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2008年10月、リーマンショックのさなかからインデックスファンド中心の資産運用開始。以来7年、現在の運用資産残高1000万余(預金等含まず)。投資関係中心に語ります
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Author:安房
2008年10月、リーマンショックのさなかからインデックスファンド中心の資産運用開始。
以来7年、現在の運用資産残高1000万余(預金等含まず)。
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楽天・米国高配当株式(楽天VYM)が登場。高配当戦略の積立が可能に
楽天投信から、米国高配当株式に投資するインデックスファンドが登場します。

名称:楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド
ベンチマーク:FTSEハイディビデンド・イールド・インデックス
スキーム:バンガード米国高配当株式ETF【VYM】に投資するファンドオブETFs
信託報酬:0.1296%+ETF0.08%程度=0.2096%程度
設定日:平成30年1月10日
販売会社:楽天証券、マネックス証券、SBI証券





楽天バンガードシリーズを構成する4本目のファンドは「楽天VYM」となりました。
VYMは楽天バンガードシリーズの次なる候補としてネット上でも以前から推す声が高く、先日のブロガー懇談会でも要望が出ていたところでしたが、こんなにも早く出てくるとは。(既に準備万端整っていたのでしょう)

これまで、インデックスファンドとしては、増配戦略ではSMTやFunds-iから出ていたものがありましたが、高配当戦略は恐らく初となります。
ETFでも、国内株式では何本かありましたが、外国株では事実上ありませんでした(iシェアーズ 米国高配当株ETF-JDR(モーニングスター配当フォーカス)がありましたが、人気が出ず上場廃止手続き中です)。
今回、積立や金額指定が可能な投信形態で高配当戦略が取れるようになり、有意義な投資の幅が広がります。

FTSEハイディビデンド・イールド・インデックスは現段階では金融庁の指定インデックスではないので、つみたてNISAには当面対応不可ですが、もとより現行NISAや課税口座で投資するには十分考慮に値するファンドと言ってよいでしょう。iFree S&P500より低コスト、MSCIコクサイ連動の最安値とも遜色ない程度ですから、コアとしても十分使うに堪えます。
長期的資産形成に好適なのは間違いないですから、個人的には、増配系指数ともども指定インデックスへの追加があってもよいような気はします。
もっとも、指定インデックス追加がなくとも、5年経過して純資産残高と純流入回数とが要件を満たせばアクティブ枠でつみたてNISA対応は可能であり、またその程度のポテンシャルはあるでしょう。


楽天バンガードは、シリーズ理念としてつみたてNISAによる資産形成の支援を強調していることがあります。
しかし、今回、すぐにはつみたてNISA対応ができない商品を出したことは興味深い事態です。
これにより、楽天バンガードが本丸と位置づけるのは「つみたてNISA」ではなく「資産形成」の方である(つみたてNISAはあくまでその道具の一つに過ぎない)ことが明瞭になったといえます。
巷間には、たいして特徴もないのに「つみたてNISA向け」という看板だけ付けてアピールしようとしているのではないかという気にさせられるファンドや運用会社も散見される中、そういう安直な姿勢とは一線を画していると評しては言い過ぎでしょうか。
もとより、このような姿勢は歓迎するものであり、今後ともつみたてNISAの枠にとらわれない優良な新商品の開発に期待したいと思います。
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楽天バンガード | トラックバック:0 | コメント:0
[ 2017/12/22(金) 12:44 ]
[ 最終更新:2017/12/22(金) 12:44 ]

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