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Author:安房
2008年10月、リーマンショックのさなかからインデックスファンド中心の資産運用開始。 以来7年、現在の運用資産残高1000万余(預金等含まず)。 投資関係中心に語ります
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とうとう受益者還元型信託報酬が発動 |
7月8日、emaxis slim先進国株式が純資産残高500億円に達し、受益者還元型信託報酬の発動条件が満たされました。
これにより、500億円超過部分には税抜き0.0949%の料率が適用されることになります。 あくまで500億円を超えた部分だけが対象なので、全体としては限られた影響しかないことに留意は必要ですが、それを差し引いても現状で既に国内最安の手数料からさらに一歩進む、画期的な出来事です。
公式サイトでもリリースが出ました。 『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』純資産残高500億円突破に伴い業界最低水準よりも低い信託報酬率を適用
限られたインパクトであるとは言っても、もちろん、今後純資産残高が500億円を大きく超えていけばそれだけコスト低下の効果は逓増していきます。気が早いですが1000億円を超えれば尚更です。
このファンドへの資金の流入という、投資家自身の主体的な選択と行動によってコスト低下の加速を起こすことができる格好です。(相場変動による影響も受けますが…) 投資家自らコスト低下ができるという意味では、コスト低下が結局は運用会社の意思任せになるニッセイ<購入・換金手数料なし>シリーズを含むあらゆる競合商品に勝る武器が備わったとも言えます。
また、このファンドを選ぶ機会を確保している販売会社功績も忘れてはならないでしょう。emaxis slimシリーズは、そもそもの販売会社の取り分が薄いばかりでなく、運用会社の意思一つでそれを更に薄くできる建付けであると言いますから、そのような商品をわざわざ販売している販売会社の覚悟のほどが知れます。
従来の投信販売のステレオタイプは、『販売会社は分かっていない客に高コストの商品を売り込み、客は何だか分からないうちに言われるがまま買い込み、売り手側や作り手側はこれに味を占め更に高コスト化を進める』といったような図ではなかったかと思います。 今起こっていることは、まさにこれと正反対の事象であり、歴史的にも特筆してよい節目かも知れません。
また、カンチュンド氏のブログにおいて、個人的には、 純資産額が一定規模に達するまで 「コストをゼロ、もしくはマイナス」にしてくれる サービスより、
純資産額が一定規模以上になれば、 「コストをディスカウント→ ゼロに近づけてくれる」サービスのほうが、
ファンドを作る側、保有する側双方に ウィン・ウィンになると思う次第です。 と指摘していますが(買ったETFから手数料がもらえる?(史上初のネガティブ・フィー・ファンド!))、まさにこの「双方にウィン・ウィンになる」状態が実現しようとしていることになります。 あるいは、この点ではアメリカより先に行ってしまっているのでしょうか?
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emaxis
| トラックバック:0 | コメント:0
[ 2019/07/08(月) 21:45 ]
[ 最終更新:2019/07/09(火) 12:36 ]
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