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2008年10月、リーマンショックのさなかからインデックスファンド中心の資産運用開始。以来7年、現在の運用資産残高1000万余(預金等含まず)。投資関係中心に語ります
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Author:安房
2008年10月、リーマンショックのさなかからインデックスファンド中心の資産運用開始。
以来7年、現在の運用資産残高1000万余(預金等含まず)。
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Fund of the Year2019 投票内容報告
さて、Fund of the Year2019の投票期間は11月30日をもって満了しました。

投票報告の記事にて予告しておいた通り、投票内容を改めて報告します。



<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド 2ポイント
設定来ほぼ全ての期間に相当する60箇月の間、継続して資金流入超過を継続するという、金字塔というに相応しい業績を達成した。
受益者への利益還元を旨とする意思表明と実践を絶えることなく継続していなければ達成できなかった記録と思われる。
昨今は競争環境の激化も著しく、厳しい状況に置かれているとは思われるものの、「監査報酬や指数利用料などあらゆるコストの見直し・還元を図る」との言明は今後のコスト低下継続への期待を抱かせる。
また、「受益者還元を継続していけば受益者からの支持を得られる」という事を実績をもって示したことによって、競合他ファンドへの模範となる存在になったとも言える。

emaxis slim先進国株式インデックス 1ポイント
コスト低下の継続により支持を集め、受益者還元型信託報酬の発動に至るまでになった。
これ以後は「本ファンドを買えば買うほど自動的にコストが下がっていく」という構図となり、低コストファンドを支持する直截なメリットを投資家に与えている。投資家教育的な効果としても面白い。
競合ファンドが登場した際に、一度社内でのコストを見直す時間を取ってから信託報酬を引き下げたという経緯も、競争余力をきちんと確保してからの応戦という事で、「やっていけなくなり償還…というのは一番避けなければならない」という責任感の表明と合わせて受益者に安心感を与えた。(このときに確保した余力をもって、まだ暫くはコスト引き下げは可能?という期待感も持てる)
ブロガーミーティングにおける運用現場見学など、インデックスファンドに関する生の知見を公開する企画も投資家の見識を深めてくれている。

emaxis slim米国株式(S&P500) 1ポイント
競合ファンドの登場に際し、4割以上の信託報酬引き下げ(0.150%→0.088%)を断行。
その過程でS&Pに指数使用料の引き下げを認めさせたという経緯があり、信託報酬低下の原資を作る努力が伝わるとともに、本ファンド・本シリーズの目指す趣旨をS&Pに理解させた事・理解されるほどのものであったという事も偉大。

emaxis slim全世界株式(オール・カントリー) 1ポイント
日本を含む全世界に1本で投資ができる。信託報酬も投票日時点で0.1144%と、かのVTの0.09%も視界に入るところまで来ている。
投資対象、コスト水準、さらに常に国内最低コストを目指すという点を合わせ、あらゆる投資家の1本目の商品として位置づけられてしかるべき商品。


以上となります。
誰が見ても業界のツートップであるニッセイとemaxis slimの両シリーズに対し、単独ファンドとしてはニッセイに2ポイントを与え、シリーズとしてはemaxis slimに3ポイントを与えるという、なんとも玉虫色の投票となっております。
尤も、今回は「両シリーズの顔を立てる(!)」という不純な目的を抜きにしても、ニッセイ外国株式の打ち立てた記録を考えると他ファンドより特に篤く顕彰する理由があると思います。

今回投票した4ファンドは、(特殊な運用理念や新機軸な運用手法への関心を前提としない)初心者を含めた層に資産形成手段として自信を持って勧められるかという点からはまさに右に出るもののないラインナップではないかと思っていますが……果たして投票結果はいかに。
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Fund of the year | トラックバック:0 | コメント:0
[ 2019/12/02(月) 07:30 ]
[ 最終更新:2019/12/02(月) 07:30 ]

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