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2008年10月、リーマンショックのさなかからインデックスファンド中心の資産運用開始。以来7年、現在の運用資産残高1000万余(預金等含まず)。投資関係中心に語ります
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Author:安房
2008年10月、リーマンショックのさなかからインデックスファンド中心の資産運用開始。
以来7年、現在の運用資産残高1000万余(預金等含まず)。
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朝日ライフ「にぃにぃGo」がつみたてNISAに対応……って、どういう意義が…?(困惑)
朝日ライフアセットマネジメントの朝日ライフ 日経平均ファンド(愛称:にぃにぃGo)はつみたてNISA対象商品になったようです。
つみたてNISA対象商品に「朝日ライフ 日経平均ファンド」追加、区分別商品数は「8指数」型が最多

にぃにぃGoは、名称の通り日経225に連動するインデックスファンドです。
信託報酬は0.54%。国内資産インデックスファンドにおけるつみたてNISA要件の最大限度ぴったりです!

………まあ、確かに要件を満たしているに違いない以上、届け出れば受理されざるをえないわけですが…
それにしても、制度導入当初では「ぎりぎり要件を満たすようなファンドが横行するのではないか?」という危惧があった中、各社ともコスト競争を繰り広げて、今や最瀕値は上限の1/3、平均値は上限の半分になっているわけです。
そこへ、この期に及んで上限ぎりぎりのファンドを持ってくるとは…。
にぃにぃGoの販売会社のうち、SMBC日興証券とカブドットコム証券はつみたてNISA対応を発表していませんが、あとは楽天にSBIにマネックスですから、格段に低コストな商品から選び放題。とても本ファンドを選ぶ人がいるとは考えられません。
残る高木証券ですが、こちらもニッセイ日経225という嘗ての絶対王者(今は隠居の身というべきですが……)がいますから、やはり問題にもならないでしょう。
他の販売会社を開拓するとしても、少なくともつみたてNISAには多くの販売会社につみたてんとうかiFreeかたわらノーロードがあるような状況で、どう割り込めるのか…?

あるいは、当ファンドはやけに分配金を出しているようですから(大体基準価額が1万円を超えたら、超えた分を出しているような傾向)、分配金が欲しい人に訴求する狙いでしょうか?
……長期資産形成を趣旨とし、「分配金を出さない方がよい」と金融庁のガイドブックでも明記している制度で、ですか?
勿論、年1回という決算&分配回数は要件を満たし、分配金の額には制限がありませんから、こちらも形式上なんら問題はないわけですが…。




それにしても、形式的に要件だけ満たせばつみたてNISA対応として売り込めばよかろうという了見だとしたら、金融庁の政策趣旨をまるで理解していない或いは踏み躙っているというべきですが……
流石に、今後は信託報酬を引き下げてきたり、分配金を抑え目にしたり、改善を図っていくということなんでしょうね…? そう期待したいところです。

朝日ライフには、Avest-eのような評価の高いアクティブファンドがあり、これらがつみたてNISAに対応すれば面白かったと思います(ただし信託報酬の調整が必要)。
また、日経平均インデックスファンドでは、朝日ライフ DC日経平均ファンドを開放すれば、0.27%ですからそのままでも勝負になりました。
色々と可能性は持っていそうな運用会社だけに、にぃにぃGoをつみたてNISAにチョイスし、仮にそのまま何の工夫もしないということになるのであれば、極めて惜しいことをしていると思います。

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[ 2017/12/16(土) 10:27 ]
[ 最終更新:2017/12/16(土) 10:27 ]

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