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海舟の中で資産設計を ver2.0
2008年10月、リーマンショックのさなかからインデックスファンド中心の資産運用開始。以来7年、現在の運用資産残高1000万余(預金等含まず)。投資関係中心に語ります
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Author:安房
2008年10月、リーマンショックのさなかからインデックスファンド中心の資産運用開始。
以来7年、現在の運用資産残高1000万余(預金等含まず)。
投資関係中心に語ります

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三菱UFJ国際投信の直販がスタート。「紛れ」の余地がほぼ無く、間違えようのない運用チャネルとして推薦できる場に
3月1日より、三菱UFJ国際投信のファンド直販事業mattocoがオープンし、口座開設申し込みが開始しました。
~お子さまの未来の選択肢を広げる「学資投資」をご提案~投資信託のインターネット直接販売サービスを提供開始「三菱UFJ 国際投信ダイレクト(愛称:mattoco)」

モーニングスターでも紹介されています。
三菱UFJ国際投信、3月1日からネット直販「mattoco」の提供開始

既にブロガーミーティングなどで直販事業については予告されており、いつどのような内容でスタートするか期待が持たれていました。
今回明らかになったサービス内容は、概して予想から大きくずれないものと思います。

商品のラインナップは、emaxis slimシリーズとemaxis最適化シリーズ。それに、直販向けと予想された「これぞ、日本株」と称するアクティブファンド。これらで全てです。
推していくのかな、という気もしないでもなかったemaxis Neoは入っていませんし、emaxis fatや況やシリーズ外の高コストファンドなども含まれていません。
アクティブが1本含まれているのはいるのかどうかやや疑問ですが、それを除けば概ね業界最安値水準でのインデックス運用手段だけを提供するという格好になっています。
この割り切った商品提供により、利用者としては高コストゆえに不利な商品、あるいは何らかの予想を元にアクティブリスクを取りに行く商品などをそもそも視野に入れることもなく、基本に則った「長期・分散・低コスト」の資産形成を実践することができることになります。
これがSBI証券や楽天証券をはじめとした大手ネット証券になりますと、もちろん超低コストインデックス商品も豊富に扱っているものの、他方で超高コスト商品や投機的な商品もまた豊富に取り扱っており、要らざる目移り・戸惑いを生む恐れもなしとしません。この点ではmattocoに優位があるという見方も成り立つのではないかと思います。
そういう意味では、今後、資産形成を考えている人に勧めるべき口座開設先として、mattocoを第一選択とするということにしてもよいかもしれません。

三菱UFJ国際投信での直販に対しては、信託報酬の値引きやポイント付与といった実利面でのメリットを期待する声もありましたが、残念ながら、現段階では恒常的な制度としてはアナウンスされていません。
ただ、開業記念キャンペーンとして、口座開設キャンペーン及びつみたて応援キャンペーンが実施されることになっています。
このうち、つみたて応援キャンペーンは最大で購入額に対し1%の還元(10000円×3回購入でPonta100ポイント、30000円×3回購入で900ポイント、50000円×3回購入で1500ポイント)と、楽天証券における楽天カード積立並みの還元率を見せています。
Pontaの運営母体であるロイヤリティマーケティング社は三菱グループですからポイント付与プログラムの実施は比較的やり易そうで、さすがに「購入額の1%」が続くというわけには行かないでしょうが(キャンペーンの意味がなくなってしまいます)、付与率をある程度下げた上で購入額に対するポイント付与の継続は否定できません。楽天カード積立に比べて、「特定のクレジットカードの保有を必要としない」という利便性があるわけですから、多少ポイント付与率が低くても勝負にはなる余地があるでしょう。
仮に付与率を購入額に対し0.5%としても、emaxis slim先進国株式の信託報酬の5年分を先に吐き出すことになってしまいます。そのようなことが恒常的に許せるかという議論はあり得ます。
ただ、同じようなことが楽天グループにできて三菱グループにできないとも思えません。また、恐らくサービスの趣旨としても5年と言わず10年・20年と長期的な継続保有をしてもらうことを目指しているわけですから、その通りになればトータルで利益になってきます。それだけ継続保有してもらうためにあの手この手で投資教育・啓発もしていくことでしょう。軽々な売却・撤退を戒める教育自体はいずれにせよ行うべきものと言えます。
それらを考えると、一概にこの程度のポイント付与が非現実的とも言い切れないと思います。

