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Author:安房
2008年10月、リーマンショックのさなかからインデックスファンド中心の資産運用開始。 以来7年、現在の運用資産残高1000万余(預金等含まず)。 投資関係中心に語ります
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ポートフォリオを分析してみたが……罠がある予感 |
野村投信の低コストインデックスファンドシリーズ・Funds-iのウェブサイトに、ポートフォリオの分析ツールがあります。 とよぴ~さんの記事で紹介されており、私もやってみました。 該当記事→目標とする資産残高から将来の運用コスト(金額ベース)を知ろう
現在の資産残高を入力する欄に、3月13日の評価額を資産クラス別に入力。 積立額を入力する欄に、現在の積み立て設定額を入力。
私が実際に購入しているのはニッセイがメイン(一部SMT、emaxis、exe-i)で、Funds-iは使っていないのですが、インデックスファンドですから何のブランドであろうと基本的に問題はないはずです。 尚、入力対象は特定口座で月次積立している個別インデックスファンドとしています。NISAでSMTインデックスバランスを買い付けてたり、特定口座でも401kによる減税分やキャッシュバック相当分の再投資としてバランスファンドを買い付けてたりしますが、それは割愛。 また、購入ファンドのうち、JPX400ファンドはTOPIXに、物価連動国債ファンドは日本国債に、新興国REITファンドは外国REITに、exe-iの中小型株は「日本株:外国株:新興国株=1:8:1」に算入しています。
リスク・リターンの分析結果がこちら。
 割とリスクが高めですが、一応「リスク・リターンの特性」の図上では結構いい位置にいそうです。(「海外5資産バランス」がリターン10.7・リスク17.5で、ほぼ完全に重なっています)
そして、将来の積み立ての結果予想がこちら。
 ……なんか、凄まじい数字が出てきました。 「かなり悪いケース」というのはマイナス3σの事のようですが、プラスマイナス2σまでの範囲内で95%の確率と言われるわけですから、マイナス3σとはまさに恐ろしく運の悪い確率です。 そんな超レアケースに悪い場合であっても、2億7千万円の評価額になるのだそうです。 この先インフレもあるかもしれないし大病をするかもしれませんが、最悪のケースで2億7千万(税金が引かれますが)もあるのであればまず安泰といっていいでしょう。私の将来は薔薇色と表現してよさそうです。
……ほんとかよ。
実はこの計算の基礎データは、過去の指数の実績を元に算出されているそうです。 そして、上図で行われている計算では、このサイトで選択できる最長期間である「2003年3月31日から直近まで」の期間をベースとしています。 では、その頃の市況はどんなもんだったんでしょうか。
 日経平均です。左端が2003年3月末。8000円割ってます。
 ニューヨークダウです。同じく左端が2003年3月末。こっちも8000ドル水準です。
よく考えたら2003年3月はイラク戦争の影響で株安だったんです。 それに比べ今は日本はアベノミクスですし世界的にも金融緩和ですから、株価が上がりきっている局面です。 この期間で利回りを取れば、やたら高い数字になって当たり前です。
じゃあ債券はどうなのかってことで、米国債利回り。
 3.8%くらいあったようです。今よりかなりの高金利ですから、債券価格はかなり安かったということです。
 ドル円。これは(意外に)ほぼ同レベルになってる感じですね。
Funds-iのサイトで選べる最長期間を選ぶ、一見信頼性の最も高いデータを取る行為のようですし、実際得られるデータは個人レベルでの入手・算定は困難な貴重なものでしょう。 しかしながら、所詮は実績の数字。スタート時点での世界情勢や今現在での金融政策などの影響などといった特殊事情で、リターンが高くぶれてしまうのはやむを得ません。 「リスクは過去の実績から計算しても良いが、リターンには過去の実績は使えない」と言われる所以です。
将来シミュレーションをする事自体は重要ですし、そういう機能が提供されるのは有難いことですが、その数字の算定プロセスを立ち止まって検証しなおすことは忘れてはいけないと思います。
ちなみに、自分のポートフォリオでリスクをそのまま、リターンを5%まで落としてみた結果が下図。 *5%というのは、「分散された株式の期待リターン」としての目安です。どこかのモヒカン先生がテストに出します。覚えておきましょう。
 マイナス2σで微益、マイナス3σで損失。こっちの方がしっくり来るような気がします。
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投資信託
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[ 2015/03/16(月) 00:59 ]
[ 最終更新:2016/03/17(木) 01:19 ]
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