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2008年10月、リーマンショックのさなかからインデックスファンド中心の資産運用開始。以来7年、現在の運用資産残高1000万余(預金等含まず)。投資関係中心に語ります
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Author:安房
2008年10月、リーマンショックのさなかからインデックスファンド中心の資産運用開始。
以来7年、現在の運用資産残高1000万余(預金等含まず)。
投資関係中心に語ります

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ターゲットに届かないターゲットイヤー
プルデンシャル・インベストメント・マネジメント・ジャパンが設定するターゲットイヤー型ファンドPRUグッドライフ202020302040の3ファンドが、繰上償還することが決定したために募集を終了するという有価証券報告書が提出されました。

11月の段階でお知らせがでていました。 「PRUグッドライフ2020」、「PRUグッドライフ2030」、「PRUグッドライフ2040」(愛称:順風満帆)信託終了(繰上償還)予定のお知らせ
異議申し立て手続きをしてみたものの、反対票は多数に達せずに運用会社の提案通り可決されたようです。
3ファンドとも、今年の12月28日までで買付注文は受付終了、1月31日で償還となります。
同様の運用をしていると思われるDC専用のターゲットイヤー型ファンドもありますが、こちらは繰上償還の対象外です。
DC専用版は、りそな銀行の個人型DCで変わらず買付可能のようです。




このファンドは、NOMURA-BPI総合/TOPIX/シティ世界国債(除く日本)/MSCIコクサイをそれぞれベンチマークとする4本のインデックス運用のマザーファンドに投資しつつ、ターゲットイヤーに到達する頃に短期金融資産100%になるようリスクを徐々に低下させていく設計でした。
しかし、ターゲットイヤーの遥か手前の段階で償還という仕儀に至ったことにより、リスクの低下しきらない中途半端な状態で終了することになります。(11月末現在で、株式クラスの比率が2020では1割弱ですが、2030と2040ではそれぞれ3割・5割も残っています)

これらのファンド、設定来の純資産残高を見てみますと……
逆風満帆2020 逆風満帆2030
逆風満帆2040
どれも最盛期には1億5000万円とか2億円とかまで達していますが、呆気なく1億円を大きく割り込んで10年以上低迷を続けています。
「順風満帆」という愛称名とのギャップがなんとも泣かせてくれます。

もとより、インデックスファンドを組み合わせたバランスファンドで信託報酬が1%を大きく超えるというコスト水準では、いくらターゲットイヤーという特殊性能があるといえども今の時代ではおよそ上がり目は無かったでしょう。
ではありますが、これを持っている人にとっては迷惑な話でしょう。
このファンドを購入した人は、「これを買って持っていれば、あとはお任せでリスクが調整されていってリタイア時期に資金が戻ってくる。何も考える必要がない」というのを期待していたはずです。
それが蓋を開けてみればターゲットイヤーの遥か手前で運用が打ち切られ、予定していたリタイア時期までの長い年月は新たな運用先を見つけ直さなければならなくなりました。
ターゲットイヤー前に終わってしまうターゲットイヤーファンドなど、投資家にとってみれば控えめに言って存在意義の無いゴミでしょう。

とはいえ、見方を変えれば、このことは「管理を人任せして放っておこうとする行為のリスク」を再認識させる良い機会であったかもしれません。
そもそも「何年まで運用します!」というプランが宣言されていたとしても、投資信託である以上運用会社の都合次第でいつでも償還になってしまう可能性はあり、プラン通りに行くとは限らないという大前提を認識すること。
その上で、例えば本シリーズのように明らかに時代遅れなコスト水準が放置されているようでは、「より低コストな商品に資金が逃げる恐れがあるし新規資金の流入も望めない→純資産減少による運用中止のリスクが高まる」という理を認識して、自分が保有しているファンドのコスト水準を他の類似ファンドや個別資産クラスのファンドと比較してみる程度のアンテナは張ること。最低でも、純資産残高の急減などの危険な兆候の有無くらいは継続的に確認しておくこと。
任せ切りファンドのつもりでいても、意外にモニタリングが必要なものです。

しかし、「自分の目的とする運用が自分の目標時期まで中断されずに続くかを確かめるためにコスト水準や純資産などにモニタリングを継続する」くらいであれば、もういっそのこと自分でインデックスファンドを組み合わせたほうが早い気もします。
大抵の場合、インデックスファンドであればコストそのものはターゲットイヤーファンドよりも格段に低廉となります。
自分で決めた比率に従ってリバランスをしていけば、自分で目標とした運用プランは確実に目標の時期まで継続することができますし、自分の意思一つで延長も短縮もプラン変更も自在にできます。

「人任せにしても裏切られる」という事例が顕在化したこの機会に、もう少し自分の力で資産をコントロールすることを考えてはどうでしょうか?
そのお金は、いったい誰のもので、誰が責任を負うべきものですか?
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ダメ商品 | トラックバック:0 | コメント:0
[ 2016/12/28(水) 01:31 ]
[ 最終更新:2016/12/28(水) 01:31 ]

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