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2008年10月、リーマンショックのさなかからインデックスファンド中心の資産運用開始。以来7年、現在の運用資産残高1000万余(預金等含まず)。投資関係中心に語ります
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Author:安房
2008年10月、リーマンショックのさなかからインデックスファンド中心の資産運用開始。
以来7年、現在の運用資産残高1000万余(預金等含まず)。
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iFreeからかなり変化球のファンドが6本…iFreeのブランドに照らして大丈夫なのか?
超低コストインデックスファンドシリーズとして知られていたiFreeシリーズから、かなり趣向を変えたファンドが登場するようです。
詳細を確認します。

名称種別投資対象詳細販売手数料信託報酬運用開始信託期限
iFreeNEXT FANG+インデックスインデックス米国株式
NYSE FANG+インデックス
フェイスブック、アップル、アマゾン、ネットフリックス、グーグル、アリババ、バイドゥ、エヌビディア、テスラ、ツイッター
※四半期ごとに等金額にリバランス
現時点でなし0.7614%平成30年1月31日平成40年1月28日
iFreeNEXT NASDAQバイオテクノロジー・インデックスインデックス米国株式
NASDAQバイオテクノロジー指数
NASDAQ市場上場のバイオ・医薬品セクター0.783%
iFreeActive ゲーム&eスポーツアクティブ日本含む世界株式ゲーム及びeスポーツ関連銘柄
当該テーマ関連の売上高及び売上比率などを勘案して10~20銘柄程度
最大1.08%1.1988%
iFreeActive EVアクティブ日本含む世界株式電気自動車関連銘柄
当該テーマ関連の売上高及び売上比率などを勘案して10~20銘柄程度
1.1988%
iFreeActive エドテックアクティブ日本含む世界株式教育関連銘柄
当該テーマ関連の売上高及び売上比率などを勘案して10~20銘柄程度
1.1988%
iFreeActive チャイナⅩアクティブ日本含む世界株式中国ニューエコノミー(ITと既存産業との融合による高付加価値化した産業)関連銘柄
当該テーマ関連の売上高及び売上比率などを勘案して10~20銘柄程度
1.1988%平成30年3月30日




見ての通り、インデックス型の2本も含めてテーマ型の色彩が濃く、、信託報酬水準や信託期限の設定など、もはや同じiFreeの名を冠していても別物の色彩が強い印象になっています。
設定されているテーマについては、教育やゲームがやや珍しい一方、電気自動車のように今現在のブーム真っ盛りなものもあり微妙な印象。
また、いずれも銘柄数からしてかなり集中投資のリスクを取っており、ボラティリティがかなり高めになりそうな気がします。

インデックスとされている中では、FANG+という10銘柄から成るインデックスは「まさに今勢いのある銘柄」といった感じで、果たしてこれをインデックスと称してよいものなのかどうか…(あまり分散が効いているとも思えませんし)
NASDAQバイオテクノロジーインデックスの方は、ヘルスケアセクターへの分散投資としてそれなりに見どころがありそうです。ただ、そうはいってもこのコストはネックになりそうで、例えば楽天VHTなんてのが出てきたら(VHTはディフェンシブ投資としても人気がありますから、今後楽天バンガードシリーズへの登場は否定できません)、信託報酬は0.1296%+0.10%=0.2296%と予想されるわけで、もしそうなったらさすがにこのiFreeNEXTのコストでは厳しそう。

さらに、いずれのファンドも10年程度で償還してしまい、テーマを信じたとしても長期的に託することはできなくなってしまいます。


iFreeシリーズの「Free」とは、手数料フリーという意味が含まれていたものです。
公式サイトでも、「Free&Low」「Simple&Easy」と、購入時手数料無料・低信託報酬のシンプルなインデックスファンドとしての商品性を押してきたところです。さらに、資産分散や時間分散のシミュレーションツールを用意して、長期継続・資産分散の戦略と結び付けてきました。
それが、今回の登場ファンドは、販売手数料を取る可能性があり、信託報酬も低廉とは言えず、長期投資に不向きなテーマ型、さらにファンド自体が短期間で償還してしまい長期投資を許さない、などなど、(NextやらActiveやらがくっついているとはいえ)同じiFreeを冠しながら今までのコンセプトとかなり食い違っています。
果たして、iFreeブランドのイメージへの影響がどうなるのか、少々気がかりです。
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[ 2018/01/17(水) 02:18 ]
[ 最終更新:2018/01/17(水) 02:18 ]

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