また、もちろん継続保有残高に対するポイント付与に切り替えていく方策もあり得るでしょう。この場合、「販売会社の取り分」を原資にすると考えれば、先進国株式で0.04%程度の還元が可能になります。この場合、SBI証券のマイレージと勝負になる水準と思われます。
いずれにせよ、取扱商品そのものが薄利を極める水準ですから、さすがに開業記念キャンペーンと恒常的なポイント付与(または値引き)とを同時期に並行実施することは無理があったでしょう。そういう意味で、キャンペーン期間終了後の動きに期待しておきたいと思います。



mattocoは、リリースやモーニングスター記事の中で「学資投資」なるフレーズを提案しています。
また、オウンドメディアとして「mattoco Life」を開設し、お金や仕事の話を分かりやすい記事として様々に情報発信していく。まずは、投資を始めていない現役世帯向けに「学資投資」という考え方を提案する。「資産形成のきっかけのひとつに、子どもが生まれたので、子どものために学資を用意するということがあるが、これまでは、この分野には『学資保険』しかなかった。学資保険のお金を増やす機能の魅力が薄れてきているので、投信を使った長期の積立投資で学資を準備することを考えていただきたい」(土肥氏)と、子どもの教育に関する様々なコンテンツを積極的に発信していく考えだ。

(モーニングスター)

実際には、mattocoのウェブサイト上では学資に限らない様々な目標設定ができますし、目標金額やそこに向けた積立額の設定自体も自由に弄れますから、学資云々というのは長期的資産形成の目標の典型例・象徴例の一つとして挙げられたにすぎないとも考えられ、過度に意識する必要もないのではないかと思います。
とはいえ、学資をその例として挙げ、学資保険を比較対象として挙げることにしたのは金融リテラシー教育として面白い選択だと思います。
学資保険というのは、保障機能というよりは掛金累計に対する返戻率に強く着目される商品であるというところからすると、預金あるいは債券(別に投信でもよいですが)の「薄皮饅頭」的な性質を持ちます。そうなると、盲目的に学資準備の第一選択とされる傾向もありながらも実際には預金やリスク資産積立などと(リスクや利回りの特性が異なりつつ)相互に代替的な選択肢に過ぎず、その中で「リターンも限定的(コストが高いと捉えてもよい)」「長期運用としては信用リスクや物価変動リスク・金利リスクを取っている」という、意外に中途半端な位置にあると言えます。低コスト投信という選択肢を基に、絶対視されやすかった学資保険という商品の長所短所を相対化して、選択肢の一つでしかないという位置づけを認識させることは、(「投信で学資を準備」というのを結論として是とするかどうかは措くとしても)それ自体生活者の意識改革として有益です。
もとより、いつまでもターゲットを学資とし学資保険だけを仮想的とする必要もない事で、今後新たなテーマ設定がオウンドメディア内などでなされていくことにはなろうかと思いますが、学資保険と同様に一般生活者が常識と思っている事を覆していくような(「不都合な真実」を覆すような)意欲的なテーマに期待したいと思います。


mattocoには、投資人口の拡大及び知見の普及において今後の展開次第で大きな期待を掛けていけると思っています。
ひとまず、私も口座開設して資金を入れ、(開業記念キャンペーンのポイントを貰いつつ)幾分かでも支援をしていきたいと思います。
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販売会社 | トラックバック:0 | コメント:0
[ 2019/03/02(土) 03:40 ]
[ 最終更新:2019/03/02(土) 03:40 ]

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