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海舟の中で資産設計を ver2.0
2008年10月、リーマンショックのさなかからインデックスファンド中心の資産運用開始。以来7年、現在の運用資産残高1000万余(預金等含まず)。投資関係中心に語ります
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Author:安房
2008年10月、リーマンショックのさなかからインデックスファンド中心の資産運用開始。
以来7年、現在の運用資産残高1000万余(預金等含まず)。
投資関係中心に語ります

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emaxisがslimで対抗値下げする一方で、アクティブなファンドをNEOとして投入。ブランドとしての一貫性は気になる
なんとなく記事にするのが遅れてしまいましたが、emaxis slimシリーズのうち3ファンドが信託報酬の値下げを発表しています。
業界最低水準の運用コストをめざす『eMAXIS Slim(イーマクシス スリム)』信託報酬率の引き下げを実施

詳細は以下の通り。
名称ベンチマーク信託報酬(改定後)従来(予定判明済み)の最安ファンド
emaxis slim先進国株式インデックスMSCIコクサイ0.11772%ニッセイ<購入・換金手数料なし>(0.11772%)
※最安値同点
※参考:EXE-iつみたて先進国株式は0.1155%程度
emaxis slimバランス(8資産均等型)8資産均等の合成ベンチマーク0.17172%ニッセイ<購入・換金手数料なし>(0.17172%)
※最安値同点
emaxis slim新興国株式インデックスMSCIエマージング0.20412%ニッセイ<購入・換金手数料なし>(0.20412%)
※最安値同点
※参考:EXE-iつみたて新興国株式は0.1948%


いずれも7月25日からの改定となります。
言うまでもなく、ニッセイの引下げに対応してきたものです。新興国株式ではニッセイは7月13日に引き下げているので2週間弱での追随、先進国株式と8資産均等はニッセイが8月21日予定ですから逆に先行する形になりました。
ここまで素早く対応してくるのは見事ですし、確かにネット専売・紙資料無しという形態でしか無理でしょう(紙の目論見書を印刷して販売会社に送る手間など考えても…)。
ニッセイとともに有言実行の姿勢で受益者に利益を還元するのは素直に高く評価したいと思います。


一方で、emaxisシリーズからは新たなファンドの登場も発表されています。
投資のインフラに“革新”をプラス インデックスファンド『eMAXISシリーズ』に『eMAXIS Neo(イーマクシス ネオ)』を追加
『eMAXIS Neo 遺伝子工学』『eMAXIS Neo ロボット』『eMAXIS Neo 宇宙開発』の設定について

「NEO」と称して、特徴的な指数に連動するインデックスファンドを設定するそうです。
詳細を確認します。
名称ベンチマーク信託報酬
emaxis NEO 遺伝子工学Kensho Genetic Engeneering Index0.7776%
emaxis NEO 宇宙開発Kensho Space Index0.7776%
emaxis NEO ロボットKensho Robotics Index0.7776%

いずれも8月6日設定、販売会社はSBI証券・楽天証券・マネックス証券です(SBIのみ7日から)。

耳慣れないベンチマークが登場していますが、これは「企業の開示資料などの膨大な文献を自動的に処理すること等を通じて、第4次産業革命の原動力となる技術群(テーマ)に沿う銘柄を選定する」ものだそうです。
要するに、紛れもないテーマ型ファンドでして、その銘柄選定をAIに任せているというもののようです。
正直言ってこれをインデックスファンドと称してよいものかどうかはかなり疑問を感じますが、テーマ型としては相当に低廉なコストであり、他のテーマ型ファンドの存在意義を脅かすものと認めて差し支えないでしょう。
形式上、指数という形に落とし込んでおり、これに追随する運用をする以上、インデックスファンドと呼ばざるを得ないのは確かです。
それにしても、指数そのものが「AIでの文章分析によるテーマに沿った銘柄選別」による以上、各企業の書類の作り方やAIの挙動(どう具体的に銘柄分析するのかは謎に包まれています)によっては、毎期かなり大きな銘柄異動が生じる可能性も否定はできず、指数そのものがかなりアクティブなものになりそうな印象です。
少なくとも、インデックスではあっても「パッシブな投資」とは称しかねるところでしょう。


それにしても、今までと相当違う方向に舵を切ってきたことには驚きを禁じえません。
emaxisの紹介ページでは、
emaxisとは「資産運用のベーシック・ツール」。
主要資産に投資を行い長期投資にふさわしいラインアップ。
と謳っています。
emaxisのfatも、slimも、この理念に違わず「幅広く分散された銘柄を長期に持つ」オーソドックスなインデックスファンドを提供してきました。
そこへ、この特定のテーマに絞ったファンド、銘柄の分散が限られたものになって特定テーマのリスクを負い、銘柄入れ替えなど運用コストも嵩みそうなファンドの登場です。
「幅広い品揃え」「ご自身の投資スタイルに応じて、使い方は自由自在」という宣伝文句からは、このようなファンドを入れる余地も認める余地がある事はあるでしょうが、それにしても、運用スタイルとして相反するくらいに懸け離れている代物です。
これを同じemaxisの名のもとに纏めてしまうのは、シリーズ全体のコンセプトの一貫性の点でかなり問題が出てきそうです。
iFreeにNEXTやActiveが出てきた例にしてもそうですが、「そもそもこのブランドってどういう意味のシリーズだっけ?」という点が一貫性を保っておらず何でもかんでも入ってしまっていると、顧客がシリーズを理解し難くなり、イメージの向上を抑制することになるのではないか、かなり気になります。


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emaxis | トラックバック:0 | コメント:2
[ 2018/07/22(日) 02:29 ]
[ 最終更新:2018/07/22(日) 02:29 ]

<<丸井グループがtsumiki証券を発表。 ……「資産形成を支援」に果たしてなるのかどうか、微妙な仕様 | ホーム | SBIアセットの新ファンドで「定率払出」が実現の方向へ第一歩か…但し、当該ファンド自体は微妙>>

コメント
たわらの様子がおかしくなってきたのも、たわらplusが出たあたりからでしたね。
社内の抵抗勢力がこのようなものを作らせてしまうのでしょうか。
URL | binboinvest #- | 2018/07/22(日) 06:45 [ 編集 ]

Re: タイトルなし
> たわらの様子がおかしくなってきたのも、たわらplusが出たあたりからでしたね。
> 社内の抵抗勢力がこのようなものを作らせてしまうのでしょうか。
まあ抵抗勢力が作るにしては低い信託報酬(利幅が薄い)ですから、どういう意図があるのかってのは割と微妙ですが…AI運用をやって可能性を見せたかっただけ、なのかなぁ…
にしても、なにもemaxisのブランドでやってシリーズのピントをボケさせんでも……新しいブランド名でやる分には面白い挑戦にはなるかもしれんのだし…
URL | 安房 #- | 2018/07/24(火) 23:26 [ 編集 ]

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