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海舟の中で資産設計を ver2.0
2008年10月、リーマンショックのさなかからインデックスファンド中心の資産運用開始。以来7年、現在の運用資産残高1000万余(預金等含まず)。投資関係中心に語ります
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Author:安房
2008年10月、リーマンショックのさなかからインデックスファンド中心の資産運用開始。
以来7年、現在の運用資産残高1000万余(預金等含まず)。
投資関係中心に語ります

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人的資本の考え方をアピールするファンドがemaxisから登場
emaxisシリーズから、人的資本の考え方をイメージして資産配分に反映させるバランスファンドが登場します。

eMAXIS マイマネージャー

本シリーズは、想定誕生年代ごとに1970s、1980s、1990sの三本があります。
各ファンド内では、「一般的な家庭の総資産(人的資本と金融資産の合計)の変動率の触れ具合を一定に保つ」という考え方に則って配分比率が決定され運用されます。

運用開始は10月2日、信託報酬は0.54%(純資産額による逓減あり)です。



人的資本という考え方を正面から打ち出したバランスファンドは初めて見ました。

「若いうちは人的資本が大きいので金融資産で大きくリスクが取れ、年を取ると人的資本が低下して金融資本が入れ替わりに増大する。その全体のバランスを考慮すべし」というこの概念は、山崎元氏も以前から唱えていましたし、最近ではカンチュンド氏も強調しています。

ただ、本ファンドはあくまで年代別の「一般的な家計」に基づいて算定されるに過ぎません。
人的資本は本来は本人の稼ぐ能力ですから、才能や健康状態など、かなり個別的な事情によって大きく変わることがあることには注意すべきです。
その為、このファンドを買えばそれだけで理想的な人的資本と金融資産の状態が実現する、といった期待はいささか行き過ぎであると思うべきです。

ただ、そのような限界を差し引いても、金融商品としてのコンセプトの中に人的資本という概念が謳われたことは注目に値するでしょう。
このファンドは、むしろ一種の金融教育の教材として大きな意味を持ちうる商品ではないかと思います。
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emaxis | トラックバック:0 | コメント:0
[ 2017/09/15(金) 11:36 ]
[ 最終更新:2017/09/15(金) 11:36 ]

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