海舟の中で資産設計を ver2.0
2008年10月、リーマンショックのさなかからインデックスファンド中心の資産運用開始。以来7年、現在の運用資産残高1000万余(預金等含まず)。投資関係中心に語ります
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Author:安房
2008年10月、リーマンショックのさなかからインデックスファンド中心の資産運用開始。
以来7年、現在の運用資産残高1000万余(預金等含まず)。
投資関係中心に語ります

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積立NISA用らしきファンド登場。既存ファンドと別に立てた思惑は…うーん
三菱UFJ国際投信から、「つみたて○○」と冠するインデックスファンドシリーズがEDINETに登録されています。

ラインナップと信託報酬を確認します。
 日本株式(日経平均) 0.1944% ※ニッセイ購入換金手数料なしと同等
 日本株式(TOPIX) 0.1944% ※emaxis slimと同等
 先進国株式(為替ヘッジあり) 0.216%
 8資産均等バランス 0.2376% ※emaxis slimと同等
 4資産均等バランス 0.2376%
 先進国株式 0.216% ※emaxis slimと同等
 新興国株式 0.3672% ※emaxis slimと同等

株式系及び株式含んだバランスファンドのみというラインナップ、そしてシリーズ名称からして、積立NISA向けのファンドというイメージです。一般売りがあるのかないのかは現時点で不明です。
EDINETでは、販売会社欄には三菱UFJ信託銀行(おそらく自己設定用)のみが書かれている状態です。

ヘッジ付き先進国株式と4資産バランスは一応最低記録更新です。(ヘッジ先進国株式は、たわらノーロードの0.243%との差は僅かです)
その他も最低数値に合わせてきており、一応、積立投資家のために低コスト投信を投入するという形にはなっています。



ただ、果たして本当に投資家本位になっているのかというと疑問なしとはしません。

そもそも、このラインナップであれば単純にmaxis slimを売ればよい話です(日経平均、4資産、ヘッジ付き先進国株式は新規設定になりますが)。
信託報酬も運用も同じなのだから、本数を増やさない方が運用会社の管理コストも減らせるはずです。
それにもかかわらず、そうしないのは何故か。忖度してみます。

emaxis slimを売ると、受益者還元型信託報酬制度の適用対象となります。
また、競合ファンドが値下げすると、それに合わせて自らも信託報酬を引き下げることになっています。
つみたてシリーズにはこういった仕組みはないようです。

となると、運用会社・販売会社にとっては、emaxis slimが売れるくらいだったら、まだしもつみたてシリーズの方が自社の利益としてはましになります。後で更に取り分が低下するリスクが無いですから。

更に、運用会社としてみれば、emaxis slimとつみたてシリーズに資金流入が分かれれば、それだけemaxis slimの受益者還元型信託報酬の発動が遠ざかります。

また、販売会社としても、こういうネーミングであれば「このファンドは当社ではつみたてNISA専用となっております。通常口座では別の商品をお求めください」と言いやすく、通常口座では今まで通り比較的高コストなファンドを売ることが可能になるでしょう。

仮にこういう思惑が関係各社にあるのだとすれば、低信託報酬だと言っても手放しに喜んでいいファンド設定なのかは微妙になってきます。
本当に投資家本位と言えるのは、emaxis slimを販売することにより競合による信託報酬低下の恩恵を受けさせ、受益者還元型信託報酬の発動の可能性を高めることなのは明らかです。

もとより、ここで述べたのは関係各社の思惑をかなり悪意に解釈した憶測です。
実際には、積立NISA更に通常口座でemaxis slimを売る会社も多いかもしれず、あるいはせめてつみたてシリーズを積立NISAだけでなく通常口座でも売るかもしれません。
そうなれば、実際に投資家本位の姿勢を取っていると評価してよくなるでしょう。

果たして販売会社がどういう販売策を取るのか。運用会社がどういう方向に働き掛けるのか。
emaxis slimを売るのか、つみたてシリーズを通常口座も含めて売るのか、つみたてシリーズを積立NISA専用で売ってお茶を濁すのか。
各社の投資家本位の姿勢への本気度が問われそうです。
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つみたて | トラックバック:0 | コメント:0
[ 2017/07/31(月) 13:38 ]

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