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海舟の中で資産設計を ver2.0
2008年10月、リーマンショックのさなかからインデックスファンド中心の資産運用開始。以来7年、現在の運用資産残高1000万余(預金等含まず)。投資関係中心に語ります
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Author:安房
2008年10月、リーマンショックのさなかからインデックスファンド中心の資産運用開始。
以来7年、現在の運用資産残高1000万余(預金等含まず)。
投資関係中心に語ります

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つみたてNISA 全世界株式時価総額比率ポートフォリオ比較(2019/8/16現在)
ほぼ10ヶ月ぶりぶりにつみたてNISA向け全世界株式ポートフォリオを更新します。
emaxis slimとニッセイの信託報酬低下が相次いでおり、結構様子が変わっているかと思います。
emaxis slimの全世界株式ファンドの信託報酬引き下げが8月7日に施行されたので、それを踏まえての更新です。

20年の長期運用となると、基本的には企業経済活動による利益を享受し続ける株式での運用が主眼となります。
また、資産配分としては時価総額の比率が一つの有力手法と考えられています。
つみたてNISAでのポートフォリオ案としてご検討ください。



全世界株式ポートフォリオ案
候補信託報酬
橙色は消費増税後
信託報酬
中小型株式込み)
橙色は消費増税後
長所短所
emaxis slim全世界株式(3地域均等型)30%+emaxis slim先進国株式インデックス70%0.1144044%
→0.116523%
0.14680374%程度
→0.14929455%程度
中小型株を含まなければ最安
各クラス(バランス・国内・先進・新興)ごとに最安を標榜しており、継続的に引き下げが期待される
【課税口座の場合】国内籍ファンドから直接各国株式を買うので、税制改正により多重課税の解消が見込まれる
個人型確定拠出年金にも対応(SBI証券セレクトプラン)
2ファンドの組み合わせなので、自動的には比率が保てない
emaxis slim組み合わせ(国内株式10%+先進国株式80%+新興国株式10%)0.1218456%
→0.124102%
0.15312876%程度
→0.1557367%程度
各クラス(国内・先進・新興)ごとに最安を標榜しており、継続的に引き下げが期待される
【課税口座の場合】国内籍ファンドから直接各国株式を買うので、税制改正により多重課税の解消が見込まれる
個人型確定拠出年金にも対応(マネックス証券、SBI証券セレクトプラン)
3ファンドの組み合わせなので、自動的には比率が保てない
ニッセイ<購入・換金手数料なし>組み合わせ(国内株式10%+先進国株式80%+新興国株式10%)0.1218456%
→0.124102%
0.15312876%程度
→0.1557367%程度
ファンドの規模拡大に応じたコスト引き下げを公言しており、継続的に引き下げが期待される
【課税口座の場合】国内籍ファンドから直接各国株式を買うので、税制改正により多重課税の解消が見込まれる
個人型確定拠出年金にも対応(マネックス証券)
3ファンドの組み合わせなので、自動的には比率が保てない
雪だるま先進国株式ファンド90%+雪だるま新興国株式ファンド10%0.12343%程度
→0.1249%程度
先進国の中小型株式まで含める形で信託報酬が最安
組入れETFでのコスト低下の恩恵を受ける
新興国の中小型株が組み入れられていない(EXE-i中小型を足すと先進国が重複する)
2ファンドの組み合わせなので、自動的には比率が保てない
FoFによる近似ポートフォリオなので、乖離は免れ難そう
【課税口座の場合】米国籍ファンド経由で第三国へ投資する形態なので、税制改正によっても多重課税が排除できなさそう
emaxis slim全世界株式(オール・カントリー)0.1296%
→0.132%
0.15972%程度
→0.16245%程度
中小型株を含まなければ単一ファンドとしては最安
単一ファンドで全世界株に投資できるため、比率調整を考える必要がない(放置可能)
最安コストを標榜しており、継続的に引き下げが期待される
【課税口座の場合】国内籍ファンドから直接各国株式を買うので、税制改正により多重課税の解消が見込まれる
小型株を入れようとすると2ファンドの組み合わせなので、自動的には比率が保てない
たわらノーロード全世界株式0.1296%
→0.132%
0.15972%程度
→0.16245%程度
中小型株を含まなければ単一ファンドとしては最安
単一ファンドで全世界株に投資できるため、比率調整を考える必要がない(放置可能)
【課税口座の場合】国内籍ファンドから直接各国株式を買うので、税制改正により多重課税の解消が見込まれる
最安や継続的コスト引き下げを標榜しているわけではないので、コスト低下に置いていかれる可能性はある
小型株を入れようとすると2ファンドの組み合わせなので、自動的には比率が保てない
emaxis slim全世界株式(除く日本)90%+国内株式インデックス10%0.13176%
→0.1342%
0.161556%程度
→0.16432%程度
国内株式に最安ファンド(現状ではemaxis slimまたはニッセイまたはiFree)を利用すれば楽天VTに比べて信託報酬が低い
各クラス(バランス・国内・先進・新興)ごとに最安を標榜しており、継続的に引き下げが期待される
【課税口座の場合】国内籍ファンドから直接各国株式を買うので、税制改正により多重課税の解消が見込まれる
個人型確定拠出年金にも対応(SBI証券セレクトプラン)
2ファンドの組み合わせなので、自動的には比率が保てない
雪だるま全世界株式ファンド0.15%程度
→0.152%程度
中小型株式まで含む単一ファンドとしては信託報酬が最安
組入れETFでのコスト低下の恩恵を受ける
単一ファンドで中小型株まで含まれる
1本の購入で済み、比率調整を考える必要がない(放置可能)
個人型確定拠出年金にも対応(SBI証券セレクトプラン)
FoFによる近似ポートフォリオなので、乖離は免れ難そう
【課税口座の場合】米国籍ファンド経由で第三国へ投資する形態なので、税制改正によっても多重課税が排除できなさそう
野村つみたて外国株90%+国内株式インデックス10%0.1998%
→0.2035%
0.21939%程度
→0.223225%程度
国内株式に最安ファンド(現状ではemaxis slimまたはニッセイまたはiFree)を利用すれば楽天VTに比べて信託報酬が低い
【課税口座の場合】国内籍ファンドから直接各国株式を買うので、税制改正により多重課税の解消が見込まれる
2ファンドの組み合わせなので、自動的には比率が保てない
つみたてんとう(三菱UFJつみたて)シリーズ組み合わせ(国内株式10%+先進国株式80%+新興国株式10%0.22896%
→0.2332%
0.244176%程度
→0.24847%程度
店頭での取り扱いがある(多数の販売会社)
【課税口座の場合】国内籍ファンドから直接各国株式を買うので、税制改正により多重課税の解消が見込まれる
emaxis slimと異なり、最安コストに追随するわけではない
3ファンドの組み合わせなので、自動的には比率が保てない
楽天VT0.2196%程度
→0.222%程度
単一ファンドで中小型株まで含まれる
組入れETFでのコスト低下の恩恵を受ける
単一ファンドなので、ベンチマーク追随の確度は高そう
1本の購入で済み、比率調整を考える必要がない(放置可能)
個人型確定拠出年金にも対応(楽天証券)
【課税口座の場合】米国籍ファンド経由で第三国へ投資する形態なので、税制改正によっても多重課税が排除できなさそう
SSGA全世界株式インデックスファンド0.5184%
→0.528%
0.4902%程度
→0.49905%程度
単一ファンドなので、ベンチマーク追随の確度は高そう
1本の購入で済み、比率調整を考える必要がない(放置可能)
店頭販売もある(中国銀行、東北銀行)
【課税口座の場合】国内籍ファンドから直接各国株式を買うので、税制改正により多重課税の解消が見込まれる
信託報酬が極めて高い

