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2008年10月、リーマンショックのさなかからインデックスファンド中心の資産運用開始。以来7年、現在の運用資産残高1000万余(預金等含まず)。投資関係中心に語ります
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Author:安房
2008年10月、リーマンショックのさなかからインデックスファンド中心の資産運用開始。
以来7年、現在の運用資産残高1000万余(預金等含まず)。
投資関係中心に語ります

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10年間信託報酬ゼロのインデックスファンドが登場!
野村アセットマネジメントから、期間限定で信託報酬無料を謳うインデックスファンドが登場します。
つみたてNISA向け信託報酬率0%投資信託「野村スリーゼロ先進国株式投信」の設定について
つみたてNISA新商品のお知らせ「野村スリーゼロ先進国株式投信」

詳細を確認します。

名称ベンチマーク信託報酬現在(または予定判明済み)の最安ファンド
野村スリーゼロ先進国株式投信MSCIコクサイ0%(※)ニッセイ<購入・換金手数料なし>、emaxis slim(0.1023%)
※当初期間においては最安値更新

(※):設定から2030年12月31日まで。それ以降は0.11%以下(リリースによれば、同種ファンドの中で業界最安水準を目指して決定)

設定は3月16日、販売会社は野村證券です。なお、野村證券においてはつみたてNISA専用の取り扱いとなるとされています。



10年間の期間限定とはいえ、信託報酬無料という衝撃的な商品です。
つみたてNISA向けという事で、非課税期間に相当する20年間保有するとすると、無料期間が明けた後の10年は信託報酬が掛かりますが、仮に現段階での最安値である0.1023%として0.05115%20年間トータルでの信託報酬に引き直すと実質的に年率0.05115%(10年後に消費税率が上がっていたらもう少し高くなりますが…)の信託報酬が掛かるものと考えてもよさそうです。
なお、つみたてNISAでの投資という特性上、10年間の無料期間をフルに享受できるのは総投下資金のうちごく一部に限られます。資金全体に対するコストという観点では、もう少し高コストになる事には注意が必要です。


なお、10年後からの信託報酬も、最安値を目指すと標榜しており、その公約が守られるなら長期に保有することも安心してできます。
ファンドの運用もFunds-i外国株式と同じマザーファンドに投資するものですから、トラッキングエラーや実質コストについて過度に心配する必要もなさそうです。

これは来年分のNISAから(今年は既に枠を使ってしまっているので)、野村證券に乗り換えることも真剣に検討しようか、そう考えたくなってしまいます。
………などという意向を持つ人もかなり出てくるでしょうから、SBI証券や楽天証券としても当ファンドを取り扱いたいところかもしれません(販売会社の信託報酬もゼロですから、さすがにどうか分かりませんが…)。そうした要望が出てきた場合、野村アセットマネジメントは応じるのかどうかは気になるところです。同様に野村證券のつみたてNISA向け目玉商品として登場したはずの野村つみたて外国株投信も他社での取り扱いはされましたから、本ファンドも可能性は否定できませんが…。

また、本ファンドは野村證券においてはつみたてNISA専用と謳われており、実際にも野村つみたて外国株投信などは一般NISAや課税口座での取り扱いは野村証券では未だにされておりません。従って、本ファンドもまた同様になることが予想されます。しかしながら、「<野村の「人生100年パートナー」宣言>をし、世代を超えてお客様に選ばれるパートナーとなることを目指しており…」などと大見得を切っておきながら僅かにつみたてNISAの40万円×20年しか資金を受け入れないというのでは如何にも看板倒れというものでして、やはり課税口座などでの更なる買付・資産形成にも対応してもらいたいものです。(本当に顧客の資産形成を支援する気がどこまであるのか、そのリトマス試験紙と考えてよいでしょう)
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野村スリーゼロ | トラックバック:0 | コメント:0
[ 2020/02/26(水) 04:08 ]
[ 最終更新:2020/02/26(水) 04:08 ]

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