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2008年10月、リーマンショックのさなかからインデックスファンド中心の資産運用開始。以来7年、現在の運用資産残高1000万余(預金等含まず)。投資関係中心に語ります
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Author:安房
2008年10月、リーマンショックのさなかからインデックスファンド中心の資産運用開始。
以来7年、現在の運用資産残高1000万余(預金等含まず)。
投資関係中心に語ります

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日経ヴェリタスにデビューしました
9月18日発行の、日経ヴェリタス9月18日~24日号に私が登場しています(しているはずです)。

このブログ記事を書いているのは16日深夜であるため、当然紙面を見ていないのですが、「資産配分の新潮流」をテーマとする特集記事の中のどこかに出ているはずです。

9月9日に日経新聞社の記者の方からメールフォーム経由で連絡があり、資産配分やスマートベータについて取材したいとのことでした。たわらプラスやひとくふうの記事を書いていたことから目を付けられたようです。
電話取材ということでしたが、事前に頂いた質問項目で口頭だと複雑になりそうなものもあったので(例えばアセットアロケーションなどは多岐にわたりますし)、メールで回答の概略を送っておいたので、電話そのものは割と簡単に済みました(それでも15分か20分くらい掛かりましたが)。

15日に確認用として頂いた原稿要旨(原稿そのものは規則上見せられないそうです)によると、購入しているファンド(資産クラスなのかな、ファンド名まで出てるのかな?)や、投資に関する基本態度、スマートベータに対する考え方などが書かれているはずです。




スマートベータについて、念のため述べておきます。

まずスマートベータとはという点については、ブラックロックのiシェアーズ事業部ヴァイスプレジデント中岡氏が簡潔に分かりやすく説明しています。
技術の進歩により、従来アクティブ運用のマネージャーが行っていた銘柄選択をコンピューターで再現できるようになった。それにより生み出されたのがスマートベータ指数だ。例えば、高配当スマートベータ指数は、財務分析や配当の持続可能性も加味して銘柄を選択し、指数化する。スマートベータは、従来型の(時価総額加重平均)指数と比較してもリスク・リターン効率が良いという検証結果もある。アクティブ・ファンドと比較して、コストは低く設定されていることが多く、アクティブ運用のマネージャーは脅威に感じているだろう。
ETFカンファレンス2015 クロージングセッション


要するに、プロセスがある程度(条件設定することにより)自動化された、そしてそれゆえにコストが低減されたアクティブ運用だということです。
そもそも、インデックス投資家といえどアクティブ運用でインデックスを上回る可能性があること自体は否定するものではありません。というか、インデックスは「平均」である以上、それを上回る運用は必ずあります。
その上で、インデックスファンドを買えば確実に市場平均並みの運用成果が手に入るのですから、それより下回ってしまう可能性がどの程度か(あるいは、下回る幅はどの程度か)という見通しを持ちつつ、インデックスに投資するかアクティブに投資するかを決めることになります。

ところが、将来のパフォーマンスを見通す目利きは極めて困難というものですから(過去の結果は将来を約束するものでもありませんし)、結局のところ、コストが高ければそれだけインデックスを下回る可能性が高い、といった判断にならざるをえません。
また、いくらアクティブといえど、やはり市場平均を上回る幅は年率数%が関の山というのが通常ですから(継続して何十%も超過リターンを稼ぐようなファンドがあり得ないとは言いませんが、それを選び取るにはかなりの運が必要でしょう)、その超過リターンを取りに行くために1%も1.5%も余計なコストを取られるようでは割に合わないということになる場合もあります。
(ましてリターンは不確実で、上ブレするか下ブレするか分かりませんから)
そこで、仮にコストがインデックスファンドの水準に近づいてくれば、それだけインデックスを下回る運用になってしまう可能性が低くなりますから、購入対象として有力な選択肢になりうることになります。それを実現するのが、自動化によりコストを低減しているスマートベータ運用になるわけです。

例えば、国内株式の連続増配という戦略を使うアクティブファンドとして、日本連続増配成長株オープン野村継続増配日本株というファンドがありましたが、これらは信託報酬が1.5552%とか1.566%という数字ですから、TOPIXや日経225などのインデックスファンドに比して1.0~1.3%程度も高いコストになってしまいます。これでは話になりません。
それに対して、SMT日本株配当貴族インデックス・オープンであれば信託報酬0.4536%と、インデックスファンド並みかせいぜい0.3%程度高いコストに過ぎませんから、先のアクティブファンド2本と共通する戦略ながら俄然投資価値が出てくるというものです。

スマートベータに投資することができる理由とは、このようにコスト面での不利を軽減・排除しつつ、一定の戦略シナリオに則った運用というアクティブ的な運用成果をも享受できるというところにあります。

もとより、その戦略シナリオそのものが果たして超過リターンを継続的にもたらしてくれるものなのかどうか、それを見極めるのは困難なものです。またm戦略の優位性が知れ渡って皆が真似することによる、戦略の有効性の低下もあり得ます。
黙ってインデックスファンドを購入していれば市場平均は取れるわけで、資産運用の目的としてはそれが必要十分なラインではあるわけです。
スマートベータのシナリオがそれより確実に優れたパフォーマンスをもたらすものであるかどうかの目利きができない以上は、あまりスマートベータに全面的に肩入れをするのではなく、資産全体の何割かを振り向けて味付けに使う程度で良いのではないかと思っています。
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日経ヴェリタス | トラックバック:0 | コメント:0
[ 2016/09/18(日) 08:00 ]
[ 最終更新:2016/09/19(月) 17:48 ]

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