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海舟の中で資産設計を ver2.0
2008年10月、リーマンショックのさなかからインデックスファンド中心の資産運用開始。以来7年、現在の運用資産残高1000万余(預金等含まず)。投資関係中心に語ります
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Author:安房
2008年10月、リーマンショックのさなかからインデックスファンド中心の資産運用開始。
以来7年、現在の運用資産残高1000万余(預金等含まず)。
投資関係中心に語ります

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401k資産設計検証 債券インデックスの作成 (副産物あり)
さて、401kへの投資割合を一応置いてみましたが、やはり一応リスクの検証の真似事くらいはしておかないといかんでしょう。
MSCI-ACWIに準じたつもりの株式と、先進国債券と世界リートをいずれもインデックスで保有しているわけですから、そこまで大怪我をするわけはなかろうと思いますが、トータルでのリスクくらいは知っておかないと損失への心の準備も出来ないことになりかねません。

とはいえ、リスクの検証のためには各資産の指数データが(できれば時系列で)必要です。
どうやって調達しましょうか。
大型株(EXE-i先進国株式+EXE-i新興国株式+SBITOPIX100):MSCIのサイトからMSCI-ACWIのドルベースの時系列データが落とせます。円換算は日銀時系列統計データ検索で為替データを入手。
中小型株(EXE-iグローバル中小型株):同じくMSCIサイトでACWIスモールキャップの指数データ、日銀サイトで為替データを入手。
REIT(EXE-iグローバルREIT):S&PのサイトからグローバルREIT指数の時系列データが手に入ります。為替は同じく日銀から。

と、ここまでは簡単でしたが、問題は先進国債券(EXE-i先進国債券)。
シティグループも、その他の会社も、なかなか債券指数の時系列データを出してくれていません。
ならばインデックスファンドの基準価額推移で代用する手ですが、「日本を含む先進国債券」というファンドはない。

ということで、どうやら自力で合成するしかないようです。
まず、モーニングスターのファンド検索で、「運用開始10年以上」の「インデックスファンドのみ」で、日本債券と国際債券グローバル(ヘッジ無し)で検索。
その中の分配金を出していない経費率最小のものを選び出します。
結果、「DC日本債券インデックスファンドL (三井住友トラスト)」と「日立 外国債券インデックスファンド 」が選び出されました。
この両ファンドの過去10年分(2004年10月~2014年9月)の月末基準価額をダウンロード。2004年10月を10000として各々指数化します。
あとは、シティ世界国債インデックスの直近の配分比率に則り、日本債券に24.28%・外国債券に75.72%を投資することを想定。毎月末ごとにリバランスすることにします。

計算結果がこちら。(Excelファイル)
これがシティ世界国債(日本含む)インデックスの擬似的な月次データとなります。
どうやら、これで全クラス指数が揃ったようです。

(本当はEXE-i先進国債券の参考指標はシティ世界国債でなく、シティ世界BIG債券という耳慣れないもののようですが、当該インデックスに連動するファンド等は見当たらないため、世界国債でいいことにします)



余談ですが。

上記のExcelファイルで、個別資産の指数を記入する列(B列とC列)に適当な数字を入れると(ついでに保有割合も好きなように書き換えると)、当然ですが日本国債や世界国債に限らず任意の値動きの資産の組み合わせを一定割合にリバランスしていった場合の合成指数推移を作成することができます。

これを利用して、試しに1行目で甲乙の指数を共に10000でスタートした後、2行目で適当に増減させた上でもう一度3行目で10000に戻してやると、3行目での合成指数は必ず10000を超えています。

「共に値下がり→戻る」でも…


「共に値上がり→戻る」でも…


「値上がりと値下がりが混在」でも…



恐らくこれが、いわゆる「リバランスボーナス」なるものの効果なのでしょう。
(いわずと知れた「梅屋敷商店街のランダムウォーカー」様にて2ヶ月弱前に言及されております。 該当記事

こうして自力で作った計算表を使って、計算結果で目で見ることができると、投資理論がより腹に落ちそうです。

やはりたまには計算も自力でやってみるものです。
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DC(確定拠出年金) | トラックバック:0 | コメント:0
[ 2014/10/30(木) 00:37 ]
[ 最終更新:2016/03/17(木) 01:18 ]

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