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2008年10月、リーマンショックのさなかからインデックスファンド中心の資産運用開始。以来7年、現在の運用資産残高1000万余(預金等含まず)。投資関係中心に語ります
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2008年10月、リーマンショックのさなかからインデックスファンド中心の資産運用開始。
以来7年、現在の運用資産残高1000万余(預金等含まず)。
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ドイチェETFバランスファンドが早速信託報酬引き下げ
ドイチェからセゾンGBFのライバルのファンドオブETFs登場にて紹介した、ドイチェETFバランスファンド(愛称:プラチナコア)が、信託報酬の引き下げをしています。
1月12日付有価証券届出書にて記載されています。

本ファンドは、アイルランド籍ETF「db x-トラッカーズ MSCIワールド・インデックス UCITS ETF (DR)」に50%、ルクセンブルク籍ETF「db x-トラッカーズII バークレイズ・グローバル・アグリゲート・ボンド UCITS ETF」に50%の比率で投資するバランスファンドです。
今回の信託報酬引き下げは、後者のETFにおいて経費率が引き下げられた(0.3%以下→0.15%)ことによるものです。
これにより、本ファンドの信託報酬は、ETF部分を含めて0.4988%程度から0.4238%程度に下がっています。

なお、これと併せて、販売会社にも従来からあったSBI証券・楽天証券に加えてマネックス証券が増えています。



本ファンドは、12月15日に運用開始となったばかりですが、1箇月にして早くもコスト引き下げとなっています。
ドイツ銀行グループのdb-xシリーズというETFがどの程度コスト引き下げに熱心なのか、あまりフォローしていなかったシリーズなので正直よく分かっていませんが、「ETFのコスト引き下げの恩恵をダイレクトに享受する」というファンドオブETFsの強みが早速表れた格好です。
ファンド運用開始間もない段階でこのようなコスト低下が起こったことは、アピール要因としての効果が大きくなるかもしれません。

株式・債券それぞれについて、「日本」と「その他の国」がきちんと時価総額比率で配分されているという点において、本ファンドは意外に貴重な存在です。
同様の資産配分のファンドはセゾンバンガードグローバルバランスファンドがあるくらいですが、今回のコスト引き下げにより、本ファンドがコスト面での優位性をさらに広げました。

もとより、FoF全般に通じる問題として、ETFの経費のほかにファンド内部でも信託報酬がかかるという二重構造の問題があり、本ファンドはファンド内部で0.2538%という決して薄くない信託報酬があることから、<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)のような均等配分型バランスファンドの最安値水準まで比較対象に入れるとかなり厳しいものがあります。
とはいえ、本ファンドのアセットアロケーションの独自性を鑑みると、本ファンドの存在、そしてそれが早々とコストを引き下げてより投資家に有利になったことは、なお意義が大きいものと言って差し支えないでしょう。
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ドイチェ | トラックバック:0 | コメント:0
[ 2018/01/13(土) 03:36 ]
[ 最終更新:2018/01/13(土) 03:36 ]

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