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海舟の中で資産設計を ver2.0
2008年10月、リーマンショックのさなかからインデックスファンド中心の資産運用開始。以来7年、現在の運用資産残高1000万余(預金等含まず)。投資関係中心に語ります
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Author:安房
2008年10月、リーマンショックのさなかからインデックスファンド中心の資産運用開始。
以来7年、現在の運用資産残高1000万余(預金等含まず)。
投資関係中心に語ります

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SMTがテーマ型投信としてロボティクス株式ファンドを設定
SMTインデックスシリーズから、ロボティクス&オートメーション関連株式のファンドが登場します。

詳細を確認します。
名称ベンチマーク信託報酬設定日
SMT MIRAIndex ロボFactset Global Robotics & Automation Index0.756%2018年10月19日


なお、販売会社には三井住友信託銀行しかなく、事実上未定であるものと思われます。



iFree Active、emaxis Neoに続いて、SMTからもテーマ株型のシリーズが登場してきました。
本ファンドは、emaxis Neo ロボットに続いてのロボティクス関連であり、競合ファンドと言って差し支えない存在です。
もっとも、テーマこそ共通でありインデックスファンドとして運用するという点も同様であるものの、商品特性は相当に異なるものになりそうです。
すなわち、emaxis NeoのKensho指数は「開示資料をAIに読み込ませて対象銘柄を選別する」という手法であるのに対し、本ファンドのFactset指数は「売上の50%超がロボット関連(オートメーション関連を含む)事業から得られている企業の中から、売上総利益÷総資産の上位50銘柄」というあくまでも客観的な数値基準でのベンチマーク作成となります。
必ずしもどちらが良い悪いという予想は今のところできませんが、開示資料の自動読み込みという手法よりは数値基準の方が、銘柄の採否やウェイトの設定が安定しそうな気もします(AIの挙動次第ですが、企業実態が同じでも開示資料の書き方次第で採否やウェイトがかなり変わってきそうなのに対し、財務指標をベースにするのであればそうそう企業実態との乖離もないでしょうしあまり急激に顔ぶれが変わったりもしないでしょう)。
その結果、銘柄入れ替えやウエイト調整などによる売買コストはemaxis Neoよりも本ファンドの方が抑えられる…かもしれません(emaxis neoだってあまり過激に売買することにならないよう工夫はしているとは思いますが)。

また、現時点での指数の構成を見てみますと、どちらもアメリカが圧倒的ですが、それ以外の国ではemaxis Neo(8月月報)がイスラエル・オランダ・スイス・イギリス・スペインという顔ぶれなのに対し、Factsetの指数(7月末現在)ではフランス・韓国・中国・アルゼンチンとなっており、かなり指数の内容が異なっていることが窺えます。


それにしても、ここへ来てテーマ型という分野で競争が起ころうとは意外な展開ではあります。
テーマ型に投資するということ自体、「既に話題になっているテーマの銘柄に投資する(=高値掴みの危険、長期投資としての継続可能性の懸念)」「銘柄分散が制約される(実際、ロボティクスでは本ファンドで50銘柄、emaxis neoで8月末現在34銘柄)」などといった難点があり、投資の可否や投資比率などにおいてかなり慎重になる必要があります。
それを前提にしつつも、テーマ型という分野においても低コスト化が進展すれば、特定の分野に期待を掛けたい向きにとってはより有利な条件での投資が可能になりますから、悪い事ではありません。
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SMT | トラックバック:0 | コメント:0
[ 2018/10/10(水) 02:04 ]
[ 最終更新:2018/10/10(水) 02:04 ]

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