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2008年10月、リーマンショックのさなかからインデックスファンド中心の資産運用開始。以来7年、現在の運用資産残高1000万余(預金等含まず)。投資関係中心に語ります
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Author:安房
2008年10月、リーマンショックのさなかからインデックスファンド中心の資産運用開始。
以来7年、現在の運用資産残高1000万余(預金等含まず)。
投資関係中心に語ります

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emaxis slimが更なる信託報酬引き下げ
emaxis slimシリーズが、11月10日からの信託報酬の引き下げを発表しています。
業界最低水準の運用コストをめざす『eMAXIS Slim(イーマクシス スリム)』信託報酬率の引き下げを実施

詳細を確認します。

名称信託報酬(改定後)従来(または予定判明済み)の最安ファンド
eMAXIS Slim 国内株式インデックス 0.17172%ニッセイ<購入・換金手数料なし>(0.17172%)
最安値同点
eMAXIS Slim 国内債券インデックス0.15012%ニッセイ<購入・換金手数料なし>(0.15012%)
最安値同点
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス0.20412%ニッセイ<購入・換金手数料なし>(0.20412%)
最安値同点
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)0.2268%たわら、iFree、【三菱UFJつみたて】(0.2376%)
最安値更新
※三井住友DCつみたてNISA世界分散ファンドと同点
eMAXIS Slim 新興国株式インデックス0.36612%ニッセイ<購入・換金手数料なし>(0.36612%)
最安値同点
※楽天バンガード(ベンチマークFTSEエマージングオールキャップ)は0.2696%





いずれのファンドも、同ベンチマークの中で最安の数字を出してきました。
ニッセイ<購入・換金手数料なし>シリーズの信託報酬引き下げは11月21日あるいは2018年2月の実施ですから、これより先行しての引き下げがなされることになります。
また、8資産均等型は、均等配分ファンドとしては積極的に最安値を更新。どのような扱いになるのか注目された三井住友DCつみたてNISA世界分散ファンドと同じ水準まで下げてきたことで、配分の異なる同ファンドも信託報酬追随対象となることが示されたようです。

emaxis slimは、10月2日に国内株式と先進国株式の信託報酬を引き下げたばかりでして、僅か1箇月余で再度の引き下げを実施することになります。
三菱UFJのような大企業で、収入に直接反映する意思決定をするのも通常であればかなり難儀なことのようなイメージがありますが、それでもここまで迅速かつ頻繁に実行してくるとは、最低水準を目指すという「一度宣言したことを守る」&「投資家の利益を実現する」ということへの不退転の姿勢を感じさせます。

このように確実に最安値追随を実施する実績、また資産配分違いである三井住友DCつみたてNISA世界分散にも追随した実績を見ると、虫とり小僧さんがeMAXIS Slim(イーマクシス スリム)シリーズの低コスト化戦略には、まだ二の矢三の矢がありそうだにて
連動指数の詳細は違えど、新興国株式インデックスの最低信託報酬が更新されたので、もちろんeMAXIS Slim 新興国株式インデックスのコストも追随しますよね、と。

この件に関しても、責任ある立場の方から(コンプライアンス上ギリギリ可能だと思われる範囲)で、前向きな回答がありました。

私には「もちろん、やるに決まってるだろ!ゴラァ!」と聞こえました。
と言及された「楽天VWOへの追随」にも、単に言葉の上だけにとどまらないかなり現実的な期待ができそうに思えます。

かように複数のシリーズの間でコストの引き下げ競争が実施されていくと、結局投資家としては、「emaxis slimでも、たわらノーロードでも、iFreeでも、ニッセイ<購入・換金手数料なし>でも、楽天バンガードでも、どれを持っていても最安値になる」というメリットを享受できるということになりそうです。
そのような信頼が成り立てば、商品選択において過度に神経をとがらせる必要もなくなり、投資に際しての間口を広げることにつながります。
そうした意味からも、最近の各シリーズでの最安値を取り合う動きは有意義なものといえます。
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[ 2017/11/08(水) 02:04 ]
[ 最終更新:2017/11/08(水) 02:04 ]

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