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2008年10月、リーマンショックのさなかからインデックスファンド中心の資産運用開始。以来7年、現在の運用資産残高1000万余(預金等含まず)。投資関係中心に語ります
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Author:安房
2008年10月、リーマンショックのさなかからインデックスファンド中心の資産運用開始。
以来7年、現在の運用資産残高1000万余(預金等含まず)。
投資関係中心に語ります

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「投げる税理士」に学びたい
広島カープに今オフのドラフトで指名され入団した加藤拓也投手が、確定申告の参考書を購入して今から研究に励んでいるそうです。

 「確定申告の本を持ってきました。勉強しようと思って」

 周囲があっけにとられる中、秀才右腕はサラリと言ってのけた。個人事業主であるプロ野球選手は、2月から3月の間に確定申告を行わなければならない。税法の仕組みは複雑だが、加藤は敬遠せず猛勉強中だ。昨年12月の新入団選手発表の帰りに「青色申告スタートブック」を購入。広島から東京まで新幹線に揺られながら一気に読破した。自宅に帰るとインターネット通販でさらにもう1冊を購入。間もなく手元に届くという。

 「もともと、自分でやろうと思っていて、勧められました。知識は必要。何も知らず、税理士に丸投げするのはイヤだったので。難しい?自分の中で必要なものだと思っているので苦ではないです」

 契約金1億円プラス出来高払い5000万円の年俸1500万円。いきなり大金を手にした。今後の活躍次第で年俸はさらに上昇する可能性があるが、夢を追いながら、現実もしっかり見据えている。

加藤 確定申告本持って入寮!ドラ1慶応ボーイは超しっかり者 (デイリースポーツ)


サンケイスポーツの記事では、「投げる税理士」などと表現されています。
流石に意識が(いい意味で)違います。



個人事業主であるプロスポーツ選手は、源泉徴収&年末調整という人任せなシステムで気楽に(怠惰に)構えていられる我々給与所得者と異なり、すべて自己責任で申告書を作成しなければなりません。
収入の金額も文字通り桁が違う世界ですし、収入源も年俸のほか、応援グッズへの名義提供料、各種メディアへの出演料などなど多岐にわたることが想定されます。
それぞれの収入源への税務処理の適用についても個別に考える必要もあるでしょうし、収入金額が大きいだけに経費をどのように取るか、適用可能な所得控除は何があるか、それらの判断によって税額への影響も大きくなります。極めてシビアな税務判断が要求されるでしょう。
(更に言うと、消費税の申告も必要になってくるはずです)

考えることが非常に多岐に亘ってしまいますから、おそらく加藤選手が嫌だと言う「税理士に丸投げ」という人も相当割合に及ぶのではないかと思います。
ただ、本当に全て丸投げですと、相当に心もとないことは言うまでもありません

申告内容が適正なのかどうか、また幾通りかの可能性が考えられる税務処理のうち最も効率の良い選択肢を適用できているのかどうか、検証するためにはやはり自分自身で一定の知識を持っておかなくてはなりません。
税制上の処理の原則や特例制度などを知っていることで、適切な自己投資(例えば練習器具の導入など)をするための判断材料が増えるかもしれません。
また、控除を知っているかいないかで、その要件に合うように準備ができるようになり、より資金効率が上昇することでしょう。
スポーツ選手という職業であれば、怪我により医療費控除などを使う機会は一般人に比べて多いでしょう。
また、個人事業主ですから、社会保険料控除として付加年金・国民年金基金、小規模企業共済控除として個人型DC(限度額68000円/月!)や小規模企業共済などを利用することができます。

税制面からひとたびこれらの知識に行き着けば、当然、健康保険制度や公的年金制度、資産運用などといった方向への視野の広がりも期待できます。


また、このように税制を学び、現在の収支と将来の税効果やその他の支払・給付などを見越す視点が身につけば、自己のマネープランニング、マネーマネジメントも短期・長期の両視点で顕著に良好になることは言うまでもありません。


プロスポーツ選手は、一年毎に数百万・数千万、あるいはそれ以上の幅で収入が変動します。また、稼働期間もあまり長くはありません。それだけに、収支の管理・見積もり、税や社会保障、将来の生活資金確保など、単年のみならず数年・数十年を見越した資金管理ができるかどうかは極めて重要です。
しかしながら、そのようなスキルは、なにもスポーツ選手だけ、個人事業主だけが要求されるものではないはずです。給与所得者にだって(雇用の安定性も従来ほどではなくなっていたり、政府も自助努力を重んじる政策を打ち出してきている点を鑑みても)必要性はなんら劣らないのです。

この加藤選手は、まさに自分でやらなければならないという必要性に迫られ、丸投げせずに自ら理解しようという当事者意識を持って取り組みました。
結果としてどこまで辿りつけるのか分かりませんが(スポーツ選手としての練習や実践を疎かにしては本末転倒ですから)、少なくとも可能性としては、税制につき、マネープランニングにつき、相当に高度広範な知見を持つに至るかもしれません。
我が身を振り返ってどうでしょうか? 源泉徴収制度に寄りかかって、何も学ばず、負担減や資産確保などのための工夫も知らず、人任せのまま漫然と過ごしていたりはしないでしょうか?


加藤選手に学ぶべきものは、少なからぬ人にとって非常に多いと思います。

もとより、野球選手として今後10年20年と活躍して頂き、その後も指導者として長く貢献してもらうべき人材ですから、あまり余事にかまけている暇もないでしょうが、シーズンオフの暇な数時間程度、何かのマネー系のイベントでファイナンシャルプランニングに関する意識や実践など講演(あるいは誰かと対談)して頂くような機会があると、注目を浴びている選手だけに関心も惹くでしょうし、人々が得るものも多くなるのではないかと思います。
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[ 2017/01/09(月) 18:57 ]
[ 最終更新:2017/01/09(月) 22:57 ]

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