・投資を始めたきっかけ
・今回のイベントを何故知ったか?
ツイッターの他、東京のコツコツについて検索していたら京都でもこの日にあることをどこかのブログで見つけて…という方も。
・国内債券に関する考え方、取り扱いをどうするか?
→昨年12月頃に投資を始めて、今年始めの下落時に確かに下げを緩和してくれたので緩衝材としての効果を実感したとか。
でもマイナス金利という異例の事態による影響もありますから、流石に今後どうなるかは見通せないのではないかと申し上げつつ、でも値動き的に株や外国資産とは異なるので私は分散投資の一環として組み入れていると話しました。
何はともあれ、投資開始後まもなくして分散投資の効果を実感されたのは良いことではあるかもしれません。
・DCに加入できるのかどうかが分からない! 加入手続きめんどい!
→席移動の前後を通じ、複数個所でこんな話を聞きました(^^;
流石に加入資格があるのかどうかは現段階でも、企業年金があるかないかは何かの形で分かるはずですし(運用報告書的なものも多分あるはずですし、企業型DCだったら残高報告が必ずある)、「そういうお知らせがない以上は加入資格があるはず」という話を他の参加者の人もしていましたが…。
また、書類請求のボタンがどこにあるのかがよくわからないという声も。そこまで分かりにくいかはさておき、加入資格者が多くなることですからウェブサイトの表示が改善されるならその方が良いかもしれません
・DCの運用の制度的な面について
→「お金を入れられるのは60歳まで、あとはできても運用指示をするだけ」「受給は拠出が10年以上なら60歳から可能、8年以上なら61歳から…と順次遅くなっていって1ヶ月以上で65歳から」「受給したくなければ受給申請は70歳まで引っ張れる」「年金受給なら一部年金で貰いつつ、残りは運用を続けられる」など、基本的なルールをお話ししました。
また、「『70歳で年金開始・20年分割で最長90歳まで運用』というのが最長パターンで、運用益非課税のメリットを最大限享受する事もできる」という、大江さんのセミナーや山崎さんの本にある考え方もご紹介しました。
・NISAの運用商品について
→証券会社によっては単元未満株(ミニ株・プチ株の類)や海外株式・海外ETFも使えること、SBI証券などネット証券を中心にNISAでは海外ETFの買付手数料の無料サービスもあり有利に取引できる可能性があること、などをご紹介しました。
海外ETFが使えるというのは意外と知られていなかったようです。知っているといないとで運用手法の幅に大きな差が出ますので、是非各社のサービスを確認して有利なものを取り逃がさないようにしたいものです。
・バリュー平均法について
・持っているボロ株の処遇
どういう経緯なのか聞き漏らしましたが、とりあえず処分していく方向に心をお決めになったそうです(^^;
この方はFPとして活動されているのだそうですが、やはりプロといえど自分自身の運用には色々と惑いが生じるもののようです。7月の
4賢人セミナーでも、馬淵さんや竹川さんでさえ色々失敗したり心穏やかでなくなったりという話をされていましたし…って当該FPさん、だからといって安心してよいことにはなりませんよ?(^^;
・投資信託の目論見書の見方
→投資初心者の方に、FPの方が「どういう運用をするかが書いてある、特に信託報酬の欄や分配金履歴に注意すること(信託報酬の低いもの、分配金の頻度が無いかできるだけ少ないものを選ぶ)」と説明したり、私がスマホで目論見書の実物を見せて各欄を解説したりしました。
・インデックス投資をしていて、売却するときに暴落してたらという不安
→インデックス投資に関するFAQなご質問ですが、
なにも下がっているときに全売却する必要はなく、現金が必要な分だけ売却しつつ残りを運用し続ければよいだけとお話ししました。
20代の方でしたから30年以上積立が見込まれます。定年の頃までには何千万という残高になっている可能性がありますが、そんな金を一気に引き出す必要もなかなかないでしょうから、売却時も時間を味方につけ、損失の回復や利益の更なる上積みを図ればよいだけです。
参考:
インデックス投資の出口戦略 将来のファンド売却についての考え方 (インデックス投資日記@川崎)