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Author:安房
2008年10月、リーマンショックのさなかからインデックスファンド中心の資産運用開始。 以来7年、現在の運用資産残高1000万余(預金等含まず)。 投資関係中心に語ります
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迷走感も感じる、ステートストリートMAシリーズの米国社債ファンド再設定 |
ステートストリートから、米国社債(1-10年)に投資するインデックスファンドが設定されます。
ステート・ストリート米国社債インデックス・オープン2
本ファンドは、楽ラップ専用シリーズである「MA(マルチアセット)シリーズ」の構成ファンドとなります。 ブルームバーグ・バークレイズ米国社債(1-10年)インデックス(Bloomberg Barclays US Intermediate Corporate Index)に連動するという、社債に特化するタイプの珍しいインデックスファンドです。 尚、同インデックスに連動する商品としては米国上場ETFにSPDR® ポートフォリオ米国中期社債 ETF 【SPIB】が存在しています。 信託報酬は0.2916%です。
ところで、本ファンドは「2」という名称が付いていることからも分かる通り、過去に1度設定されていながらなぜかいつの間にか償還されたファンドの再登場バージョンです。 11月に償還して翌年1月に再登場という、なかなか忙しない話です。そもそも、楽ラップの登場自体が2016年ですから、その歴史の短さの割にただならぬ有為転変の激しさです。
 10月末以降(ほぼ旧ファンド償還以降の期間)のSPIBの株価を円換算したものと、MAシリーズの先進国債券系のファンドとをグラフにしたものです。 米国社債と先進国債券、ドル円ヘッジの有り無しの差で運用経過にかなり違いが出ていたことが分かります。 楽ラップは、入出金時に目標資産配分に近づくように売買を行い、自動リバランスも行い、更に定期的に資産配分の見直しも行うことで、資産配分の最適化を行う事を売りにしているサービスです。 ところが、上記のSPIBのグラフで分かるような固有の値動き・固有のリスク&リターンを持つ「米国社債ヘッジ無し」という選択肢が一時的に排除されてしまったことで、最適化の計算やオペレーションに影響を及ぼしたかもしれません。ヘッジ無し米国社債の組み入れが最善だったはずなのに、それがなかったために他のファンドの組み入れを余儀なくされた…という事象が起こった可能性もあります(起こっていないかも知れませんが)。 楽天証券の都合なのかステートストリートの都合なのか分かりませんが、僅かな期間だけこのような影響を投資家に与えることになった事は理解に苦しみます。「顧客本位の業務運営」の観点からどう考えるのでしょうか?
また、個人での運用であれば、ヘッジ無し米国社債が自分のポートフォリオの中で必要だと考えている場合、ファンドが償還されてもSPIBに乗り換えるなどといった手段が取れましたが、ラップの中でこのような動きがされるとそれも困難です(ラップの中での資産配分をコントロールできない以上、ラップの中と外との合わせ技でどうにかするのにも限度がある)。 関連業者の都合によって自分のポートフォリオに強制的に異動を及ぼされてしまう可能性があるという、ラップ口座の難点が表出した格好です。
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ステートストリートMA
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[ 2019/01/10(木) 02:40 ]
[ 最終更新:2019/01/10(木) 02:40 ]
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