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海舟の中で資産設計を ver2.0
2008年10月、リーマンショックのさなかからインデックスファンド中心の資産運用開始。以来7年、現在の運用資産残高1000万余(預金等含まず)。投資関係中心に語ります
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Author:安房
2008年10月、リーマンショックのさなかからインデックスファンド中心の資産運用開始。
以来7年、現在の運用資産残高1000万余(預金等含まず)。
投資関係中心に語ります

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個人型DCの拡充が本格的スタート。順調にダッシュされることを!
1月に個人型DCの加入資格が拡大されてから1四半期が経とうとしています。
当初は受付側の事務の輻輳もあった影響か、加入手続きがやたらと時間が掛かっている事例も多かったようですが、ここへ来て漸く口座開設完了が増えてきているようです。
無事加入完了された方には同慶の至りです。

この制度は基本的には税制優遇を伴った有利な資産運用スキームとされていますが、一方で言うまでもなく諸経費が拠出金の中から天引きで徴収されます。
そのため、加入後しばらくは拠出金累計を運用残高が下回る状態が続き、ストレスになるかもしれません。
むろん、低コストの金融機関を選んで加入しているはずですが、最低限でも掛かる加入時の2777円と月額167円は非常に重い。
特に12000円しか拠出できない人にとっては、最初の月は運用に回せるのが9000円ちょっとに過ぎず、その後の月も1.4%もの率で手数料を差し引かれるので、それによるマイナスのインパクトは重大でしょう。


しかし、ある意味では、逆にそういうときこそ節税効果の偉大さを理解するときでもあります。
所得控除による税額減少に相当する額を一箇所に集めて保全しておくことで、DC口座内でのマイナスを加味してもなお、全体では大きくプラスになっていることを確認できれば、安心感も生まれモチベーション維持に繋がるでしょう。(月額12000円で限界税率15%の人でも、毎月の税額減少効果は1800円に上りますから)
また、それをDC口座内部と同様の方針で運用しておけば、拠出した資金を余さず最大効率で運用できていることになります。
 参考 見せてもらおうか、「年利15%」(実際は20%だったけど)の真髄を 【確定拠出年金資産運用】
 参考 DCの「減税効果」との向き合い方

もとより、時間が経ってくれば既積立分からの運用益が増大することにより、新規拠出金に掛かるコストを吸収していき、順調にプラス転換していくことになります。
私の場合も、運用当初は債券比率が多めだった為、利益にも限界がありなかなか運用益は出ませんでした。しかし、実に2年ほどかけて手数料分を全部回収した後、利回りのプラス幅が拡大・定着しています。
(最近は年率7%台に安定しています)

こうした点も考慮に入れると、やはりDC内では期待リターンの高い株式を重くすることが、早めに手数料を一掃できるようにする意味でも重要になってきます。
幸いにして、両巨頭である楽天証券とSBI証券は、どちらも信託報酬最低クラスの先進国株式・日本株式があり、SBIではそれに加えて中小型株式やダウもありますから、その面でも有利です。

新規参入の方々、ようこそ「じぶん年金」へ。勤務先を含む個別企業のリスクに関係ない、自分自身の年金へ。
よりよき老後を迎えましょう。


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DC(確定拠出年金) | トラックバック:0 | コメント:0
[ 2017/03/18(土) 06:43 ]
[ 最終更新:2017/03/18(土) 06:43 ]

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