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Author:安房
2008年10月、リーマンショックのさなかからインデックスファンド中心の資産運用開始。 以来7年、現在の運用資産残高1000万余(預金等含まず)。 投資関係中心に語ります
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EXE-iグローバル中小型株式ファンドがつみたてNISAに対応。つみたてNISA内でのオールキャップ型のポートフォリオの選択肢が一挙に拡大! |
金融庁のつみたてNISA対応商品一覧にて、EXE-iグローバル中小型株式ファンドが6月22日より追加されています。
本ファンドは、FTSEグローバルスモールキャップインデックスを参考指標とする、ファンドオブETFs形態の商品です。 イメージ的にはインデックスファンドですが、このインデックスはつみたてNISAの指定インデックスには含まれていませんでした。 指定インデックスの亜種を連動対象とするファンドは、「為替をヘッジする」「特定の国を除く(例えば、MSCIワールドから日本を除いたMSCIコクサイ連動のファンド)」といったパターンは認められていたものの、本ファンドのように「特定の規模で抽出する」というパターンは認められていません。 従って、指定インデックスであるFTSEグローバルオールキャップインデックスの亜種インデックスファンドとしてではなく、アクティブファンド枠でのつみたてNISA対応となっています。 アクティブファンド枠でつみたてNISA対応するには、「5年以上の運用」「純資産50億円」「決算において純流入となった回数が多い」という要件が課せられていますが、本ファンドは2013年5月に設定されたことから丁度運用年数の要件を満たすに至ったところであり、他の要件も満たしていたために今回の追加が可能となりました。
本ファンドがつみたてNISA対応になった事で、つみたてNISA内部で全世界オールキャップ型のポートフォリオを構築する選択肢が一挙に拡大しました。
従来は、小型株を含めた投資をしようとすると、FTSEグローバルオールキャップ指数を連動対象とする楽天VTかEXE-iつみたてグローバル(中小型含む)株式ファンドを利用するしかありませんでした。 emaxis slimやニッセイ<購入・換金手数料なし>をはじめとする、MSCI ACWI・MSCIコクサイを連動対象としたファンドを利用すると、MSCIのメソドロジーによれば、スタンダードインデックスとして時価総額の上位85%±5%のみが組入れられているに過ぎません。 従って、それより下位にいる小型株式は捨てざるを得なくなっていました。
一方、FTSEのメソドロジーによりますと(21-22頁)、時価総額の上位86%より上の銘柄はラージキャップもしくはミッドキャップに分類されることになります。スモールキャップ指数の範囲は、上位86%から98%程度の約12%幅となります(ただし、分類変更に際してバッファもあるため、正確にこの通りとは限りません)。 従って、今回この指数を参考指数とするEXE-iグローバル中小型株式ファンドが利用可能になったことで、emaxis slimやニッセイを利用しながら、小型株部分もほぼ補完して全世界オールキャップ型のポートフォリオを構築することが可能になりました。(厳密には、MSCIの小型株とFTSEの小型株が完全一致するとは限りませんが、組入れ基準から見ると重なる部分が大きいはず) 「emaxis slimやニッセイを使いたかったが、捨てる部分が出てきてしまうのは惜しい」と思っていた向きには朗報と言っていいでしょう。
具体的には、「国内株式+MSCIコクサイ+MSCIエマージング」およそ85~90%に対し、EXE-iグローバル中小型株式15~10%を組み合わせることで、全世界のオールキャップ型ポートフォリオ(擬似VT)が完成することになります。 私もSBI証券で開設している確定拠出年金の中ではそのような組み合わせを実行しています。 つみたてNISAでそのようなポートフォリオを組む場合のポートフォリオ案は、全世界株式ポートフォリオ案の記事に反映させておこうと思います。
もとより、中小型株式の比率を本来の時価総額比率より変化させる(楽天VTを持ちつつ、中小型株式をもっと増やしたいなど)戦略も取れるようになります。 「小型株効果」と称する、小型株を持つことでパフォーマンスが向上すると考える説を支持する場合は、それに基づく戦略を非課税で実行できるわけで、喜ばしい事ではないかと思います。
つみたてNISA内での戦略に幅が広がることになった今回のラインナップ追加に感謝したいと思います。
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exe-i
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[ 2018/06/25(月) 00:26 ]
[ 最終更新:2018/06/25(月) 00:26 ]
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