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海舟の中で資産設計を ver2.0
2008年10月、リーマンショックのさなかからインデックスファンド中心の資産運用開始。以来7年、現在の運用資産残高1000万余(預金等含まず)。投資関係中心に語ります
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Author:安房
2008年10月、リーマンショックのさなかからインデックスファンド中心の資産運用開始。
以来7年、現在の運用資産残高1000万余(預金等含まず)。
投資関係中心に語ります

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インカム重視のSMT日米インデックスバランス、繰上償還提案……
SMTインデックスシリーズを構成するSMT日米インデックスバランス・オープンが、繰上償還のための書面決議を提案する旨発表されています。
2018年03月16日 「SMT 日米インデックスバランス・オープン」信託終了(繰上償還)(予定)のお知らせ

当ブログで本ファンドの登場を報じたのが2017年の2月8日。僅か1年ちょっとで繰上償還を報じる記事を書くことになろうとはこの世の無常を感じざるを得ません。




本ファンドは、登場時の記事で書いたように、株式部分が配当貴族インデックスで構成されるという、インカムゲイン重視の戦略なのかと推測されるユニークな構成でした。
しかし、あまりにもユニークすぎたのか、また日米2箇国だけというのがリスク分散の面で不十分と嫌われたのか、純資産は最盛期でも2500万円程度、足元では1600万円と不振を極めています。

SMTを含め、大抵のインデックスファンドシリーズはファミリーファンド形式を採用しているため、ファンド自体の純資産が小さくてもマザーファンドが十分な規模があれば特に運用に支障はなく、そうそう繰上にはならないものですが、本ファンドの場合は米国国債インデックスマザーファンドというのが他に適格機関投資家専用のファンドしかない状態でしたので、マザーファンド自体が小規模でした。機関投資家向けファンドが大口解約されたらもう運用がおぼつかないレベルです(同マザーファンドの資産は、機関投資家ファンド1億9500万円程度、本ファンド400万円程度だったようです)。
このような事情があったために、比較的償還の判断がしやすい状況だったのではないかと思います。

オーソドックスな資産のマザーファンド(数多くのベビーファンドがぶら下がっているもの)のみを利用しているファンドであれば、必ずしも簡単に償還するということもないのではないかと思いますが(なにしろ長期投資を前提とする低コストインデックスファンドだけに、償還となればブランドイメージにも傷がつきます)、それにしてもSMTレベルの低コストインデックスシリーズにまで償還の事例が出てきたことは、ファンドの継続性に関するリスクも決して見逃してはならないことを思い出させられます。
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[ 2018/03/19(月) 04:05 ]
[ 最終更新:2018/03/19(月) 04:05 ]

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