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Author:安房
2008年10月、リーマンショックのさなかからインデックスファンド中心の資産運用開始。 以来7年、現在の運用資産残高1000万余(預金等含まず)。 投資関係中心に語ります
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たわらノーロードからリスク別?のバランスファンドが登場 |
たわらノーロードシリーズから、インデックスファンドの組み合わせによるバランスファンド3本がリリースされます。
詳細を確認します。
名称 | たわらノーロードバランス(堅実型) | たわらノーロードバランス(標準型) | たわらノーロードバランス(積極型) | 【参考】たわらノーロードバランス(8資産均等型) | 【参考】マイパッケージ30 | 【参考】マイパッケージ50 | 【参考】マイパッケージ70 | 【参考】三井住友DCつみたてNISA世界分散 |
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国内債券 | NOMURA-BPI | 36% | 17% | 3% | 12.5% | 55% | 35% | 15% | 15% |
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ヘッジ付き先進国債券 | シティ世界国債インデックス(ヘッジ) | 33% | 23% | 13% | - | - | - | - | 5% |
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先進国債券 | シティ世界国債インデックス | 3% | 4% | 1% | 12.5% | 10% | 10% | 10% | 20% |
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新興国債券 | JPモルガンエマージングマーケットボンドインデックスプラス | 8% | 6% | 3% | 12.5% | - | - | - | - |
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国内株式 | TOPIX | 4% | 7% | 13% | 12.5% | 20% | 35% | 50% | 10% |
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ヘッジ付き先進国株式 | MSCIコクサイ(ヘッジ) | 12% | 21% | 24% | - | - | - | - | - |
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先進国株式 | MSCIコクサイ | 0% | 6% | 16% | 12.5% | 10% | 15% | 20% | 20% |
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新興国株式 | MSCIエマ-ジングマーケット | 1% | 1% | 2% | 12.5% | - | - | - | 10% |
---|
国内リート | 東証リート指数 | 2% | 10% | 13% | 12.5% | - | - | - | 5% |
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先進国リート | S&P先進国リート指数 | 1% | 5% | 12% | 12.5% | - | - | - | 15% |
---|
国内短期金融資産 | - | - | - | - | 5% | 5% | 5% | - |
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国内 | 42% | 34% | 29% | 37.5% | 80% | 75% | 70% | 30% |
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先進国 | 49% | 59% | 66% | 37.5% | 20% | 25% | 30% | 60% |
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新興国 | 9% | 7% | 5% | 25% | - | - | - | 10% |
---|
債券 | 80% | 50% | 20% | 37.5% | 65% | 45% | 25% | 40% |
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株式 | 17% | 35% | 55% | 37.5% | 30% | 50% | 70% | 40% |
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リート | 3% | 15% | 25% | 25% | - | - | - | 20% |
---|
短期金融資産 | - | - | - | - | 5% | 5% | 5% | - |
---|
信託報酬 | 0.2376% | 0.2376% | 0.2376% | 0.2376% | 0.2376% | 0.2484% | 0.2592% | 0.2268% |
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たわらノーロードシリーズとしては初の、リスク志向別に区分したバランスファンドとなりました。 リスク別では三井住友アセットのマイパッケージシリーズとほぼ同水準のコストになっており、競争力は高そうです。
内容を見てみますと、マイパッケージシリーズとの比較においては、国内偏重を避けて地域分散が強化されている特徴が見て取れます。 また、リスク資産比率では、標準型でも8資産均等や三井住友世界分散よりも債券比率が高く、かなり保守的な感があります。長期投資を念頭に置いて経済成長享受を図ろうとするなら、個人的には今回登場の3本の中で買うなら積極型一択かな、という気がします(もとより、リスク許容度によって異なるでしょう)。 一方で、積極型に目を向けますと、地域比率は8資産均等や三井住友世界分散に比べて先進国に寄った配分になっており、時価総額などの経済規模を考慮すると一番納得いきそうです。そして、株式比率が高いため経済成長の恩恵も受けやすい(期待リターンが高い)形になっていながら為替ヘッジの比率が高く、「期待リターンを高めにしながら、為替リスクを回避している」という形になっています。リスク対比のリターンという意味では表中のファンドの中で一番面白いかもしれません。
もっとも、根本的なところで資産配分の理屈がどうなっているのか示されていないのは気がかりではあります。 目指すところが「全体のリスクを3段階に分ける」というだけなのか、それに加えて「リスク対比でリターンを高めるために配分を最適化する」ことまでを目指しているのか、他に何かの考えがあるのか、それによって将来の配分変更の有無や方法・程度についても微妙に変わってくるでしょうから、購入可否の判断にも影響を及ぼしそうです。そのあたりが判然としないのはやや困りものです。 (堅実型から標準型・積極型となるにつれて新興国比率が下がっていくという、やや直感に反する配分がなされているあたり、なにかそのあたりの戦略的思想が影響しているのでしょうから、ぜひ説明が欲しいところではあるのですが……)
とはいえ、これだけ幅広い資産クラスに、地域別・クラス別のウエイト付けをしながらこの程度の信託報酬で投資できるファンドは、個別ファンド組み合わせの手間を考えると十分に魅力的ではあるでしょう。 資産配分の理屈や配分変更の有無が分からないことで他のファンドと組み合わせた配分調整はしにくく、「このファンドと心中」という形にせざるを得ないのがつらいところですが、そこを納得の上であれば必ずしも悪い選択とも言えないように思います。
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たわら
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[ 2017/10/25(水) 00:31 ]
[ 最終更新:2017/10/25(水) 00:31 ]
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