さて、株の権利取りは終わってしまいましたが、9月末といえば投資クラスタにとってはもうひとつ重要な権利取りがある時期です。 それが、投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Yearの投票権です。 本イベントは、9月30日までに投資信託やETF等に関するブログを開設している人に投票権が与えられます。 その後、例年通りであれば10月末日までに設定済みの投資信託・ETFを対象に、11月中に投票、という流れになるはずです。 まだ投票権を確保するには若干の日数があります。
今回のFund of the Yearは、つみたてNISA効果もあってか、特に夏以降に既存ファンドの信託報酬引き下げ、「日本込み全世界株式」や「S&P500」などといった待望久しかったファンドの新規設定、1本で分散投資が完了するさまざまなバランスファンドの登場など、非常に混沌とした情勢にあります。 前回までは、特定のインデックスファンドシリーズやETFなどに優勝候補が最初から絞り込まれていたような面もありますが、今度ばかりは何が上位に来るのか皆目見当もつきません。 それだけに、一票の価値がこれまでになく高まることになる気がします。