただ、そもそもの資産額を見ると無分配型の方が一貫してかなり上にいるようです……。 ちょっとその辺も頭に入れておいたほうが無難ではあるかもしれません。
さて、今回は分配金を手元に残して遊ばせておいてしまいました。 この分配金を再投資した場合にはどういうことになるでしょうか。 次回以降は分配金を何らか再投資してみたいと思います。
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投資信託
| トラックバック:0 | コメント:0
[ 2014/12/29(月) 01:16 ]
[ 最終更新:2016/03/17(木) 01:18 ]
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