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2008年10月、リーマンショックのさなかからインデックスファンド中心の資産運用開始。以来7年、現在の運用資産残高1000万余(預金等含まず)。投資関係中心に語ります
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2008年10月、リーマンショックのさなかからインデックスファンド中心の資産運用開始。
以来7年、現在の運用資産残高1000万余(預金等含まず)。
投資関係中心に語ります

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上場アジアリート登場。……どうやって使おう?
日興アセットマネジメントが、FTSE EPRA/NAREITアジア(除く日本)リート10%キャップ指数に連動するETFを6月29日より東証に上場することになりました。
 上場インデックスファンドアジアリート

ファンドの仕組としては、同指数に連動するシンガポール上場のETFに投資するという、ファンドオブETFs形式をとることになっています。
そのため、組入れ先ファンドで掛かる分と合わせて0.708%の信託報酬が掛かることになります。ETFとしては高目な印象です。





FTSE EPRA/NAREITアジア(除く日本)リート10%キャップ指数は、メソドロジーの37ページ目に構成国が書かれています。
これを既存のインデックスファンド(S&P指数)の構成国と比較してみると下表のようになります。
S&P先進国S&P新興国FTSEアジア
アメリカ
カナダ
ドイツ
イタリア
フランス
オランダ
スペイン
ベルギー
アイルランド
イギリス
オーストラリア
ニュージーランド
香港
シンガポール
イスラエル
メキシコ
ギリシャ
トルコ
マレーシア
タイ
台湾
南アフリカ
中国
インド
インドネシア
パキスタン
フィリピン
韓国

既存ファンドの先進国・新興国の構成国と少しずつ重なりながら、どちらにも含まれていない独自の国も多く含まれていることが分かります。

使い道としては、これら独自の構成国への投資範囲の拡大を図る、あるいは/及び、他の地域別ファンド(emaxis米国リートemaxis欧州リートemaxis欧州リート等)と組み合わせて独自のカスタマイズを図る、などといった形になるでしょうか。


ただ、この中国以下の独自構成国群は、S&P指数で新興国の基準にさえ漏れた(時価総額が足りないのか、流動性が足りないのか、情報開示に問題があるのか、それ以外なのか)という意味では、重要度が相当程度低い国々です。
S&P新興国リートの組入れ1位2位である南アフリカやメキシコを捨ててまでこれらの国に投資する必要性があるのかどうか、仮にあるとしても、投資金額はその重要度相応の抑え目な比率にしたいところですが、売買単位に拘束されるETFという特性上あまり小さな金額での取引も難しくなります。
なかなか使い方が厄介になりそうな気がします。

さらに、指数のファクトシートによると、こんな状況です。FTSE_NAREIT_ASIA.jpg
10%キャップ指数は組入れ銘柄数が僅かに24しかありません。
構成国が13ありましたから、単純計算で1国あたり2銘柄あるかないかということになり、分散という意味で不安が残ります。もしくは、実際に組入れられていない国があるのかもしれません。
S&P新興国も40銘柄内外ですが、それより更に少数銘柄です。
リスクが相応に高まることが懸念されます。

信託報酬がSMTやemaxisの先進国はおろか新興国リートファンドより更に高いことも合わせ、あえて既存の先進国・新興国ファンドに飽き足らず当ETFを使う必要があるか、うまく使うことができるのかについて、かなり微妙な判断が迫られそうです。
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[ 2017/06/06(火) 02:34 ]

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