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海舟の中で資産設計を ver2.0
2008年10月、リーマンショックのさなかからインデックスファンド中心の資産運用開始。以来7年、現在の運用資産残高1000万余(預金等含まず)。投資関係中心に語ります
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Author:安房
2008年10月、リーマンショックのさなかからインデックスファンド中心の資産運用開始。
以来7年、現在の運用資産残高1000万余(預金等含まず)。
投資関係中心に語ります

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SPDR ETFの対談記事
SBI証券にて、S&P500連動ETFであるSPYの上場25周年を記念した対談が掲載されています。
ステートストリートのコリンズ取締役(マーケティング・ETFビジネス担当)と、竹川美奈子氏とが参加されています。
【特集】SPY25周年対談!ETFの歴史を切り拓いたSPYとETF市場の発展!

対談の中では、米国最初のETFの開発までの苦労譚や、そこから現在の巨大ETFに成長するまでの経緯が、投資家による使われ方の変遷なども踏まえて分かりやすく引き出されています。

米国でもETFはまだ初登場から25年と、意外に歴史が浅いものです(日本が平成の御代になってからの登場!)
その中でも、トレーディング用のツールから機動的な投資の為のツール、そしてポートフォリオ組成用のツールへと役割が変遷していった歴史が描かれています。
日本のETFも、原油や金、あるいはブルベアといった投機向けの色合いが濃いETFが幅をきかせていたところ、最近になって野村NEXT FUNDSが内外の株式&債券&リートを揃えてきたというあたり、若干似た展開を示しており、果たして同様にETFの活用が市民権を得ていくのか興味深いところです。




また、ポートフォリオツールとしてのSPDR ETFに関連してコリンズ氏が
そこで、当社は2017年10月には、「超低コストポートフォリオETFシリーズ」を米国で発表しました。例えば、SPDR® ポートフォリオ 新興国株式ETF(SPEM)は経費率を0.59%から0.11%に引き下げたことで、新興国株ETFのカテゴリーでは最低コストになりました(SSGA調べ)。日本でも「超低コストポートフォリオETFシリーズ」の取り扱いを拡充していく予定です。

という発言をしている点、注目せずにはいられません。
ポートフォリオETFシリーズは、登場時に当ブログでも紹介した通り、バンガードやiシェアーズをも凌ぐ低コストで、基本資産クラスもサテライトも揃えることができるシリーズです。
しかし、これまでのところ国内ではSPEM(新興国株式)が購入可能なのとEXE-iつみたてシリーズの中にFoFとして組み込まれていた以外は取扱がありませんでした。
今回、ETF担当取締役という立場の人物から、日本での取扱拡大を明言されたのは、コスト競争の構図をサテライトまで含めて再び大きく塗り替える可能性があるという意味で、極めて大きな期待を抱かされます。
その形態が、直接買付けが可能になるというものであれ、楽天バンガードのようなスキームであれ(その場合、パートナーはやはりEXE-iのSBIアセットでしょうか? それともステートストリート日本で自前?)、実現をみた場合にはインパクトは計り知れません。

本対談では、コリンズ氏はアメリカでも日本同様に個人投資家ブロガーがETFの活用法に関して大きな役割を果たしていることにも言及していますし、
金融庁も言っているように、成功の実例が身近に増えてくれば、徐々に意識も変わってくるのではないでしょうか。「つみたてNISA」や「iDeCo(個人型確定拠出年金)」など、資産形成を支援する制度も整備されてきましたし、いい商品も手に入れやすくなってきています。私は日本に26年住んでいますが、今とても魅力的な環境にあると思います。そして、それはETFにもプラスに働くと考えます。
と、日本の投資制度の整備にも注目する発言をしています。
日本での取扱拡大を口にするのも、このように知見ある個人投資家が有効活用する能力・ニーズ・環境が揃ってきているゆえでしょう。
私も個人投資家・ブロガーの一人として、是非優良な商品の利用や情報発信に努め、投資環境の一層の改善に繋げて行きたいと思います。
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外国株・ETF | トラックバック:0 | コメント:0
[ 2018/02/15(木) 18:29 ]
[ 最終更新:2018/02/15(木) 18:29 ]

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