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Author:安房
2008年10月、リーマンショックのさなかからインデックスファンド中心の資産運用開始。 以来7年、現在の運用資産残高1000万余(預金等含まず)。 投資関係中心に語ります
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たわらシリーズからラップ型バランスファンドが登場…そこまでする必要があるのかどうか |
たわらノーロードシリーズから、顧問会社の助言によりリスク水準別にポートフォリオを編成するバランスファンドが登場します。 たわらノーロード スマートグローバルバランス
詳細を確認します。 なお、参考としてたわらノーロードバランスのデータも並べておきます。
名称 | スマートグローバルバランス(保守型) | スマートグローバルバランス(安定型) | スマートグローバルバランス(安定成長型) | スマートグローバルバランス(成長型) | スマートグローバルバランス(積極型) | 【参考】バランス(堅実型) | 【参考】バランス(標準型) | 【参考】バランス(積極型) |
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国内債券 | NOMURA-BPI | 57% | 30% | 21% | 12% | 3% | 36% | 17% | 3% |
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ヘッジ付き先進国債券 | シティ世界国債(ヘッジ) | 29% | 30% | 23% | 16% | 7% | 33% | 23% | 13% |
---|
先進国債券 | シティ世界国債 | 4% | 7% | 4% | 0% | 0% | 3% | 4% | 1% |
---|
新興国債券 | JPモルガンエマージングマーケットボンドインデックスプラス | ― | ― | ― | ― | ― | 8% | 6% | 3% |
---|
国内株式 | TOPIX | 4% | 5% | 6% | 9% | 12% | 4% | 7% | 13% |
---|
ヘッジ付き先進国株式 | MSCIコクサイ(ヘッジ) | 5% | 19% | 22% | 24% | 26% | 12% | 21% | 24% |
---|
先進国株式 | MSCIコクサイ | 0% | 1% | 6% | 12% | 18% | 0% | 6% | 16% |
---|
新興国株式 | MSCIエマージング | 1% | 2% | 3% | 5% | 6% | 1% | 1% | 2% |
---|
国内リート | 東証リート指数 | 0% | 6% | 9% | 11% | 13% | 2% | 10% | 13% |
---|
先進国リートS&P | 先進国リート指数 | 0% | 0% | 6% | 11% | 15% | 1% | 5% | 12% |
---|
国内 | 61% | 41% | 36% | 32% | 28% | 42% | 34% | 29% |
---|
先進国 | 38% | 57% | 61% | 63% | 66% | 49% | 59% | 66% |
---|
新興国 | 1% | 2% | 3% | 5% | 6% | 9% | 7% | 5% |
---|
債券 | 90% | 67% | 48% | 28% | 10% | 80% | 50% | 20% |
---|
株式 | 10% | 27% | 37% | 50% | 62% | 17% | 35% | 55% |
---|
リート | 0% | 6% | 15% | 22% | 28% | 3% | 15% | 25% |
---|
信託報酬 | 0.54% | 0.54% | 0.54% | 0.54% | 0.54% | 0.2376% | 0.2376% | 0.2376% |
---|
なお、スマートグローバルバランスの各ファンドの資産配分は、みずほ第一フィナンシャルテクノロジー株式会社からの投資助言によって決定されることとなっており、年2回見直しが行われます。
設定時点での資産配分を並べてみると、リスクの水準としては ・バランス(堅実型)は、スマートグローバルバランス(保守型)と(安定型)の間くらい ・バランス(標準型)とスマートグローバルバランス(安定成長型)とがほぼ同じくらい ・バランス(積極型)はスマートグローバルバランス(積極型)と(成長型)の間くらい といったあたりになってきそうです。
また、「バランス」は、特に資産配分の変更をするのかどうかについて明記されていませんが、「スマートグローバルバランス」は年2回、期待リターンや過去の標準偏差(リスク)実績などの定量データによって見直しを行うことが明記されており、リスクあるいはシャープレシオが長期的にある程度維持されていくことになりそうです。 定量データを用いて助言会社による助言を受けて見直すということで、見方によってはラップ運用に近いものがあるかもしれません。信託報酬0.54%(及びファンド内の実質コスト)だけでラップ運用をすると考えれば、ロボアドバイザーを用いたETFやインデックスファンドによるラップサービスよりも概ね低コストで有利ともいえるかもしれません。
このように、リスク水準が3段階しかない「バランス」よりも5段階ときめ細かく、定期的見直しによって時間経過による変化にも対応してリスク水準の調整もされるということで利便性が高まっているといえば高まっているのでしょうが、それにしても、そのために「バランス」の2倍以上にもなる信託報酬を掛けるかという疑問はあります。
また、目標としているリスク水準あるいはシャープレシオ水準が設定されているのではないかと思いますが、それが現段階では示されておらず、5本のうちのどれを選べばよいのかが判断しづらいのも難点です(今後、訂正有価証券報告書や交付目論見書などで情報が追加される可能性はあります)。
ラップ口座サービスを利用しようとする人に対案として出すのにはちょうど良いかもしれませんが、そうでないとすると、「バランス」を排除してまでスマートグローバルバランスを利用することを勧める理由があるかというと、うーん………
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たわら
| トラックバック:0 | コメント:2
[ 2017/11/10(金) 02:23 ]
[ 最終更新:2017/11/10(金) 02:23 ]
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<<SMTから欧州株配当貴族ファンドが登場! 増配世界分散インデックス投資がポートフォリオ組めるように | ホーム | emaxis slimが更なる信託報酬引き下げ>>
コメント
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この管理運用費用の設定は 同様の先発商品であるeMAXIS 最適化バランスに横並びという感じですね おそらくこれと簡単なアンケートで最適な商品を提案することで これはロボアドですというつもりではないでしょうか。
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URL | #- | 2017/11/10(金) 19:12
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Re: タイトルなし |
> この管理運用費用の設定は > 同様の先発商品であるeMAXIS 最適化バランスに横並びという感じですね > おそらくこれと簡単なアンケートで最適な商品を提案することで > これはロボアドですというつもりではないでしょうか。
たしかに同水準ですね。 あっちは目標リスクが明示されてるのに対し、こっちは何の情報もないので余計ブラックボックス感が漂います…
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URL | 安房 #- | 2017/11/11(土) 16:05
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