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2008年10月、リーマンショックのさなかからインデックスファンド中心の資産運用開始。以来7年、現在の運用資産残高1000万余(預金等含まず)。投資関係中心に語ります
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Author:安房
2008年10月、リーマンショックのさなかからインデックスファンド中心の資産運用開始。
以来7年、現在の運用資産残高1000万余(預金等含まず)。
投資関係中心に語ります

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つみフェス2017
金融庁の実施したつみたてNISAフェスティバル2017に参加してきました。

このイベントは、定期的に開催されている個人投資家との意見交換会の拡大版として実施されたものです。

9月14日に、イベントでの配布資料等が金融庁のつみたてNISA関係のページにアップされています。


イベントの内容について、実況ツイートを上げておきます。




今回のイベントは、休日だというのに金融庁から人員を大動員し、挨拶に副大臣まで呼び、募集枠だけで200人も集めるなど、金融庁の本気度が伝わりました。
今年の始めまでは金融庁が個人投資家からの意見を聞くなどということさえ想定されていなかったのに、このような双方向のイベントが実施されるというのも「時代が変わった」感を改めて強く感じます。

今回、ハッシュタグ「#つみフェス2017」が設定されましたが、このタグがツイッターのトレンドで一時かなりの上位に来たと聞きます。
この事を切っ掛けに、投資に縁のなかったツイッターユーザーにいくらかでも情報が伝わると良いと思います。

また、今回は幾つかの運用会社からも人が来ていました。
個人的にお話させていただいた中には、かなり強くイベントの趣旨への共感の意を持たれていたり個人投資家の意見への関心や低コスト投信の重要性を感じている方もいたようです。
今後は、このようなイベントに出席して投資家とより密接に率直に接することができるかどうか、それによって運用会社が支持されるかどうかが決まってくるようなことになるかもしれません。


このように有意義なイベントを企画・開催にこぎつけた金融庁の各位には強く感謝したいと思います。


雑感1
要望にあった「NISAシニアプラス」、これは私が事前募集で投稿したものではないのですが、実は似たような構想は持っていました。
私が考えていた趣旨は、「DCから出てきた資金の行き先」というものです。

60歳に到達してDCの受給が可能になると、「何千万円という資金が一時金で出てくる」あるいは「毎年何百万円という資金が年金で出てくる」という事態に見舞われることになります。
公的年金や退職金などと別にそんな大きな資金を渡されてもたぶんすぐには使い道が無くて困るわけで、やはり再運用したいニーズはあるはずです。

とはいえ、特定口座でやると譲渡・配当課税が掛かるばかりか、リタイア後だと健康・介護保険にまで影響が出てきて、現役時代とは比較にならないほど容赦なく削られてしまいます。
一方で、現行NISAやつみたてNISAではあまりにも枠が足りません。
だからといって、現金のまま置いておくのはインフレリスクに無防備になりますし、場合によってはペイオフのリスクも気になる。何より、「生涯投資家」になろうという長期投資の姿勢は支援されてよい。

ということで、「DC後」の資金置き場としてのNISAがあると面白いように思っています。
特に、これから先は若いうちから30年・35年と加入する人も増えてきますから、きちんとリスク運用してきた人は「元本の蓄積」&「複利効果の増大」により最終的な資金規模は相当巨大になってきますから、こうしたニーズも意外と重大なものになってくる可能性もありそうです。


雑感2
「続けること、続けること、続けること」というアドバイス、まさにこれほど重要な事もないという真理です。
「下がったところで嫌になって売ってしまい、戻りを取れないということになると手元に残るリターンが大きく劣る」という話、大江加代氏は「だから耐え切れなくならないようにリスク資産の量を調整すべし」という発言がありましたし、田村正之氏はグラフで投資信託のリターンと投資家のリターンとの差を視覚的に示してくれました。全くその通りだと思います。

……はて、そういえば。
「基準価額が下がってきたらリスク資産を売って安全資産に振り替えよう」という投資戦略を取る投資信託の商品がどこかにあったような気がします。
このファンドって、今回のイベントで示された指針「続けること、続けること、続けること」に照らすと……?
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つみたてNISA Meetup & つみたてNISAフェスティバル | トラックバック:0 | コメント:5
[ 2017/09/11(月) 03:10 ]
[ 最終更新:2017/09/15(金) 02:07 ]

<<楽天投信から、実質的にバンガードのETFへの積立投資が可能になる凶悪なインデックスファンド登場! 一般売りしてくれよ…? | ホーム | 「バラつみ投資」は良くも悪くも未投資家向けの基本書>>

コメント
>とはいえ、特定口座でやると譲渡・配当課税が掛かるばかりか、リタイア後だと健康・介護保険にまで影響が出てきて、現役時代とは比較にならないほど容赦なく削られてしまいます。

ここの所の意味がよく分からないのですが、普通は源泉徴収ありの特定口座で、保険には影響が出ないのではないでしょうか?
URL | さいもん #- | 2017/09/12(火) 00:23 [ 編集 ]

Re: タイトルなし
> >とはいえ、特定口座でやると譲渡・配当課税が掛かるばかりか、リタイア後だと健康・介護保険にまで影響が出てきて、現役時代とは比較にならないほど容赦なく削られてしまいます。
>
> ここの所の意味がよく分からないのですが、普通は源泉徴収ありの特定口座で、保険には影響が出ないのではないでしょうか?

源泉徴収のみで済ませるならその通りです。
しかし複数口座間の損益通算、繰越損失の控除、外国税額控除etcを享受しようとすると確定申告せざるを得ないので、やはり万全というわけにいかないのが辛いところです。
URL | 安房 #- | 2017/09/12(火) 22:03 [ 編集 ]

それはおかしいと思います。損益通算や繰り越し損失の控除ならマイナスだから影響はありませんし、プラスの確定申告でも分離課税で申告するので影響はありません。唯一外国税額控除を使うなら影響がありますが、リタイア後にそれほど総合課税の所得があるのかな?
URL | さいもん #- | 2017/09/13(水) 00:53 [ 編集 ]

Re: タイトルなし
> それはおかしいと思います。損益通算や繰り越し損失の控除ならマイナスだから影響はありませんし、プラスの確定申告でも分離課税で申告するので影響はありません。唯一外国税額控除を使うなら影響がありますが、リタイア後にそれほど総合課税の所得があるのかな?
いや、国民健康保険料の所得割には「分離課税の譲渡所得」も算入されてしまいますから、何らかの都合で確定申告すると「分離だから」という理由で影響が無いということにはなりませんよ

それから、医療費の自己負担割合や自己負担限度額の判定は損益通算や繰越損失控除などの適用前の収入金額での判定なので、確定申告してしまうとここにも影響してきてしまいます。

いずれにせよ、あちらこちらに影響があるのかないのかを判断して税務・社会保険戦略を練らなければならない、そのこと自体大きな負担なのは間違いありません
URL | 安房 #- | 2017/09/13(水) 03:28 [ 編集 ]

ああ、「分離課税の申告」ではなくて、「源泉徴収」の誤りでした。申し訳ありません、これでは意味が分かりませんよね。プラスなら確定申告する必要は無いからです。

配当金だけ社会保険料に影響を及ぼさないように確定申告する事はできます。これは所得税だけ申告して配当控除を受け、住民税は源泉徴収で済ます事が出来ます。

今年から税制の変更があったので、こちらをご覧下さい。上場株式等の配当だけですし、投資信託はまたルールがややこしいですが。
http://haitoukinseikatu.com/blog-entry-1810.html
URL | さいもん #- | 2017/09/13(水) 15:54 [ 編集 ]

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