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海舟の中で資産設計を ver2.0
2008年10月、リーマンショックのさなかからインデックスファンド中心の資産運用開始。以来7年、現在の運用資産残高1000万余(預金等含まず)。投資関係中心に語ります
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Author:安房
2008年10月、リーマンショックのさなかからインデックスファンド中心の資産運用開始。
以来7年、現在の運用資産残高1000万余(預金等含まず)。
投資関係中心に語ります

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「バラつみ投資」セミナー
「バラつみ投資」セミナーに参加予定にて書いたとおり、10月29日に実施されたバラつみ投資セミナーに参加してきました。

本セミナーは、ラクして増やそう!バラつみ投資の内容に即し、「バラつみ投資」と命名された投資手法の実践について解説するセミナーです。
以下、内容の一部を抜粋してまとめます(今後の開催に差し支えるかもしれないので全部はやめておきます)。



FPとして17年間投資相談をしてきて、「同じ姿勢で長期間投資を続けるのは難しい」と悟った。(過程で色々な誘惑に惑わされ、姿勢が変わってしまいやすい)
そこで考えた結果、バラつみ投資に至る。(「バラつみ投資」は商標登録。今後のFP人生はこれに注力する)

バラつみ投資は山登りのイメージ。
資産を積み立てていって、頂上(買付終了)が定年。そのあとは定期的に取り崩していき(下り坂)、麓まで下りてきた時点が死亡時。ここまでの一連がバラつみ投資。

投資で失敗する理由には3つある。
(1)一番いいものを探してしまう。
「米国株だけやっていればいい」と主張するブロガー
・不動産物件の紹介を受けた事例。佐原市で利回り11%などと主張する物件が出てきたという…


(2)売買のタイミングに固執してしまう。
・底で買おうとしたり、天井で売ろうとしたりする…そんなことできる?(底も天井も後にならないとわからない)
・リーマンショックのような局面でみんな逃げだした局面で、本当に買う気になる?


(3)大きなお金でい一気に買おうとする。

バラつみ投資はこれらの問題をなくす。
「悩みをなくすこと」これが大事だと17年の経験で思い至る。
「選ばない投資」(購入対象も、タイミングも)


社会のありようが30年後には大きく変わる。
現在でも高齢化により子供用おむつより大人用おむつの方が大きな市場になっていたりする。
将来にはさらに極端に、信号の時間が伸びたり音楽の流行が高齢者向けになっていたり通勤ラッシュがなくなっていたり…?
そんな様変わりを見込むと、やはり、今のうちから資金を育てて備えておくことが、いい悪いの問題でなく必ず必要になる。


主に、バラつみ投資に懸ける「思い」の部分をピックアップしました。
そのほか、バラつみの実践方法や対象ファンドなどについては、電子書籍をお読みになるなり、別途セミナーが開催されるようであれば参加頂ければと思います。

本書は電子書籍のみでの販売となっていますが、そこには、「出版業界には出版社や流通などの中抜きが多く、電子書籍でそこを飛ばすことで低コストに。出版業界は投信業界と同様に古いところがあるが、それゆえに今後変わっていく余地も大きい」との思いがあるとのことで、今後も電子書籍での著書発行を考えているそうです。
また、どこかの記事で、「電子書籍なら内容アップデートも随時配信できる」と仰っていた記憶がありますから、その意味でも面白い試みだと思います。
既に、バランスファンドのラインナップでも三井住友DCつみたてNISA世界分散<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(6資産均等型)野村つみたて6資産JP4資産均等バランスなど、低コストなインデックスバランスファンドが多数出てきていますから、これらに対する言及をした改訂もあるかもしれません。


本セミナー、そしてカン氏の相談では、「例えば、投資に回せる資産が800万円ある場合でも、積立で時間をかけて投入することを勧める」というスタンスです。
これに対し、質疑応答では、「例えば月額10万ずつ投資に回すとして、残りの790万円は遊ばせることになるのか」という質問も出ていました(私が訊きそうかも知れませんが、私ではありません)。
これに対して、「山崎元氏は一挙に投資してしまうべきだと言っており、理論的にはそれが正しい。しかし、当事務所では心理的な面も含め少しずつ積立で投入することを勧めている。その方が適しているというのが経験上の判断」とのことでした。
この点に関しては私も山崎氏の立場に与し、本書の論に賛同していない点の一つではあるのですが、未経験の初心者に抵抗感なくという点を重視するとやむを得ないところでしょうか。
少なくとも、「一括投資の方が合理的という論がある」という点を明言し、また「積立で投入するとしても、10万円×80か月、20万円×40か月など、やりやすい額と期間でやればよい」と選択肢を示し自己決定にゆだねる点は誠実と感じました。

今回のセミナーは悪天候の中でも人数は盛況でした。
ただ、参加者の年齢はぱっと見た感じ40代以降が多めだったでしょうか?
本来このセミナーから知見を得て実践に移すべきは20代・30代前半程度でしょうから、私と同等かそれより若い層が多くいてほしかったようですが、見たところそういう人はあまりいなさそうだったのが残念なところです。
(そのくらいの層は、逆にセミナーに来るまでもなく自力で個別インデックスファンドを買い付けたりする人も多いのかもしれませんが…)。

カン氏は、いうまでもなく、サムライズ勉強会で「育てなければいけない」とされていた『商品を売らないFP』の代表的存在でもあります。
今回の書籍・セミナーも、それにふさわしく、「将来の社会は激変しているかもしれない」ゆえに資産形成が必要と投資の必要性を納得させつつ、その方法論も「選ばない、できるだけ意識しない、利回りもそこそこ」という現実的な提案をしており、利益度外視の極めて真摯な啓発活動となっています。
「窓口で商品を勧められたら、『運営管理手数料何%?』って訊くと担当者の態度が変わります。素人じゃないと思われます」なんて発言もありましたね。
低コストに注意しろという文脈でして、もちろん重要な助言です。
とはいうものの、いつぞや「実質コスト」やら「トラッキングエラー」といった言葉を出した程度で警戒モードに入られたときといい、このくらいで目立つことになってしまうような一般投資家のほうもどうかとは思いますが……

今後とも、このような著書やセミナー、相談活動が行われることを大いに期待したいと思います。
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晋陽オフィス(カンチュンド) | トラックバック:0 | コメント:0
[ 2017/10/31(火) 07:00 ]
[ 最終更新:2017/10/31(火) 07:00 ]

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