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Author:安房
2008年10月、リーマンショックのさなかからインデックスファンド中心の資産運用開始。 以来7年、現在の運用資産残高1000万余(預金等含まず)。 投資関係中心に語ります
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「保険のプロ」が生命保険に入らないもっともな理由 出版イベント |
後田享氏の著書「保険のプロ」が生命保険に入らないもっともな理由の出版記念イベントに参加してきました。
今回は冒頭に1時間ほどの座談会があり、その後2時間半余りひたすら飲み会でした(流れ的にはズボラ会と同様です) 座談会には、本書の出版社である青春出版社の編集者の中野氏と、本書の中で後田氏との対談相手として登場したというフリーライターの中村未来氏が登壇し、出版の裏事情や本書にかけた思い等が語られました。
座談会の内容を纏めます。
後田 対話形式だったので相手役が必要だった。そこで紹介されたのが中村氏。
ライター中村 本の中で名前を出す予定ではなかったがいつの間にか名前が出てたw 一番お金の分からんライターをということで呼ばれた
後田 この本は2015の12月に来た企画。その頃は前著の執筆で抜け殻になってて、断ろうと思ってた。 唯一あるとしたら対話形式だと思ってた。 荻原博子と小池栄子や、松本大と真鍋かおりの本などがあった。 2016に山崎元の対話形式が出たこともあり、今このタイミングならその案も通るかと。 「そうは言っても対談相手が見つかるまい」と思ったら、8月に中村氏が紹介された。何も分からない人だと紹介される。 累計8時間くらい対談して、中村氏がまとめ。どのくらいかかった?
中村 12月に書き始めて4月にできた。5ヶ月かかった
後田 私の話聞いて納得できましたか? 勝手に「納得してたようだった」と纏めちゃったけどw
中村 分かりました! もう布教できますw 対談の席で「それは違う、それは違う」と何回も言われたが、今は後田メソッドをマスターしたと思う。
後田 当初、社会保障データなど沢山あったが、削った。週末半日とかで読めるようにと思って軽くしようと。 削りすぎた影響で、ツッコミどころになってる箇所もある。
永遠の安心なんかないと思っている。そこは5月くらいに思い浮かんでた。 金に色を付けないというのが昔から思ってたところで、そこが保険の判断を誤らせるところだと思う。
中村 保険で貰えるお金が安心だと思っていたが、後田に「それは違うよ」と100回くらい言われた
後田 前著でアクチュアリーに取材したとき、「保険は演出の力で売られてる」と言われた。ストーリーを作って、「こうこうなったら保険から金を引っ張るしかない」と思い込ませている。
中村氏も、対談を文章化しているうちに、小学校の先生がよく言うような「朗読すると『読む』と『聞く』と『話す』とが一緒に起こることでよく理解できるぞ」というのが起こったのではないか。
対話形式で良かったのが、大袈裟に話せる。35年前の話とか、感覚が違う。 30年前の養老保険の満期が来たことを伝えに行ったら、満期金は20万円。「ふざけるな」といわれたが、よく考えたらスタート当時の初任給が4万とか…
今は売れてほしいw 書店で面展開とかされてるのを見るといい気になる。地に足をつけろと本の中で言ってるのに、それができてないw
参加者からの質問タイム Q 後田氏と付き合って感想は 中野 こんなに最後まで粘って改善しようとする著者は初めて見た。週末にメールのやり取りで「週明けまでに見といて」「できないよ」とかが繰り返された。最後に「見本お待ちしてます」と来たときはほっとしたw 頑張った本が売れるわけではないが適当に作って売れた本はあまりない。 中村 編集との殺伐とした雰囲気を感じさせたことは全くない。職人だなと思った。「いい本になりました」と言われて、いい仕事が出来たんだなと。
Q いろいろ業界からひどいレビューとか攻撃とかされるけど、それでも戦う意欲はどこから? 後田 戦おうという意識は実のところない。ただ人の行動・思考が不思議なだけ。癌とか給与補償とかのリスクを気にするのに、例えば地震が起こって怪我のリスクとか全然気にしない。その辺が不思議でやってるだけ。 数日前にいいネタがあったw 電話が来て、「本を書くなら勉強しなさいよ。○○社(大手生保)に恨みがあるんですか。敵を作らない方がいいですよ」とw 「もう敵はたくさんいるよ。間違ってる点があるなら教えて下さい、そのことも書きますから。今までもそうしてきた」言うと、ガチャ切りw そんな具合で、世の為人の為とかの意識は無く、個人的な興味で続いてる
Q 中村氏が普段書いてる記事は? 中村氏を編集が紹介した経緯は? 中村 SPAとかでマネー系の記事を。 中野 お金のこと知らない人、そして根性のある人ってことで真っ先に浮かんだw
Q 本書では保険は要らないという論調のようだが 後田 還元率という考え方。保険料の数割から半分くらい引かれたりする。 ただ、保険を否定する気はない。発生確率の低い事象に大きな金を用意するにはいい仕組み。不安を煽って…というのは売り方として違う。
Q 仕事やって面白かったことは 中野 自分の作った本が意外なところにあると嬉しい。嫌なのは、著者に虐められた本が売れなかったとき。著者に連絡するのもしにくくなるし、会社でも居場所がw 中村 街頭インタビューの仕事。個人的には夏が超苦手なのだが冬の方が辛かった。寒くて答えてくれない。これが将来繋がるのかなと思ったら根性云々で今日のこの仕事にw
本書はまだ未見(今回のイベント会場で初めて購入)なので、これから読み進めるところですが、どうやら素人をも「布教できる」と言わせるレベルにまで納得させるほどの説得力に富んだ本の様子です。 「戦うという意識はない」というのは些か意外でしたが、考えようによっては、業界を叩こうという結論ありきでなく純粋に知的好奇心による考察であるからこそ、業界側が焦るような本質を衝いた論考が出てくるという面もあるのかもしれません。
今回の本も内容を期待しつつ読み進めたいと思います。
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オフィスバトン(サカエ塾)
| トラックバック:0 | コメント:0
[ 2017/09/17(日) 01:41 ]
[ 最終更新:2017/09/17(日) 01:41 ]
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