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2008年10月、リーマンショックのさなかからインデックスファンド中心の資産運用開始。以来7年、現在の運用資産残高1000万余(預金等含まず)。投資関係中心に語ります
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Author:安房
2008年10月、リーマンショックのさなかからインデックスファンド中心の資産運用開始。
以来7年、現在の運用資産残高1000万余(預金等含まず)。
投資関係中心に語ります

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楽天VTが損保ジャパン日本興亜DC証券で取り扱い開始。年金で全世界分散低コスト投資が普及?
楽天VTが、11月1日から販売会社に損保ジャパン日本興亜DC証券を追加しています。

楽天・全世界株式インデックス・ファンド

損保ジャパン日本興亜DC証券は、その名の通り確定拠出年金を専門に取り扱っている業者です。
個人型では自社で独自に運営管理機関としてプランを持っているほか、損保ジャパン日本興亜アセットマネジメントのプランの事務も受託しています。
その他、企業型も勿論運営しています。
SOMPOグループ統合報告書によりますと、2018年3月末現在で加入者数は28万6千人となっています(個人型・企業型併せてでしょう)。




損保ジャパン日本興亜DC証券の個人型確定拠出値金プランでは、従来のラインナップはTOPIXのインデックスファンドが信託報酬0.6696%、MSCIコクサイが0.864%、MSCIエマージングが0.594%などと、まさに目を覆いたくなるような有様でした。
損保ジャパン日本興亜AMのプランに至っては、インデックスファンドが皆無であり、債券ファンドとJリートのファンドを除いてほぼ全て1.0%超という体たらく。

もしこうしたお世辞にも長期投資に向かない高コストラインナップの中に、楽天VTのような低コストで全世界に1本で分散投資できるファンドが登場するとすれば革命的というに相応しい出来事と言っていいでしょう。

尤も、個人型プランのラインナップに未だ楽天VTの名前が無いところをみますと、もしかすると企業型だけでの提供になるのかもしれません。
それにしたところで、損保ジャパン日本興亜グループともなれば保険事業を通じて企業に食い込む機会は多いわけですし、このようなファンドを備えていれば各企業に運営管理機関として採用(新規あるいは乗り換え)してもらうための大きなアピールポイントとなり得るでしょう。長期投資に向いた低コストのファンドとして加入者に対する忠実義務に資すること大、と訴えることができます。

企業年金連合会の統計によれば、3月末現在での確定拠出年金の加入者は個人型・企業型合計で730万人を超えており、損保ジャパン日本興亜DC証券の28万6千人という数字はあまり存在感が大きいとは言えなさそうな状況です。
しかし、このファンドが加わることで若干状況を変えることができるかもしれません。
何より、加入者(特に自分で機関やラインナップを選ぶ余地の無い企業型)において、コスト水準を一気に下げることができる上に最大限広く分散できる本ファンドが俎上に上ってくることは計り知れない利益がありそうです。

損保ジャパン日本興亜グループ外である楽天投信のファンドを新規採用するのは、損保ジャパン日本興亜DC証券にとってはややつらいところかもしれませんが、それだけの意義はある行動であったと思います。
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楽天バンガード | トラックバック:0 | コメント:0
[ 2018/11/01(木) 23:55 ]
[ 最終更新:2018/11/01(木) 23:55 ]

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