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2008年10月、リーマンショックのさなかからインデックスファンド中心の資産運用開始。以来7年、現在の運用資産残高1000万余(預金等含まず)。投資関係中心に語ります
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Author:安房
2008年10月、リーマンショックのさなかからインデックスファンド中心の資産運用開始。
以来7年、現在の運用資産残高1000万余(預金等含まず)。
投資関係中心に語ります

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OneTapBUY決選投票開始。ETFも金融セクターも候補に出てるよ!
OneTapBUYの銘柄選挙の決選投票が予告どおり27日から開始されています。

予備選挙を勝ち抜き、決選投票の候補に名乗りをあげたのは以下の12銘柄でした。
ティッカー銘柄名情報技術一般消費財金融ヘルスケアETF
ADBEアドビシステムズ
BABAアリババグループHD
NVDAエヌビディア
GSゴールドマンサックスグループ
JNJジョンソン&ジョンソン
TSLAテスラモーターズ
NFLXネットフリックス
BRKBバークシャーハサウェイ
JPMJPモルガンチェース
SPYSPDR® S&P 500® ETF
QQQPowerShares QQQ
SPXSDirexion Daily S&P 500 Bear 3X Shares
 ※BABAは情報技術と一般消費財のどちらに入るのか、検索してみても結構まちまちな扱いのようです
上記銘柄から、第1希望から第3希望まで順位をつけて投票することができます。




投票行動


私は既に投票しました。
第1希望:SPY 第2希望:JPM 第3希望:BRKBという順位にしております。

SPYは待望のETFです。
私が予備投票で推したVTでないのが残念ですが、それにしても王道中の王道たるS&P500指数全体への分散投資という道を、スマホでお手軽投資する客層にアピールできるのは極めて大きい意義があると思います。
また、i-mizuho米国株式インデックスは信託報酬がやや割高、東証重複上場のSPY【1557】は出来高が微妙、という中で新たに1000円からS&P500に投資できる道が開けるのも魅力となりえます。

S&P500連動ETFをラインナップするにしても、なぜVOOIVVでなく倍以上高コストのSPYになるかとずっこけそうになるところですが、合理的な理由を探すとすれば、OneTapBUY社側でのヘッジの都合でしょうか。
OneTapBUYのサービスは、自社で株式を在庫として保有して顧客との間で自ら売買する形態ですから、そのままでは会社の自己勘定が在庫の分だけ価格変動リスクに晒されてしまいます。
そこで、そのリスクをキャンセルするために、在庫数量相当分だけ空売りをかけているのではないかと思います。
そうすると、SPYがこの中では最も流動性が高いそうですから、空売りのポジションを正確かつ確実に取ろうとするとSPYがよい、ということになるのかもしれません。
とはいえ、これだけでSPYという選択を完全に正当化できるわけではありません。
VOOやIVVとて流動性が悪いとは考えられませんし、仮に両銘柄で足りないとしても、同じS&P500連動ETFである以上「VOOまたはIVVを在庫として買い持ち」&「SPYを空売り」でもヘッジの効果は変わりありません。
もっと言えば、S&P500先物を売り建てることによってもヘッジが可能です。
このようにヘッジに関しては色々な代替案が取れるわけですから、投資家本位という目線からは、商品として提供するのはより低コストなVOOやIVVにしてほしかったところです。

もっとも、米国株全体に分散投資できる選択肢が出てくる意義の大きさはやはり無視できないものがあるため、SPYを第1希望として投票するに至りました。


JPMとBRKBは、今までOneTapBUYに取扱がなかった金融セクターからの候補です。
JPMはバンガード米国金融セクターETF【VFH】にて組入れ第1位となる、金融セクター最大の銘柄。
BRKBは、言わずと知れたウォーレン・バフェットの率いる会社です。保険会社でもありますが、むしろ幅広い領域の優良銘柄を対象とした投資ファンドといっても過言でありません。
いずれも、今まで投資できなかった金融セクター(BRKBの場合は、投資先を通じて更に他のセクターもですが)をポートフォリオに組入れることができるようになり、投資戦略の幅が広げられることになるため、投票対象としました。

その他の候補銘柄概観


情報技術と一般消費財が合わせて5銘柄を占めており、既存取り扱い銘柄と同様、これらセクターへの傾斜は大きくなっています。……もうこれらの銘柄は要らないと思うんですが。
一方で、金融セクターがGSも含めて3銘柄が候補に残っているということで、セクター分散にも多少可能性が開けています。特定セクターのみに偏重すると投資戦略も自ずから硬直的にならざるを得ず、柔軟さ・自由度を拡大するためにもこれらの中から1銘柄は選ばれるようになってほしいところです。
また、PGが孤塁を守っていたヘルスケアにもJNJが立候補。むしろ今まで何故いなかったのかが疑問になるレベルで、PGと合わせて高配当戦略がより効果的にできそうです。(「XOMがいるのに何故いないの?」となるシェブロン【CVX】も候補にいればよかった)
一方で、電気通信や素材、公益事業セクターは候補にも名が上がっていません。ベライゾンやAT&T、ダウケミカルやデュポン、ネクステラエナジーなど、これらは予選でもよほど人気がなかったんでしょうか……

ETFではSPYのほか、ナスダック100連動のQQQが候補になっています。
情報技術と一般消費財で8割、その次がヘルスケアに生活必需品と、物凄く乱暴にまとめてしまえば「OneたpBUYの今までの取扱銘柄構成をほぼそのまま引きずってETF化したもの」といった感じもします。
ここまで偏っていると個人的にはあえて買う気はしませんが、「今までの取扱銘柄全体に分散投資したい、でも30銘柄に投資するのも面倒」というような人には選択肢となりうるのかもしれません。

SPXSは……なんでこんなのが候補に入ってるんでしょうね?(^^;
「初心者向けに、手軽に長期積立」という理念には反すること甚だしいですし(ブルベア型は相場観に基づいた短期売買に限られ、初心者にも長期にも積立にも全く向きません)、ベアだけでブルがないというのも……
正直言って、これだけは投票する意義が見出せません。

おわりに


今回の決選投票は7月3日までの実施となっています。
当選結果によっては、投資戦略を大きく変えることができる可能性を秘めています。(特に、金融銘柄やETFが当選した場合)
サービスの利用者やこれから利用を考えている方は、ぜひとも忘れずに投票をしましょう。

結果


(2017年7月11日追記)
7月6日付で結果が発表されています。
 【Yahoo!入れ替え銘柄選挙】結果発表
予備選・決選ともにダントツの票を集めた『テスラ・モーターズ』に決定いたしました。

すこぶる簡単な告知ですが、TSLAが勝ったようです。
残念ながら、ETFも、空いていた金融セクター銘柄の追加も叶いませんでした。

どの程度「ダントツの票」だったのか、また予選時のアンケート自由記入欄にどういう意見があったのか等、現段階で開示がありませんが、どこかしらで説明・サービスへの反映をしてもらいたいものではあります。

なお、TSLAは一般消費財セクターであり、AMZN・COH・DIS・GPS・GM・MCD・NKE・SBUX・TWXに次いで同セクター10銘柄目となります。
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[ 2017/06/28(水) 03:16 ]
[ 最終更新:2017/07/11(火) 01:24 ]

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