※中小型株式込み:「候補」欄のファンド85%に対し、EXE-iグローバル中小型株式ファンドを15%組み合わせた場合の信託報酬。(但し、雪だるまシリーズ・楽天VTを使用する案を除く)


emaxis slimとニッセイが先進国株式を税抜0.1%割れ水準まで下げてきたり、emaxis slimの全世界株式3兄弟が税抜0.12%まで下げてきたことなどが相まって、一挙にemaxis slimまたはニッセイを使ったプランが最安の地位を奪っています。
雪だるまシリーズは、「先進国+新興国」のプランだと新興国中小型が含まれないという中途半端な状態での最安値をキープしているにすぎず、「全世界」なら1本で済むという強みはあるものの乖離を気にするとどうだろうか…という、やや中途半端な立ち位置に追いやられている感があります。

SSGAはあまりにもコストが懸け離れている上、「国内投信でMSCI ACWI連動」というスキームが重なるemaxis slimが出てきてしまったことから、敢えて購入する合理的な理由がますますもって乏しくなってしまいました。

複数ファンド組合せであるか単一ファンドであるか、ファンド内での投資スキーム如何ほか、コスト以外の差異もありますので、直ちには信託報酬の多寡がトータルでの優劣をそのまま決するとは限りません。
長所・短所を考え合わせたうえで投資戦略を練る必要があります。

楽天VWOは、つみたてNISAに対応していそうでまだ対応していません。
主につみたてNISAの買付に向けた表ということで、現段階では除かせていただいています。
対応することになったらまた表を更新しようと思います。

※表中青字の多重課税に関する部分は、課税口座で買付を行った場合、あるいは満期もしくは任意による課税口座への払出をした後に関係してくる話となります。
今般の税制改正において議論されるのは、「『日本の課税』と『外国の課税』が重なる場合」に調整措置を講ずるものであり、投資信託がNISA口座内にある間は日本の課税がない(従って重複課税はないとみなされる)ので、特段の調整措置は講じられません。
尚、外国同士の重複課税(「外国の課税」と「別の外国の課税」とが重複する場合)にも、調整が講じられない可能性がありますから、その限りで、外国籍ファンド経由か国内籍ファンドからの直接買付かで差が出てくる可能性はあります。
いずれにせよ具体的な制度設計は未確定ですので、注意深くフォローが必要です。

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つみたてNISA向け全世界株式ポートフォリオ | トラックバック:0 | コメント:0
[ 2019/08/17(土) 17:04 ]
[ 最終更新:2019/08/17(土) 17:04 ]

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