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海舟の中で資産設計を ver2.0
2008年10月、リーマンショックのさなかからインデックスファンド中心の資産運用開始。以来7年、現在の運用資産残高1000万余(預金等含まず)。投資関係中心に語ります
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Author:安房
2008年10月、リーマンショックのさなかからインデックスファンド中心の資産運用開始。
以来7年、現在の運用資産残高1000万余(預金等含まず)。
投資関係中心に語ります

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#foy2018 波乱含みも、上位陣は納得の結果に
Fund of the Year2018の結果発表が1月13日に開催されました。

まずは実況を纏めます。





今回はひふみシリーズがベスト10から落ちた事、そして前回覇者の楽天VTが9位と一挙に順位を下げた事などが波乱と呼ぶにふさわしい結果となりました。
前者については、投票期間に運用成績が特に奮わなかったことから票が離れたのではないか、というのが概ねの観測のようです。ただ、そのような一時の「風」による理由だとすると、まさに投票者コメントにあった「劣化しているのはファンドなのか受益者なのか。貴方はなぜこのファンドを保有しているのですか?」という批判にも向き合わなければならなくなるでしょう。これから受益者の真価が問われそうです。
後者については、実質コストが高いと騒がれた事が一因にあるようです。ただ、コストに関しては「運用報告書にも出ないコスト(相対取引の価格に織り込まれてしまっている執行コスト)」などの問題があるそうですから、やや気の毒な面はあります。また、楽天投信としても今後専用サイトの開設など、開示において改善を図るようですから、今後に期待というところでしょうか。

一方で、emaxis slim3本とニッセイ外国株式・楽天VTIで占められたトップ5については極めて納得のいくところです。
楽天VTIは勿論バンガード系統ですから「アットコスト」の本家本元。ニッセイも「収益が上がったら、それに合わせて投資家に還元する」ということですから、身を削って闇雲にやっているわけではなく、あくまでも実際掛かっているコストをベースにしている。emaxisも、「ここまでなら下げられる」というラインを予め決めているという事を過去のブロガーミーティングで話しており、これもファンド内・運用会社内でのコストをベースとして引き下げを検討していることは明白。要するに、全部「アットコスト」の考え方が根本にあると考えてよさそうです。
このような、ある意味透明性のある基準でコスト引き下げをしている(特に、ニッセイはほぼその時点で下げられる限界という事でしょう)ということは、裏を返せば、まさに私が投票時のコメントで述べたとおり、「他の(もっと高いコストを取る)運用会社はいかに投資家の利益をむしり取っているのか」という事になるわけです。
余談ながら、ニッセイ外国株式への投票コメントとして書いたこれが会場で読み上げられたのにはたまげました(^^;
その後会う人会う人に熱いコメントと言われ、まあ話のタネにはなったのですが。

その意味で、これらのファンドが上位を完全に占めたという事は、いかにコストの透明性が意識され、その高低が投資家自身の利益に直結することが認識されてきているようになっているかの表れだと思います。
恐らく、今後ともこの流れは止まるとは考え難いですが、その意識が明確となった画期だと言ってよいのではないでしょうか。
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Fund of the year | トラックバック:0 | コメント:0
[ 2019/01/14(月) 03:24 ]
[ 最終更新:2019/01/14(月) 03:24 ]

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